ボホール・アロナビーチ2007 夏 
ログ No.11
【ダイビングポイント情報
・パングラオ島エリア1 】


ポイント地図

 基本的にどこもリーフエッジ(-7m)からショートドロップ(-15m〜30m)、その下はなだらかな砂地という構成です。ポイント毎に壁のハードコーラルやソフトコーラルの構成が少しずつ違い、このコーラルの構成とドロップの深さによって居る魚が少しずつ違うようです。ポイントは海からビーチに向かって右手から並べてみました。

(アルコポイント No.10)

ウツボ ボートで20分くらいのやや遠いポイント。次のBBC前のちょっと向こうです。壁のソフトコーラルがすごくきれい。  穴にはダークショルダースネークイールサビウツボが同じ穴のムジナ(ウツボ!)になってたり、大きなシモフリタナバタウオがいたりして面白かったです。

↑写真はダークショルダースネークイールとサビウツボがぎゅうぎゅうに穴に入っている様子(夫撮影)。ゴールデンモレイ(黄色くて目が青いウツボ)とか暗いところの穴にいるウツボは夫のコンパクトデジカメの方が得意ですね。

シモフリタナバタウオ

↑写真は題して「見返り美人」。
普段はシャイなシモフリタナバタウオがポーズを取ってくれました。

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(BBC前 No.10の横)

穴 ボートで10分ほどのこのポイントはボホール・ビーチクラブという大きなリゾートの前にあるポイント。緑色のハードコーラル、ナンヨウキサンゴが森のように立ち並び、独特の景観を作っています。また、穴(→撮影by夫)もあったりして地形的にも面白いです。ここにもシモフリタナバタウオが居ました。

ジプニー ジプニーが2台沈んでいて(←撮影by夫)、魚礁になっています。このジプニーの下には初めて見たクリーナーパイプフィッシュ(又はJanss' Pipefish)というヨウジウオ系の魚が住んでいますが、暗いジプニーの下をふらふらと行ったり来たりするのでこれの写真を撮るのは至難の業。renaさんは逆立ちしてライトを当ててくれていたのですが、私のカメラではなかなかフォーカスをあわせられず、苦労しました。

↓renaさん、Janess' Pipefish、何とか写ってました!!

Janss' pipefish

 棚の上には巨大なオドリハゼが居たのですが、サンゴの下のゴミが常にフワフワと舞い上がる環境で写真が撮りにくかったです。

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(クリスタルコースト No.11)

オオモンカエルアンコウ ボートでわずか5分位の場所にあるこのポイントはギンガメアジ、150cmはあろうかという巨大はぐれバラクーダアカカマス大群巨大サヨリオオモンカエルアンコウ、リーフエッジはものすごく美しい珊瑚と水族館の大水槽より濃い魚影!しかも小魚だけではない魚がごっちゃりと群れていると実は結構なワイド向きポイント。

アカカマス魚影が濃い巨大はぐれバラクーダ
↑左からアカカマスの群、アカカマスとblackspot snapperの群、
巨大はぐれバラクーダ(撮影はすべて夫)。

 ことに、ギンガメアジはバリカサグのものより個体は小さかったものの、他にお客さんが居なかったことから存分に写真を撮らせてもらい、渦の中にまかれて迫力の画像をゲットすることが出来ました(^^)。

 ひとたびマクロものに目を向けると、バーチークダムゼルygスプリンガーズダムゼル等のスズメダイ系のお魚たち、カニハゼピンクスクワットロブスター、各種ウミウシなどマクロな生物もてんこ盛り。

 また、ここにも人なつっこいツバメウオが居て、カメラのフォーカスライト(オレンジ色で目立つの)をかじってきてかわいかったです。

ギンガメアジ

一番下の写真はタイトル「わき上がる!」
クリスタルコーストのギンガメアジ。群に迫って写真を撮っていたら、ファインダーの中がギンガメアジに埋め尽くされた!ふとファインダーから目を離すと群がまさに私につっこんできていてのところで左右に分かれてまいている!いや〜、すごい経験でした!こんなギンガメアジの写真が撮れたのも初めてだけど、群に囲まれて思わず呼吸が速くなり、血が沸き上がるかと思いました。