セブ・リロアン2004 ログNo.6
【ダイビング情報その1】


【6.ダイビング事情】

(一般情報)

ホワイトボード マリンビレッジの基本は1日2ボート、1ビーチの3本です。
 ボートで行くところは、リロアンエリア、スミロン島エリア、ネグロス島エリア、アポ島エリア、バリカサグ島エリアと大きく5つのエリアに分かれ、それぞれがボートでリロアン2分、スミロン30分、ネグロス島20分、アポ1時間半、バリカサグ2時間位で行けます。

 アポ島とバリカサグ島へは1dayトリップになり、朝6時とか7時とかに出発し、向こうでお昼ご飯を食べて夕方帰ってきます。
 スミロン島とネグロス島は午前中2本潜って帰ってきてリゾートでお昼ご飯となり、午後はリロアン周辺で潜ります。
 リロアンエリアはボートで2分ですから当然毎回戻ってきます。 今回は遠出の船には子供を乗せられなかったので、アポ・バリカサグには行っていませんが、スミロン島は珊瑚がきれい、ネグロス島は砂地でハゼが沢山、リロアン周辺は小物が豊富と、全然違う環境を潜れて5日のダイビングでも全然潜り足りませんでした。

楽々エントリー 強者の人たちは早朝、午前二本、午後1本、サンセット、ナイトと6本潜る人もいるらしいです。でも基本は無減圧潜水です。 私は1日3本潜っていましたが、最大水深も浅めの上、早めに水深を上げていたので窒素のバーが70%以上になることはありませんでした。

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(ガイド陣)

 マリンビレッジには日本人ガイドさん4人、現地人ガイドさん2人の計6人のガイドさんが居ます。
 現地人ガイドさんを含めてみんな小物には強く、エビ・カニ・ウミウシのほか、イザリウオ、ハダカハオコゼ、ニシキフウライウオ、ハナヒゲウツボ・ジョーフィッシュなど定番アイドルを見つけて教えてくれます。
 それ以外のローカルものは人によっては教えてくれるし、見たいものがあればリクエストをしておくと、教えてくれたりもします。
 どんなものに興味があるか、事前に細かく伝えておくと楽しいダイビングができるでしょう。

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スタッフ ちょっとどうかなと思うのはやたら生物に触るガイドが数人いたこと。
 ウミシダを指し棒で開くだけじゃなく、手でしごいてエビやカニを取り出したり、ウミシダの枝をちぎってエビを見せたり、ジョーフィッシュの穴に指し棒をつっこんでジョーフィッシュを穴から追い出して全身を見せたりして、さぁ写真を撮れとばかりに示すんです。
 そうは言われても、ウミシダに付いていないアンボンクリノイドシュリンプは全然写真に撮る気になれません。水中でえ〜んと泣くマネをして、写真は撮らないと断りました。
 ダイビングポイントに対して、潜っている人数が少ないからこれでも生物が豊富に居るのかもしれませんが、いったいいつまで持つのかちょっと心配になってしまいます。
 後ほど、日本人ガイドさんに言ったところ、注意しておくとは言ってくれました。

 ダイビングは機材のセッティングをやってくれ、背負ったりエントリー・エグジットの時もとにかく体が楽なように考えてある殿様ダイビング。たまにレギュレーターが逆に付いていたり、インフレーターホースがつながってなかったりするので、チェックは必須だけど、こんな楽なダイビングばかりやってたら日本じゃ潜れないよね! でも、本当に楽なのよ。。。。

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(グループ分け)

もの干場とレストラン ガイドも船もたくさんあるので、今回は満室でゲストが多かったにも関わらず、我が家は希望のエリアに潜ることができました。

 初日、明日はアポ(1時間半)とスミロン(30分)ですけどどっちにします?と聞かれたときに、珊瑚がきれいなのはどっち?と聞いたらそれはアポですと教えてもらい、でも1dayトリップで子供を連れていけないなら、スミロンにしますと答えました。
 すると2日目の夜の行き先決めの時は、藤田さんちはアポに行きたいんですよね?と気を遣ってもらいました。子連れで行けないなら遠出はいいですと断りましたが、細かく要望を覚えていてくれて嬉しかったです。

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 また次の日はバリカサグ(2時間半)とアポ(1時間半)ですけどどうします?と聞かれ、バリカサグはハゼが見られるところでしたっけと聞くと、バリカサグはギンガメアジの群ですねと言われ、ここも遠いということで、その日はリロアン周辺で潜ることにしました。
 するとその夜、藤田さんちはハゼが見たいんですよね?と翌日はわざわざ我が家2人だけのためにネグロス島に行くボートを出してくれました。

ボートからシュノーケル しかもほかに同乗するお客さんは居ないし、大きいボートなのでシッターさんと子供を一緒に連れて行ってもいいとのこと。 立派なクルーザー+スタッフ3人、ガイド、シッター2人をチャーターするという超贅沢なことをしてしまいました。

 子供たちは水着姿で船に乗ったのですが、1本目潜っている間にスタッフに海に入れてもらったらしく、楽しそうにしていましたし、水面休息時間の間にも船からシュノーケルをして楽しそうでした。クラゲが居たり、流れが速かったりしたので思う存分は楽しめなかったのが残念です。

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 このほかでも、グループ分けは初心者グループ、ハウジングのカメラを持っているカメラ派グループなどで分けてくれてとても良かったです。 我が家はカメラ派グループだったのですが、他の人もみんなほとんど動かないダイビングなので、気を遣うことなく存分に写真を撮ったり、小物を探したりすることができ、ガイド付きとはいえ、十分に楽しむことができました。