セブ・リロアン2004 ログNo.7
【ダイビング情報その2】


【7.ポイント情報:リロアンエリア】

(イラクポイント)

大きくてかわいくないクマドリイザリウオ リロアンエリアのボートポイントです。とはいえボートで2分。ほんの目と鼻の先って感じのところです。
 ハウスリーフの流れが速いときはこちらに潜ることが多いようです。 環境はハウスリーフと似ています。

 大体リロアンの最初の1本はここかハウスリーフになると思いますが、まず最初に驚くのが魚がでかいこと! クマドリイザリウオなんて、何これ!の大きさ。私的にはイザリウオちゃんは小さい方がかわいいなぁ。

 ここの-25m付近にはシグナルフィッシュが居て、背鰭をピコピコさせています。 バリでも見たことがあったのですが、ここのは心なしか白いような。ジョーフィッシュたくさんいますよ。
#バリは砂が火山灰で黒いので魚が黒っぽいんです。

背鰭の立っていないシグナルフィッシュ 本当はこれの背鰭が立っているときの写真を撮りたかったんですがねぇ。。。 バリで見たときはハゼの仲間だと思ったんですが、これはハゼじゃないですね。 一体何の仲間なんでしょう?

 そうそう、ここの-10m付近にはタテジマヤッコ群れています。 たぶん、私、タテジマヤッコを水中で認識したのははじめてです。 思わずガイドの関口さんに水中でスレートにあれ何?って聞いてしまいました。

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(ハウスリーフ)

オオモンイザリウオのペア レストランとテラスの桟橋の間のスロープからエントリー。
 浅場の藻場、珊瑚の根がぽつぽつとある砂地を通ってなだらかなドロップオフへ。 こんなにリゾートの近くなのに、ソフトコーラルや珊瑚が豊富でびっくりします。

 ここはクマドリイザリウオオオモンイザリウオが何個体も居たり、各種色とりどりのウミウシが居たり、ハナヒゲウツボがいたり、エビ・カニ沢山、クロヘリイトヒキベラが群れていたりと、ここだけでも大変。私は見られなかったけど、ボロカサゴも居たみたい(見られなくて残念!)。

 クマノミも各種見られます。基本7種類(ハマ、ザ・クマノミ、カクレ、セジロ、ハナビラ、トウアカ、スパイン)は確実に見られるらしい。この他、これらの訳の分からないバリエーションがいるみたいです。クマノミで今一番のお勧めは、本当のニモ。白い部分の縁取りの黒が目立つクラウンアネモネフィッシュです。

イースタンクラウンアネモネフィッシュふつうのカクレクマノミ

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 ウミウシは、本当に数が多いです。ここの海のもっとも代表的と思われるのはアンナウミウシ。初めてみたときは、水中でなんじゃこりゃ〜と声を上げてしまった、黒地に赤い点々のリュウグウウミウシの1種。このほか見たことがないウミウシがた〜くさんいました。

アンナウミウシリュウグウウミウシの1種レッドギルネンブロータ
ツノザヤウミウシクドモドリス・ストリガタレティクリディア・ハルゲルダキカモヨウウミウシの子ども

 また、とてもびっくりしたのが、アカフチリュウグウウミウシクロスジリュウグウウミウシ交接!いったいどんな子どもが生まれてくるのでしょうか。

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 エビ・カニは基本?のアンボンクリノイド・シュリンプ、ピンクスクワッドロブスターオランウータンクラブの他、ナデシコカクレエビバブルコーラルシュリンプイソコンペイトウガニ等沢山の種類が見られます。フリソデエビが居ることもあるようです。

ホソスジマンジュウイシモチyg エントリー口に帰ってきたら桟橋の下にはじめて見たホソスジマンジュウイシモチ、エントリーの階段下には極小サイズホソスジマンジュウイシモチyg群れています。 でも、大体ここに戻ってくる前にフィルムが無くなってて、写真が撮れないんだよね。 子供を泳がせるついでに、ウエイト8kgつけて、素潜り、息ごらえして撮ったぞ!(水深50cm)

 ハウスリーフ、本当に楽しいポイントなんだけど、時間を選ばないとビュンビュンに流れているので、セルフは無理ってのもわかります。 流れが速いので、ビーチエントリー、ボートエグジットっていうパターンも何度かありました。 小物が好きな我が家としてはイラク&ハウスリーフをガンガン潜るのが性に合ってるかも。

禁じられた恋?