セブ・リロアン2006 夏 ログNo.7
【水中写真その4】


ウミウシの写真を整理してみたら、殆どの写真が縦位置でした。
タテイチアキラと呼んでくれ。。。。

【9.ウミウシ】

アオスジリュウグウウミウシ  アオスジリュウグウウミウシ :
この黒いボディにブルーのラインのウミウシは格好いいですね。初物だと思います。顔の青いサングラスみたいな模様はいったい何なんでしょう?


 

ヒラムシ ヒラムシ(名称不明):
これ、最初はウミウシだと思って撮ってたんです。だって、体の先を丸めて触角のようにしているじゃないですか。ところが、レンズでプレッシャーをかけたせいか、途中で体を平たくして逃げ出したんです。「あ"、ヒラムシだ。。」とたんに興味を失ったのは言うまでもありません。でも、よく考えたらウミウシに擬態するヒラムシなんて珍しかったかも。

 

ヒョウモンウミウシ  ヒョウモンウミウシ:
(男)「いいじゃないか、ちょっとくらい。」
(女)「イヤよっ、やめて!」
(男)「そんなこと言わずに、いいじゃないか。おまえだってまんざらでもないんだろう?」
(女)「イヤだって言ってるじゃない。イヤ!やめて!!!」

(注)ウミウシは雌雄同体です。


ジュッテンイロウミウシ ジュッテンイロウミウシ:
このウミウシはセンテンイロウミウシ(千点色海牛)に似ているけど点が少ないのでジュッテンイロウミウシ(十点色海牛)。お菓子みたいなカラーリングがかわいいでしょう?


レッドギル・メンブロタ レッドギル・メンブロタ:
定番ですが、かわいく撮れたので。
ところで、このメンブロタの仲間、図鑑ではカタカナで××メンブロタと書いてあるのも多いのですが、学名を見るとnembrothaとnで始まってるんですよね。洋書の図鑑でもnembrothaとあるので、カタカナ間違ってるんじゃないかなぁ。。。


リュウグウウミウシリュウグウウミウシ:
こちらもお初のウミウシだと思います。二次エラが3本で大きくて格好いいですね。


センヒメウミウシセンヒメウミウシ:
こちらもかわいいウミウシですね。体の突起の先がエノキ茸みたいになっているのもかわいいのですが、大きい画像で見ていただけると分かりますが、触覚のカラーリングまで凝ってますよ。


センジュミノウミウシセンジュミノウミウシ:
夫と私がマリンビレッジでガイドしてもらうのは大抵ローカルのガイドさんです。彼らは信じられないくらい目が良く、実にいろいろな生き物を探してくれます。ある時頭に人差し指で触角を作って、ウミウシと教えてくれました。でも、どんなに目を凝らしても、イソギンチャクしか見えなかったんです。よっぽど小さいのがイソギンチャクにくっついているのかと思ったら、なんとイソギンチャクが動いたじゃないですか!!!そう、このイソギンチャクにそっくりなのはウミウシだったんです。イソギンチャクに擬態するウミウシとは!!!!
 ちなみに、このカットのあと、自然光・スローシャッターでたなびく触手を表現しようと何カットも撮ったのですが、すべてウミウシ以外の部分までぶれていて作品になりませんでした。やっぱり水中でも三脚が必要?