2010年8月時点では日本人ガイドはいませんでした。我が家はいつも日本人ガイドさんが居るところを探していきますが、これは日本人ガイドの方がマクロ・カメラ派ダイバーのニーズを分かっていると思うから。
(←スプリンガーズダムゼル)
今回はダイビングのクオリティには全く期待してないで行き先を選んだのですが、ガイドも海も、もの凄くよかったです。ガイドはよく小物を知ってるし、勉強熱心で写真派ダイバーのゆっくりペースでも全然大丈夫。
図鑑Reef Fish Indentificationを持って魚の名前を聞きに行ったら、ガイドのロメルさんも同じ図鑑を持っていて、これに載ってるとか載ってないとか、似てるけどここが違うとか教えてくれて驚きでした。
水事情が良くないのか、機材桶は小さかったです。カメラの塩抜きに桶を占領するのは難しい感じです。ハウジングはとりあえず、流水で洗ってお茶を濁していました。
レンタル機材はきれいで新しそうでした。マニラ-エルニド間の飛行機は、1人当たり10kg(手荷物含む)までしか無料持ち込みできません。1kg当たり70pかかるので、機材レンタルを視野に入れてもいいかもしれません。
(←クロスジリュウグウウミウシ)
ただし、我が家の場合、レギュ+BCDを5日間レンタルして二人で潜ると6,600P=47kgの往復分のオーバーチャージに該当しますので、持って行った方がお得でした。ちなみに、一眼用ハウジングセットやコンパクトデジカメ関連のカメラ機材、二人分のフル機材などを持って行って行きに払ったのは39kg分
2,730P≒5,500円、帰りは何故か手荷物などは計量されず23kg分1,610P≒3,220円でした。
※機材レンタル:レギュレーター、BCD、ウェットスーツ各P330/品/1日
なお、帰り、マニラまでの飛行機は小さくて加圧していません。右の写真は帰りの機内で撮影したものですが、搭乗時点では最後のダイビングから36時間以上空けており、ダイコン上の窒素は完全に消えていました。それでも窒素のバー(左端の■)は離陸と共にどんどん上昇し、ついには60%位のところを指しました。標高を示す▲の山も最高の3つも出ています。これで完全に窒素を消していなかったらと思うとゾッとします。くれぐれも余裕を持ったダイビングをするとともに、最終日は潜らないなど、減圧症の予防に努めてください。