グアム ログ No.4


【9月25日(ダイビング3日目)】

今回行きたかったポイントは、ブルーホールとピナクルだったので、サービスにリクエストしてあったのですが、今日ブルーホールで、明日ピナクルに行くことにしたからと言ってもらいました。今回利用したリアルワールドさんは小さく商売しているらしく、小回りがきいてとても親切でした。

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そういうことで、本日の1本目

【1本目】

ポイント:Blue Hall 天候:晴れ
En.10:07 Ex.10:38 Max:36.9 透視度:30m Over カレント:少−強

以前グアムについてみなさんにお尋ねしたときに一番情報が集まったのがこのブルーホールだったので、とても楽しみでした。
今回は、上の穴から入って横の穴からでるコースをとることにし、穴が混まないように乗り合いボートから最初にエントリーする作戦を採りました。
透視度もよく、太陽もでているので、中から見上げた穴がきれいだろうとのことで、事前のブリーフィングで、穴の中程まで降りたらスカイダイビングで手をつないで輪になって、それをガイド氏が下から写真をとるという計画をたてました。まだ現像はあがってきていないのですが、とても楽しみな一枚です。
(でも出来た写真を見たら(;_;) 上の写真参照)

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さて、エントリーするとうねりは全くないものの、少し流れています。
とりあえず穴に入り、なぜか逆さに泳いでいるアカマツカサを観察して、上から差し込む光をバックに写真撮影。なにか珍しいものがいないかと探す間もなく穴の出口に来てしまいました。
ここでは水深に注意することとMLで教えていただいていたので、穴の上の方ぎりぎりを通って外にでました(36.9m)。

穴の出口では、大きなナポレオン君がうろうろしていました。
穴をでて、壁沿いを左手に進んだのですが先ほどより流れがきつくなっています。うーん大変と思いながら、一生懸命泳いで壁の上にでました。

大きな岩の陰になっていたので壁の上の流れはそれほどではなく、ここで餌付けをして、オヤビッチャ、アカモンガラ、ゴマモンガラ、モンツキハギ、クロモンツキなどに囲まれました。
近くにはツムブリやタカサゴが群れているし、カスミアジもすぐ近くまで寄ってきてやはりそれなりに魚影は濃いです。

私はまた餌付けのソーセージを断り、付近の小物探しにいそしみました。
メガネゴンベちゃんを見つけたので、目の周りの模様などを観察してなかなか楽しかったです。ここにはヒメユリハゼやクロユリハゼ、オグロクロユリハゼがたくさん居て、結構かわいいです。

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ところで、私がお魚観察にいそしんでいると隣にいた女の子が突然私の腕をつかみます。どうやら、ウエイトが軽く浮き上がってしまった様です。少し流れもあったので、私の方に流れてきたのでしょう。私はウエイトを重めにつけていたのでとりあえず彼女を引きずりおろし、岩につかまらせてあげました。

しかし、彼女は手袋をしていなかったので、なかなかしっかり岩につかまれず、すぐ浮いてしまいます。ウエイトをあげようか、手袋をあげようかと考えて彼女を押さえていると、ガイド氏がやってきて交代してくれました。
なんか、今回のグアムダイビングでは何事もなく一日は過ぎてくれないようです。

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さて、そろそろ帰ろうとするといよいよ流れは速くなっています。
すぐ目の前のアンカーロープにたどり着くまでに結構疲れてしまいました。
やっとアンカーロープにつかまって、一息ついて、鯉のぼりのようになっていると、目の前に大きなダツが。120cmはあったでしょうか。あまりにも大きいので最初大きなバラクーダかと思ってしまいました。よく見るとダツは5匹いました。彼らに見とれていると3分の安全停止も短いくらいでした。

私たちのグループは最初にエントリーしたので、一番に上がってきたのですが、ボートから見ていると、別のグループの人がカレントロープにつかまっています。ボートのキャプテンとガイド氏がカレントロープを引っ張って梯子の方まで連れていき、ガイド氏はフィン、マスク、スノーケルをつかんで救援に向かいました。全員を船に上げるのはとても大変だったようです。

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【2本目】

ポイント:Finger Reef
En:11:43 Ex:12:34 Max:14.3 透視度:15m カレント:なし

穴&流れのダイナミックなダイビングを堪能した後はうって変わって浅瀬で緑色のパラオハマサンゴがとてもきれいなお気楽ダイビングです。
一日のうちのこういう変化がとても楽しいです。
エントリーするといきなりすごい数のオヤビッチャとロクセンスズメダイです。透視度は今一つながら、水温も29.8度と暖かく、リラックスした雰囲気が楽しめます。ヒレナガハギ(yg)やキイロハギ(yg)、ミナミハタタテダイ(yg)ヘラヤガラ(yg)など幼・若魚が沢山いてとてもかわいいです。チョウチョウウオ系(ミスジ、チョウハン、ハクテンカタギ等)も沢山居ます。

なかでも驚いたのが、赤いイソギンチャクに沢山群れているクマノミです。
ガイド氏はハマクマノミだというのですが、赤がとっても濃くなんかふつうのハマクマノミとは違うような気がします。
アカヒメジやハマフエフキ(大ー小)、アミメフエダイが群れていて、群ものも楽しめます。
結局、50分ほどお気楽ダイビングを楽しみました。

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この日の買い物は、知人に教えてもらったMDAというダイビング用品屋さんに行きました。重器の値段は日本の3分の1位かもしれません。
小物も安かったので、水中ライトなどを買いました。

晩御飯は、ホテルから徒歩10分ほどのところにあるベトナム料理屋へ行きました。
ここも安くて量が多くおいしかったです。あまりにも量が多かったので少し残した分を包んでもらって翌日の朝御飯にしました。



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