【9月26日(ダイビング4日目)】
楽しかったグアムのダイビングも今日が最終日です。
今日はダイビングの客がうちだけと言うことで、ショップのオーナーのボブさんが直々にボートを出してくれることになりました。
しかもポイントはちょっと遠いピナクル。(ちょっと申し訳なかったです)
すかっと晴れた青空の下、ほとんどうねりのない青い海を高速ボートが飛んでいって、これだけでもう最高です。船に弱い私もこんな状況なら多少ボートが長くても全く問題はありません。
ダイビングは朝早い方がおもしろいということで、ポイントについたのは8時半前。近くでは鳥山がたっていて期待大。さあ、エントリーです。
【1本目】
ポイント:Pinnacle 天候:晴れ
En:8:26 Ex:8:56 Max:39.3m 透視度:30m カレント:なし
流れが速いかもしれないと言うことで、一斉にバックロールしてそのまま水底を目指します。
水深の浅いところは少し透視度が悪く、水底が全然見えません。
予想に反して流れは全然なく、途中で潜行スピードを緩めてゆっくり降りていきました。
水深が深くなり水が抜けてくると、いきなりギンガメの群発見。200尾位でしょうか。
シパダンではギンガメの群は浅いところにいたのに、ここのギンガメは水深45m位のところで群れています。
ギンガメの周りにはイソマグロやホワイトチップが泳いでいます。
一番上で-45m位と思われる根の縁に沿って泳いでいくと、別のギンガメの群。
こちらは少し大きく300尾位と思われます。
なんでこんなところにこんなに魚が群れているのかと不思議に思いながら、どんどん進みます。
途中大きなハギを見かけ、水深を上げてくると、バラクーダがいました。
群自体は50尾程度とあまり大きくないのですが、一尾一尾が大きい。
この日は全然流れがなかったので、バラクーダは胸ビレを広げ、尾をくねらせてゆっくり泳いでいました。
こんなにゆっくり泳ぐバラクーダを見たのは初めてで、上から見るとまるでサメの様な泳ぎ方です。
彼らをゆっくり観察して、エグジット。
◆ ◆ ◆ ◆
いやーよかったと言いながら船に上がると、ボートで待っていたボブさんが、私たちの泡の真上でカジキが飛ぶのを見たと言います。
すぐ近くに鳥山がたっていて、カツオがいるから、カジキやサメが見れるかもしれないのでそこに行ってみようと言ってくれました。
タンクをおろさないまま、ボートを鳥山の近くに移動させ、再びエントリー。
今度は水深に気をつけて、-5mより深く行かないように移動します。
しばらく探すと、突然目の前にカツオの大群が!
何かに追いかけられてでもいるように、水面に向かって突進するかと思うと、反転したりします。群はあっと言う間に移動してしまい、残念ながら、追いかけているものは見えなかったのですが、初めて水中で見るカツオの大群と、必死に泳ぐ様子に感激しました。
【2本目】
ポイント:Double Reef
En:9:40 Ex:10:17 Max:22.2 透視度:20m カレント:なし
ピナクルとカツオの感想を話しながら、ボートや水面で休息。
今度のダイビングは危ないところはないから、水着で潜ってみたらといわれ、チャレンジしてみることに。
ウエイトを2kg、BCのポケットに入れて、水着のまま海に飛び込み、器材を水面装着して潜行しました。
下は砂地でガーデンイールが居るから静かに潜行することといわれていたので、そーっと水深を下げていきます。
静かに砂地に着底し、ガイド氏が指さす方向を見るとガーデンイールが居ました。
ここのガーデンイールはすぐに引っ込んでしまうらしく、あまり近寄らずに観察しました。
しばらく砂の上を進むとクマノミが沢山群れている岩がありました。
こんな狭いところになんでこんなに沢山居るのでしょうか。
クマノミは昨日見たクマノミと同じく線が一本なのですが、これもハマクマノミとはどこかが違うような気がします。
あとで、写真判定することにして、とりあえず観察。
クマノミを餌付けしたりしてしばらく遊んでから移動。
しばらく進むと、前方のサンゴの付近に大(120cm)から中(1m)くらいのナポレオンが3匹連れ添って泳いでいます。
ナポレオンって一匹ずつしか見たことがなかったので、これは珍しいかもしれないです。
サンゴの周りには例によって色とりどりの小魚が沢山居ます。
なんか珍しいのは居ないかと、注意してみていると、フレームエンジェルか?
というお魚がいました。
バディを呼ぼうかとしましたが、少し離れたところで別の魚を見ています。
そうこうしているうちに、そのお魚は陰に隠れてしまったのでした。
このほかルリヤッコの様なのも見たのですが、今一つ自信がないので写真判定に持ち越したいと思います。
◆ ◆ ◆ ◆
さぁ上がろうかというときに、バディがアンカーロープの根本に潜っていきます。
なにごとかと思ってみているとウエイトを拾ってきました。
後できくと私が潜行するときになにかがひらひらと落ちていくのが見えたのだそうです。場所は確認したので、帰りに拾おうと思ってたとのこと。
なんと私はウエイトなしで潜っていたのでした。
どうりで少し軽いと思った(^^;;
それにしても、手袋もせず、水着で、ウエイトなしってなんて気持ちいいんでしょう。やみつきになってしまいそうです。
(決してどんな状況でもこの方がいいといっているわけではありませんので念のため)
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