石垣島 ログNo.8
【ダイビングログその1】


【14. マンタ撮影は大変だぁ】(石崎マンタスクランブル)

マンタ 今回の石垣島の目的の一つ、「マンタさんを間近に見たい!」は、初日の1本目にかなえられました。マンタのベストシーズンは9月からと聞いていたのですが、今年は早くから高確率でマンタが出ていたらしく、まず見られるだろうとのこと。

 まさに、その言葉通り、石崎マンタスクランブルには3本入って、3本とも、長時間マンタ様がホバリングしてくれる大当たり。1度に3枚現れたり、エグジットするときに後ろから着いてきて、なかなかエグジットできなかったりしました。

 マンタスクランブルの様子や、マンタの生態、マンタウォッチングの際の注意点などは、ダイビング雑誌で年に何度か紹介されるので、そちらをご覧下さい(^^;;;  私は、雑誌にない情報を。

◆ ◆ ◆ ◆

マンタ 実は、真剣にマンタを撮影しようとすると、非常に大変。 マンタさんは、マンタスクランブルにやってきて、お気に入りの根の上でホバーリングをし、クリーニングしてもらうので、これを根の壁に捕まって下から観察しようというのが、石垣マンタスクランブルのマンタウォッチングです。

 こう聞くと、とりあえず、マンタが来るまで、根に捕まってマンタ待ちをし、うまく自分の居る根でホバーリングをしてくれたら、それを撮影する、待ちのダイビングという感じですが、そうではない!

 マンタさんのご機嫌を読んで、次はあっちの根に来そうだと思ったら、(ガイドさんの指示に従い)マンタさんの先回りをしてダッシュで予想の根に移動し、岩にとりつく、うまくすると、息を整える暇もなく、マンタが上を通ので、マンタにエアを当てないよう、息を止めなければならない。マンタさんのご機嫌がいいと、非常にゆっくりと上を通り過ぎてくれるので、上がった息で息を止めるのが、く、苦しい。。。。。早く行ってくれ〜〜、って感じ。

マンタ しばらく、自分の上をとおるルートでぐるぐるホバーリングしてくれちゃったりすると、とても幸せだが、その都度、息を止めて、カメラを構え、気合いを入れてシャッターを切るので疲れるっ!

 ちょっと、マンタさんが離れてくれると、やっと一息つけるって感じですが、今回のガイドさんは、サービス精神が旺盛なので、次にマンタさんが来そうな根を見極めて、移動っ!!

 マンタさんが根に着くより前に根にとりつかなければならないのでやはりここでもダッシュ!!! やっと、ポジションに着いたと思ったら、マンタが上を通るので、息を止めなければぁぁぁぁ。。。しかも、マンタさんがくる相当前から息を止めていないとマンタさんがエアのカーテンの中につっこんじゃう事になるし、上を向いてシャッターを切ると、自分の吐いたエアーが写っちゃうよ〜。むむむむむ、、、だめだぁ、息が続かん。。。 と、ことほど左様にマンタ撮影は大変なのでした。
マンタ#普通に眺めるだけならここまでしなくていいんだけど、フィッシュアイレンズでそれなりの大きさに写そうと思うと大変ってことです。
#贅沢な大変さだなぁ。。。

 何回目かには、ダッシュが快感になってしまい、この、ダッシュのために、ワープフィンが欲しいって感じでした。