'01/01/13 大瀬崎


 DIVのハウジングにヒビを入れてしまってから、いろいろと次のハ ウジングについて検討していたのですが、最近はワイドの写真に 興味がでてきたので、INON+ドームポートを購入しました。

 昨年末に注文を入れていたSIGMA 15mm FishEyeがやっと納品され たので、海に行きたいなと思っていたところ、こもちダイバーズでちょうどツアーの提 案があったので、それに乗ることにしました。

 今回は、K夫妻+3歳女の子、Y夫妻(奥様は今回は陸番)+2 歳女の子、かよ・う_+七海(なみ、1歳6ヶ月)の3家族で交 代で子守をしながら潜ることになりました。

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【道路状況】

 冬なので道が空いているかと思ったのですが、厚木手前で事故。
 渋滞が6km 60分という情報を得て、横浜町田インターでいったん 東名を降り、246を30分ほど走って厚木から再度東名に乗りました。

 おかげで、8時の集合時間に1時間も遅刻してしまいました。
#前夜、飲み会に参加して帰宅したのが2時だったため(^^;;;
#そもそも、出発が30分ほど遅れたので事故が無くても
#集合時間には間に合わなかったのだが。。。。。

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【大瀬館】

 冬の交代子連れダイビングは、陸番をしている人がいかに快適に 過ごせるかが重要なポイントです。
 大瀬館は、広い畳の部屋を休憩室として利用できるため、子連れ には最適な環境です。 また、お風呂もきれいで、冷えた体にはとても嬉しい!
  ただし、この休憩室では仮眠している人などもいるので、子供が あまり騒がないようにコントロールするのがとても大変。
  キッズルーム付きのダイビングサービスって無いかな〜。

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【スケジュール】

6:35  東名川崎 9:00  大瀬崎
9:45  K夫妻、Yさん、1本目へ出発 11:15  帰着
11:30  かよ1本目へ出発 13:00  帰着
13:15  K夫妻、Yさん、2本目へ出発 14:15  帰着
14:30  かよ2本目へ出発 15:30  帰着
17:00  大瀬崎 19:00  東名川崎

【1本目】一本松
透明度:15m 水温:17度 波:低 流れ:微

 先発部隊が1本松でクマドリイザリウオを見たというので、詳しい場所を教えてもらって、クマドリイザリ狙いの一本。
 金属ハウジングデビューなので、エントリーはちょっと緊張したものの、波も低く、簡単にエントリーできてほっと一安心でした。

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 まずはゴロタのところで、ツノダシ君を見つけ、ご挨拶。
 あなたも寒そうね〜。

 教えてもらった目印は簡単に見つかり、すんなり教えてもらった通りの形をした大きな岩にたどり着きました。

 しかし、クマドリ君が中に居るはずの貝は口が下を向いており、クマドリ君が居るとは思えない。
 まさか、誰か心ない人が誘拐したのか????と思いつつ、もしかしたら場所を間違えたのかもと付近の貝を探してみます。

◆ ◆ ◆ ◆

 やはり、どう考えてもさっきの貝に違いないと思い、あきらめると、そばにはサツマカサゴが居ました。
 こういうカサゴはあまり動かないので、格好の写真の練習台になると思い、ワイドレンズで思いっきり寄って撮ってみます。

 いくらあまり動かないとはいえ、ばかでかいドームポートが自分の前数センチに寄ってきて、さすがのサツマカサゴも嫌だったのでしょう。
 いや〜ん、と向きを変えられてしまいました。

 しかし、そのお腹を見ると、異様にふくれています。
 まさか、君がクマドリ君を食べてしまったのか

 普段はお魚を後ろから追ったりしないのですが、写真の練習と言うことで後ろ姿も撮ってみようと迫っていくと、ぱっと胸鰭を開き、きれいな黄色の模様を見せてくれました。
 サツマカサゴって、こんなきれいな胸鰭をしていたんだ。

◆ ◆ ◆ ◆

 さて、この岩をよく見てみると、上にはイソギンチャクがあり、ミツボシクロスズメが群れていてとてもかわいいです。
 岩肌に着いたヤギやウチワのそばには、キンギョハナダイコガネスズメダイygが寄り添い華やいだ雰囲気を醸し出しています。
 また、今日はなぜか、こよりの背鰭が大好きなオキゴンベが沢山居て嬉しかったです。
 さらに、岩陰ではミノカサゴが2匹ぼ〜っとしていました。
 近くにはクマノミのいるイソギンチャクもありました。

 結局、この1本はこの岩の付近で遊んで、終わってしまいました。
 いや〜、なかなか充実した岩です。

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【2本目】湾内
透明度:8m 水温:17度 波:なし 流れ:なし

 西風が強くなってきたので、2本目は湾内に行くことにしました。今回は特に情報を得られなかったので、ぶらぶらとお散歩することにしてあまり期待せずにエントリー。

 ところが、ゴロタのところまでくると、なんだかすごく沢山お魚が居ます。

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 群れるオオスジイシモチ、岩の上に並んで止まっているスズメダイ、ボーっと漂うメバル。鮮やかな色のコガネスズメダイ
 そんなとき、別のスズメダイがきれいな固まりになって移動してきました。 絶好のワイド写真的シチュエーションでは無いですか!

 誰が合図をしているのか一斉に向きを変えるスズメダイ達。
 きれいですね〜。

 しばし、ここで遊ばせてもらって、先に進むことにしました。

◆ ◆ ◆ ◆

 ボンテンや、ロープなど、魚が居着いていそうなものを調べながら進むと、あるボンテンの根本に見慣れた形のものが。
 すっかりボンテンのロープと同じ色をしたイザリウオです。
 色は悪いけれど、なかなか大きくて立派ではないですか。

 しばし、彼を撮影していると、ふと手元に見慣れぬ魚が。
 夫の持つデジカメでとりあえず押さえの撮影をしてもらいました。
 図鑑引き用にはデジカメはほんとに便利!
#この魚はたぶん、アナハゼ

 ここで、別グループがやってきました。
 どうやらこのイザリウオ君を見たいらしいので場所を譲り、別のものを探しに行きます。

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 大瀬崎砂地の名物、スナイソギンチャクでも撮って写真の練習をしようとしていると、イテテテテ! 足がつった。

 6半で体は暖かいものの、足先は薄いブーツなので冷えたらしい。
 しばし、痛くて苦悶しますが、夫は気づいてくれない(^^;;;

 ようやくこちらを見てくれたので、スレートに「足がつってとっても痛いので、しばしここに止まってる」と書きました。。。。が、書いているうちに治まっちゃった(ホッ)。

 この近くには、この間覚えた(^^;;タマガシラとそのそばに、タマガシラにそっくりな体型をしているけど色合いの違うお魚がいました。(後でアカタマガシラと判明)。

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 ちょっと寒くなってきたので、そろそろ帰ることにします。
 ゴロタまで戻ってくると、夫が寒いから上がろうの合図。
 フィルムもラスト1枚だったので、そのあたりに群れていたスズメダイを再び撮影し、ゴロタを上がります。

 すると、そこには見事なボラ大群
しまった〜、さっきの1枚残しておけば。。。。 ほとんど移動していないボラの大群をしばし観察して、エグジッ トしました。

◆ ◆ ◆ ◆

 顔を上げると、夕方の強い西風が吹いていて、顔を向けていると痛い!
 この時期は水中の方が暖かいです(;_;)

 海は透明度もよく、楽しかったのですが、いかんせん太陽がでてなくてすごく寒い1日でした。

 こんな寒風吹きすさぶ中、何で好きこのんで海に入っているのかと自分でも思ってしまいました。

 でも、久々のカメラ持ちダイビングは楽しかったです。寒さにめげず、また近々潜りに行こうっと。

では〜(^^)/~

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