'97/04/12 大瀬崎


4月12日(土)に大瀬崎へ行って来ましたのでご報告します。

今回の目的は、ゴールデンウィークのシパダンに備えて、バディ潜水に慣れることとナビゲーションの練習をする事でした。

1本目はガイドさんについてもらって、コースを教えてもらい、2本目、3本目で同じコースをたどる練習をしたいことを伝え、浅い目の水深で、ナビゲーションのしやすいロの字型コースをとることにしました。

この時期、大瀬崎に来て現地でガイドをお願いする人は少ないらしく、ガイドさんには、快く引き受けていただきました。

1本目は、ガイドさんの後について、方向、水深及び目標物を確認しながら無事終了。透視度もよく、これなら2人行っても何とかなるかもとちょっと安心しました。

◆ ◆ ◆ ◆

水温:15度c 透視度:12m位 最大水深16.5m
見られたお魚:胸鰭の綺麗なホウボウ、ミズヒキガニ
上を向いてボーっとしているメバルたくさん、スズメダイ群
岩の穴にぴったり入って頭だけ出してるなんとかギンポ、
イカの卵、ヤマドリ(雌)、その他?ハゼや?ギンポたくさん。
#今回はカメラを持っていかなかったので、同定不能です。

2本目は、初めてのバディ潜水です。コース、目標物、はぐれた場合の手順などを打ち合わせて、まずは私がナビ役でいざ出発。
順調に潜行したけど、1本目より浮遊物が多く、透視度が悪くなっています。
3つ目の目標物までは無事たどりついて、よしよしと思っていたのですが、赤潮の黄色い雲が押し寄せてきて、どんどん視界が悪くなってきました。
砂漠の夕焼けみたいで、見ようによっては綺麗かも・・・などと緊張感のない感想を抱きながら、とりあえず、方向と水深は合っているからと方向を変えるための目標物を探してひたすら前進しました。
ところが、こんなに先のはずはないのに、4つ目の目標物が見あたりません。
どうやら、行きすぎてしまった様です。
仕方がないので、方向を変え、岸の方へ向かったのですが、桟橋の影に入ったところで、現在位置がやっと分かり、ちょっと一安心しました。
そのまま、岸に平行に、もと来た方向に戻り、ゴロタのあたりで遊んでエグジットしました。

◆ ◆ ◆ ◆

水温:16度c 透視度:5m位 最大水深:16.4m
見られたお魚:1本目とほぼ同じ。

上がってきて、休憩しようとしているところへ、松野夫妻登場。
ちょっとご挨拶をしたのですが、ご夫妻はてきぱきと準備をして岬の先端へ去っていかれました。
松野さんは、真っ黒のスキンに身を包み、とってもかっこよかったです。

さて、湾内の地図を見ながら、反省会をしていた私たちは、3本目の雪辱戦へ挑戦です。
今度は、バディがナビ役で出発。
しかし、潜行すると、視界はさらに悪くなっていて、今度はさらに難しそうです。
とりあえず、水深と方角を合わせて進むのですが、目標物が全然見つかりません。
透視度3m位なので、しょうがないと思いながら進むと、方向を変えるための目標物を発見。今度はほぼ計画通りのルートを通ることができました。

◆ ◆ ◆ ◆

水温:17度c 透視度:3m位 最大水深:15.5m
見られたお魚:1本目とほぼ同じ+チョウチョウウオ、ハナダイ

帰りは、松野さんご夫妻とお食事を食べに行くことにして、沼津港の近くのおいしい料理屋さんへ行きました。
#名前失念
量も多く、味も良く、お値段も手頃で、とってもいいお店でした。
ちょっと残念だったのは、ドライバーのためお酒が飲めないことでした。

ひとしきり食べて、帰ろうと駐車場へ行くと、松野さんの奥さんが、彗星を発見。松野さんは、車から双眼鏡を出してきてくれました。
彗星の尾までしっかり見えて感激でした。

さて、今回の目標は、バディ潜水に慣れることとナビゲーションの練習をする事でしたが、2人で潜るのは、自由度が高くなかなか楽しかったです。わりと知っている大瀬崎の湾内ということもあって、視界の悪い中、リラックスして楽しむことができたと思います。

ただ、これで、よく知らないところだったり、流れがあったりするとやっぱり、まだまだ不安があるので、もっと修行をする必要を感じました。

それに、現地のガイドさんは、やっぱりお魚のいる場所をよく知っています。自分たちだけでは到底見つけられないような生物を、効率よく見せてくれます。

これからは、ここなら2人でも大丈夫というところを徐々に増やすべく頑張ってみるつもりです。


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