'97/09/05 富戸


橋村@侮るなかれ伊豆 です。

皆さん、こんにちわー。
伊豆ダイビングのログ第2段です。(またまた長くなりそう)
2日目の富戸での1ボート1ビーチダイブの前半のボート編です。

てなわけで、9/4(土)の神子元ははずれでした。悔しい思いをしながら富戸へ移動。時間にして1時間半位ですね。富戸でのサービスはルビーナダイバーズさんでした。クラブハウスと呼ばれる建物は普通の民家。(^;; 入るといきなりツバメウオのいる水槽があってびっくりします。泊りはそのクラブハウスでした。

......とその前に晩御飯。昼食の後、食い物らしいものを口にしていなかったので、めっちゃお腹がすいて...車で一緒だったかよさん&ばでぃさんと車中では「お腹すいた」の連発。最後には眠気もまじり、ドライバーだったかよさんの線が切れて走りにガッツが入ってしまったという...
そんなこんなで、サービス到着後すぐに晩飯に直行。街道沿いのステーキ屋さんに行ったけど、店の名前は忘れました。量はごっつー多かった。(ちなみにここでまたおやじパワーが炸裂?!)

その後クラブハウスにて酒を飲んで...気付くと他界してました。石になってしまい、飲酒は中途半端に終ったのでした。尚、ルビーナさんは民宿ではないので、自販機を追いていません。晩飯から帰る途中で買わなければなりません。

ということで、日曜の朝。少し早い時間のボートとなりました。出航は9:30。
ガイドはマリンフォト10月号の富戸特集にも載っている小林さんでした。(雑誌の写真程恐い顔はしていなかったよ。Razz Maなんとかっちゅうグループのギターに似てたなー。ギターそのものとちゃうよー。ギター弾いている人です。)

サービスから港までは車で5分くらいかな。港に着いてまずびっくりしたのが、タンクの数!!こんな数が並んでいるのを串本やその他南紀では見たことござんせんぜ、でした。それともう1つびっくりしたのは、器材装着してから船に乗るんですね!!器材着けて船に縦一列で並んで長椅子をまたいで腰かけるという...
はたから見ると何か情けないような格好に思いました。 (^^;;

っちゅうわけで、ボートダイブレポート。

◆ ◆ ◆ ◆

9/5 富戸サンカク EN9:39-EX10:20 max25.8m 透明度15m 水温22〜25度

サンカクというポイントはなかなか行けないポイントのようで、今回海の状況がまずまずだったのと、朝比較的早かったので、ボートが我々のグループだけだったというのでいけたようです。ここはIOPからのビーチエントリーという大胆な技も出来るようですが、水面移動が25分程度らしい。 (^^;;
ポイントまでは城ヵ崎海岸やIOPを見ながらボートに揺られて約15分程かな??
流れているかもと言われたのですが、エントリーして見ると流れはありませんでした。
ここではまさきさんシュノーケル逆付け事件が発生しましたが、それも何とかクリア。(バディは私だったのに、武田さんに付けかえてもらってしまったという。 (^^;; )でもって潜行。

アンカー付近にはキビナゴが群れておりました。そこから深い方へ移動。...
で移動し始めて結構すぐだったと思うのですが、ガイドが指さす方向に何やらでかい代物が...!!そいつはオオセでした。|(^^)| |(^^)| |(^^)| ガイドに気付いたオオセ君は、根の反対側へ移動したのですが、たまたま根の手前にいてた私は根の反対側へ移動。オオセ君と正面から御対面したのでした。私の真下を通ってくれました。ラッキー。気付くとかよさんが横で写真撮ってました。
二人でOKサイン!!ガイド見るとガイドも嬉しそうな顔してスレートに「オオセ」と書いてOKサイン!! いやー伊豆に来て良かったと思った一瞬でした。

その後は一旦深場に移動。暖かかった水温が段々下がって来て...って、そんな折に向こうの方にでかいクエがいました。1mは軽く越えてるやつで、サンカクの主と言われているとか。イシダイとかも出て来て、タカベとかもいました。
群をチラチラ見ながら進んでいたら、向こうの方からでかい魚の群の影!!ブリの群でした。 (^^) でかいやつは1mを越えていたと思われます。いくつかの群が一緒になってきたみたいで、大きいもんさんチームと中くらいさんチームの群が我々の周りを回ってくれました。その数は軽く3桁。200を越えていたと思われます。360度ブリに囲まれて... |(^^)| |(^^)| |(^^)| |(^^)| |(^^)|
そんな中、気付けばさっきのでかクエがすぐ横に!! (^o^) こりゃーすげーや、でした。
しばしのブリショーを見た後、群が去って行ったのでガイドがもう少し深場へ移動しようとしたところ、またブリの群が戻って来ました。皆気付いていないようだったので、思わずタンクたたいて呼んでしまいました。 またしばしのブリショー。すぐ目の前で回るブリは凄いの一言に付きました。

その後、深場方向に行くのは止めてアンカーに戻りました。その間に、レンテンヤッコやツノダシ、クマノミのあかちゃんなんかを見せてもらいましたが、ここら辺は串本では定番。それよりさっきの余韻がまだ残っており、中層ばかりを見ておりました。
アンカーの所では、根の下を探してエビやカニウォッチングをしました。すぐ横の根の上には1匹のアオリイカがいて、小魚に飛びつくシーンが見れました。
うーん、ビデオが欲しかった。隣の根でヘビギンポやミナミギンポを観察してたら、ガイドが浮上サイン。
満足な1本は終了したのでした。
帰りの船では、もうオオセとブリの話題で...いい思いをした後は話もはずむっちゅうもんです。

今回、流れはなかったものの中層にシラコダイが群れているという状態でして、そーゆー状態って結構プランクトンが多い時なんだそうです。そんなんだと、カメやマンタなんちゅーものが出てもおかしくない状態のようで、今回のブリもそーゆーのでラッキーしたのかも知れません。(ガイド談)

船から上がった後はすぐに次のポイントヨコバマに移動。そこで水面休息しました。エントリー&エギジット渋滞っちゅうのを見て、ある種の感動を覚えました、私。このレポートは第3段にということで今回はここまで。

次回富戸ビーチ編も乞う御期待!!

◆ ◆ ◆ ◆

橋村@伊豆レポートも最後 です。

皆さん、こんにちわー。
伊豆レポートもいよいよ最後。富戸のビーチ編です。

まず富戸のビーチですが、その人とタンクの多さにびっくりしたことと、ビーチにスロープなんちゅうやわなもんがあるじゃーござんせんか!!それにつかまった方々がゆっくり順序良くエントリー&エギジットされているのを見てびっくりしました。渋滞までしてまんがな!! (@o@;)
日頃富戸の100倍位人が少ない串本のビーチを見ている私にとって、これはとても驚きというか何というか...伊豆を見たって感じです。

で、我々のグループですが、1本目の余韻も覚めやらぬ状態で、ヨコバマの横の堤防で休息。渋滞がなくなって来た頃を見計らってのエントリーとなりました。

9/5 富戸ヨコバマ EN12:00-EX13:01 max15.8m 透明度6m位 水温25度
というわけで、渋滞にあわずにエントリーできました。海に入って見ると結構人的にごりっちゅうやつがありましたが、まだ人が少ない分だけましだったのかなー?
潜行直後、アオリイカが1匹いました。その下の方にはウツボやトラウツボがいてたりしました。で、最初にトウシマゴケギンポをガイドに見せてもらいましたが、岩の穴の中に入っていて...あんなのよー見つけるなーって感じです。
私にゃー出来ん。 (^^;; 出来たとしても魚の種類が...

その後砂地方面に移動。ガイドは今回のメインにしてたウミテングを探してたみたいですけど、結局それは見つかりませんでした。砂の上にはヒメジやトラギスとかがいっぱいいましたが、今まで砂地なんかで魚探しをあまりやったことない私にとって、こーゆー所で魚探すのはすっごく新鮮というかこんな風に魚探すんだーって感じでした。

ムレハタタテダイYgやミスジスズメダイYgを見たりしました。砂地にある枯木の中には、ヤマドリYgがいて、ガイドが教えてくれました。その横にはハオコゼYgもいました。それが何者なのか分らなかった私はガイドに聞いてしまったという。
そこからゴロタに上がって少し沖側というんですか、浜から向かって右方向のゴロタと砂地の境付近を進んだと記憶しております。そこに1匹のブリが廻って来ました。(定置網の中に迷いこんだみたいで、ずっといるブリのようです。)
そーいやー、その前にハナハゼもいたなー。ダテハゼと共生してるようですね。
オグロクロユリハゼYgも何匹かかたまっていましたぜ。

それから、少し戻って岩の所で、ガイドがいろんなものを探してくれました。
まず、イソギンチャクモエビを見せてもらい、次にクロカリデラキルトリンカ
(最初聞いた時は、ゴモホルンリンクルの友達かと思ったよ。 (^;; )というベンテンコモンエビの一種らしいですが、和名の付いていないエビを見せてくれました。(そーいやー、ベンテンコモンエビ自体も知らん)...というか実際は見損ねたのですが...(^;; ガイドが岩穴の中に見つけて、一人一人順番に見たのですが、ライト充てられたエビ君はプレッシャーかかったようで、4番目の私の前で奥に引っ込んじゃったようです。ガイドは「奥に入っちゃったからここまで」とスレートに書いてました。何ぃー?! (;_;)

その後、ウミトサカのある岩の所で、イロイザリウオも見せてくれたのですが、これがすんげーよく擬態してて、最初左側から見ても分らず、右側に回って見てようやくいるのが分りました。 (^^;; あんなんよー見つけるなー。そんな中、私が見つけられたのはオトヒメエビのみという。

その後また砂地の方へ、砂地とゴロタの境にはアオリイカの群がいました。砂地に下りて、ダテハゼ&テッポウエビとかオニハゼ&テッポウエビの共生とかオキエソなんか見てました。
で、浜の方に移動してゴロタを上がりました。そこにタカベの群がいましたが、中に何か違うやつがいる?! カンパチYgでした。チャガラYgの群とかもいたりして。結構魚いるのにびっくりしました。
そのまま浅い方へ移動、エギジットとなりました。
エギジット時も、渋滞はなくスムーズに上がれたって感じです。

ところで、ヨコバマはエントリー、エギジットそれぞれが別のスロープになって、手すりまで付いてますが、あれはやわでんなー。エントリーの時にスロープのかなり上の方からフィンはいて横歩きしてる方々とかいて...そりゃー渋滞しまっせ...とイラチ(イライラしてしまう人のこと)な関西人は思ってしまうのでした。まっ、人の数が多いんだからいろんなレベルの人がいるのも仕方ないか。 (^^;)

エギジット後また、さっきのボートの船付き場付近(後で知ったのですが漁協の下の付近)に移動。シャワーを浴びてお着替えしてから昼食をとりました。
弁当の量はかなり多くて満足いくものでした。あとで後悔したのですが、富戸に行った記念に温泉丸に入れば良かったと。見るだけで終ってしまって残念。

で、3時前にはサービスのクラブハウス(正にハウス)に移動。器材洗ってからログ付けしました。ガイドの小林さんの魚探しに感動しましたが、魚やエビの種類の詳しさにも感動しました。おかげでログブックは魚の名前がいっぱいです。 (^^) 今何たらの幼魚がヨコバマでは一個体確認されているとかいう感じで、富戸のビーチの隅々を知っている感じです。すんげー。関西でそんな見方で潜ったことなかった私は非常に感動しましたです。

器材乾かしてから荷作り。サービスをあとにしたのは、午後5時過ぎでした。
その後私は、参加して下さった皆さんと富戸駅で分れました。大阪に帰ったのが午後10:30過ぎ。帰りの新幹線では結局ビール飲んでしまって。熟睡でしたが、こだまはよー止まりまんなー。その度に放送で起こされるやんけー。 (--;)

というわけで、長々と書いた私の伊豆レポートも終りです。
ところで、今週またまた台風がきてますけど、私の串本ツアーは中止となってしまいました。伊豆から直接串本のサービスへ送った器材の運命やいかに!!(^^;;;
(串本のサービスに着払いで送ってしまっているのに...)

(written by 橋村さん)


BACK   旅行記・ログINDEX   NEXT