97/11/01 大瀬崎


11月1日に大瀬崎に行って来ましたのでご報告します。

3連休の初日ということもあって、渋滞覚悟で出かけたのですが、沼津市街がちょっと混んでいただけで、順調に到着しました。

今回の大瀬崎の目的はズバリ、クマドリイザリウオです。
サービスの人にリクエストして、1本目は一本松から門下へ行くことにしました。
まだ午前中の早いうちで風がなく、海は穏やかで、外海を攻めるには絶好の状況です。

さて、器材を背負ってさあグローブをはめて・・・
と思ったら、左手のを2つもってきていました(^^;
(我が家は安物の小物はお揃いで使っているため、同じものが2つあるのです。)
これは「Shippai Dan」ものだななんて思いながら、左手だけグローブをして潜りました。
右手と左手の寒さが全然違って、図らずも冬用グローブの性能を人体実験することとなってしまいました。

大潮ということもあり、流れを心配したのですが流れもほとんどなく、透視度もまずまずで、快適なダイビングができました。

目的のクマドリイザリウオは門下の砂地にある岩のところで、ガイドさんが見つけてくれました。
3cm位の小さくてかわいらしいクマドリちゃんは、岩のくぼみに逆さに張り付いていました。
クマドリイザリウオがいた岩の近くには真っ赤で頭にツノのあるタツノオトシゴがいました。
これも初物だったのでとてもうれしかったです。

◆ ◆ ◆ ◆

2本目、3本目はセルフで湾内を潜りました。
4月には赤潮の影響でナビゲーションの練習に惨敗したのですが、今回は完璧に思った通りのコースをたどれました。

今回の発見は、ホウボウです。
いつもならガイドさんに着いているのでホウボウがいても鰭を開いたところを見てきれいだなーで終わるのですが、今回はセルフなのでじっくり見れました。
別に珍しいお魚ではないと思うのですが、よく見るとホウボウは歩いているんですね。昆虫の足のような6本の足(?)をカサカサ動かして。結構不気味でした。

実は2本目は、サービスの人にヒレナガネジリンボウのいる場所を教えてもらってそれを探しに行ったのですが、残念ながら発見できませんでした。

そのほかに見られたもの
ベニイザリウオ、ビシャモンエビの手が長いやつ、テンロクケモリガイ、トラウツボ、キンチャクダイ(yg)、ナガサキスズメダイ(yg)、ハタタテダイの群、イシダイ(yg)の群、イカの群、ハナハゼ(yg)?、アカカマスの群、ネンブツダイの群雲のような小イワシの群等々たくさん。

データ:水温19度−20度、
    透視度10-12m(外海)、5-10m(湾内)

帰りは松野さんに教えていただいた、沼津港の近くの丸天に行きました。
おいしいお刺身や天ぷらを食べて、大満足の一日でした。


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