'99/10/24 伊豆海洋公園


10月24日(日)にIOPへ行って来ました。
今回は、インターネットでみつけた「こもちダイバーズ」という集団で潜り、サービスは使いませんでした。

総勢5家族8名が潜り、大人2名が陸番で子守(感謝・感謝)、子供が7人位の集団でした。

【道路状況】

8時30分集合だったので、朝6時に出発。無事8時過ぎにIOPに到着しました。
ところが問題は帰り。ず〜っと、日曜日の伊豆は渋滞するからと避けていたのですが、案の定渋滞にはまってしまいました。

結構ゆっくりしていたので、IOPを出発したのが16:30頃だったのですが、真鶴道路新道はパスしたものの、下道に行くつもりが旧道に入ってしまい、大幅に時間ロス。
いままで渋滞したのにあったことがなかった小田厚から東名への合流地点でも渋滞、もちろん東名も海老名過ぎまで渋滞。。。
結局海老名で1時間弱晩御飯を食べましたが、家に着いたのは21時頃で実走時間3時間30分といったところです。

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【陸】

もっと陽が出るかと思ったのに、思いの外雲が多く、陸は寒かったです。
気温は19度位でした。
集まった子供達はペンギン池のあたりで遊んだり、テーブルでお絵かきしたりしていました。
唯一歩けないウチの子は、1本目は陸番の奥様に抱っこしてもらっていたのですが、眠かったらしく上がってきたら大泣きしていました(^^;;
見ていて下さった方に申し訳なかったです。
七海は午前中眠れなかったせいか、2本目に入る頃にはぐっすり寝てくれて、上がってきてもまだおねんねでした。

隣のテーブルでは大集団で鍋やお好み焼きを囲んで大宴会をされていました。
結構な本数の酒瓶が並んでいましたが、車で帰って大丈夫なのかと心配になってしまいました。

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【カメラ】

不調だったカメラは「水かぶりにつき修理不能」との診断。
急遽土曜日に新宿へ中古カメラ探しに行ってきました。
旧EOS-Kissは以前下見に行ったときは「中古カメラ市場」1件でしか見つからなかったのですが、今回は最初に入った「カメラのドイ2F」で見つかったので即買ってしまいました。¥17,000なり。

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【1本目】魚礁〜1番〜転石砂場
     EN:10:04 EX:11:04 DiveTime:62 MAX:26.5m
     →10m ↓10m 水温:23℃

ちょっと波はあった物の、伸びたスロープのお陰で楽々エントリー。
潜行ブイまで泳いで下を見ると意外に抜けています(^^)
まずは、居るといわれていたオビテンスモドキygを探したのですが、人が多くてちょっとウンザリしたので早々にあきらめて直進。
駆け上がりに黄色のニシキフウライウオが居るらしいのですが、これも探せませんでした。
砂地に降りるとテンスygがふらふらしていました。
2回シャッターを切ったら、プレッシャーに驚いたのか、砂に潜ってしまいました。
実はテンスに潜られてしまったのは始めてでした。
テンスって本当に砂に潜るんですね(^^)
いつもは魚礁に居るムレハタタテダイが今日は魚礁から離れて4匹で群れていました。
レンズは28-80を付けていたので青い海をバックにムレハタタテちゃんの写真をパチリ。伊豆の海とは思えないような写真になったかどうか。。。
魚礁からニシキフウライウオのところへ行くと、先客2名様がニシキフウライウオを観察していましたが、すぐに場所を譲ってくれました。
10月1日以来のご対面です。今日も前回と同じ場所でふらふらしていました。
私は写真の撮りやすい大きな方しか見ていなかったのですが、ちゃんと2匹居たようです。

他の集団はあらわれなかったので、随分ゆっくりシャッターを切れました。
おかげさまで、まぁまぁの写真が撮れました。

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その後、クエ穴にスミレナガハナダイが居るらしいというので行ってみたのですが、見つからず。
穴の入り口に漂っていたウメイロ3匹やクエの代わりに穴に居座っていた結構大きなルリハタなどにご挨拶。
転石砂場ではウミテングを探すも見つからず。
グループの一人がエアの残が厳しいので長居をせずオクリダシへ向かいます。
途中1番の根の手前で見たのはツマジロモンガラだと思うんだけど、いまいち自信なし。
根の上のいつものイソギンチャクでカザリイソギンチャクエビを確認。
ちっちゃなミツボシクロスズメがラブリーでした。

オクリダシ付近では、フライチョウチョウウオygやトゲチョウチョウウオygを見かけましたが、素早く逃げられてしまってシャッターチャンスはなし。

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オクリダシ前の大きな岩の割れ目にはノコギリヨウジ。
ヨコシマクロダイはだんだん大きくなってきてかわいくなくなってきたかな。
いつも居るらしい赤いタツノオトシゴを見せてもらったけど、写真に撮りにくい角度のヤギに着いているので、証拠写真を撮った程度。
ヒメテグリやコウワンテグリのネズッポ系を探したのに、見つけたのはハオコゼygだけでした。

やっぱり、思った物を自分で見つけるのは難しい。。。

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【2本目】ブリマチ方面〜魚礁〜1番
     EN:13:38 EX:14:38 DiveTime:60 MAX:29.8m
     →10m ↓10m 水温:23℃

2本目は始めて行ったブリマチ方面。
水面移動していったのですが、追い潮かと思うほど楽に移動することが出来ました。
通勤を再開したので脚力がついたのでしょうか。
潜行してすぐにオトヒメベラの雄。きれいな婚姻色になっていましたが、写真撮れてるかな。
#2本目のフィルムはまだ現像に出していない
砂地とゴロタの境を1番方面に戻りますが、結構水が抜けていて気持ちいいのでついフラフラと中層を泳ぎ、魚探しモードをさぼってしまいました。
でも、上空をキビナゴの群が通り過ぎたりしてとても楽しいです。

そうこうしている間にアッという間に魚礁の方に戻ってきてしまいました。
そこでちょっと振り返ると、10杯位のアオリイカの群(^^)
今度は90mmだったので写真は撮りませんでしたが、とてもきれいでした。

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再びニシキフウライウオを見に行くと、またもや誰も居ません。
しかし、さっきまで居たはずのところにニシキフウライウオも居ない。。。
と思ったらちょっと離れた海藻の間を漂っていました。
誰かに意地悪されたのかな。
今度は90mmを持っているので、顔のアップなどを狙います。
撮れてるかな〜。

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この時点で、メンバーの一人のエアが厳しいので根沿いに戻ります。
オクリダシ付近で先ほど見落としたツユベラygを見つけました。
居れば必ず見つかる派手な色合いですよね。

オクリダシでは1本目と同じ子達を再確認。
タツノオトシゴの岩の下ではミナミハコフグyg。
さいころサイズでかわいらしいです。
ちょこっとしたツノがかわいらしいタスキモンガラygも見つけました。
これも可愛い(^^) ネズッポ系はヤマドリを見つけられただけでした。

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何度もIOPに通ったお陰で、結構地形も覚えているし、お魚の探しどころもまぁまぁ判っているということで、サービスを使わなくてもあまり不安なく潜ることができました。
それに何と言っても子供を見ていてくれたのが有り難い。
でも実はウミウシやイザリウオも見つけられたらいいなと思ったのですが、見つけられませんでした。
もうちょっと魚探しの修行をしなければ。。。
水温は23度でしたが、1時間ダイビングだったのでドライを着ていて正解でした。
ウエットの夫は寒そうだった。