スミラン ログ No.8



【ナイトダイビング】

シミラン諸島で停泊し、移動がないときはナイトダイブができます。昼間3本潜ったのにまだまだ潜る私たちは、ナイトダイビングにも行きました。

ナイトでは、島影の砂地に根がぽつぽつとあるところを潜りました。

昼間沢山泳いでいるブダイ達が、珊瑚の隙間という隙間に挟まって沢山寝ています。時間が早かったせいか、(エントリーは20:41)まだ膜は張っていませんでしたが、ライトを当てるととっても眠そうでした。
クマザサハナムロなんかも、真っ赤になって珊瑚の間でお休みーzzzzzzという感じでした。
活動的なのはやはりエビ・カニ・タコで、でっかいゴシキエビ(触覚を入れずに40cm大)が全身出てきてうろうろしていたり、大きなワモンダコが砂地のところでうろうろしていました。

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絨毯のような毛足の短いイソギンチャクが二つ折りになっているのをお布団にしてクマノミが寝ていました。
ライトを当てると「いやーん」という感じでお布団に潜り込み、ライトをはずすと、「くるしいよー」といった感じで這い出してきます。うーんラブリー(*^^*)

お魚達はお昼に見るのと色彩が変わっているものが多く、スミツキトノサマダイやコラーレバタフライフィッシュ、ツノダシ等がみんな色が黒っぽくなったり濃くなったりしていました。
このナイトはとっても充実していました。

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[日帰りダイビング]

クルーズは朝プーケットの港で下船するのですが、その1日観光するのもなんだしなーと思った私たちは、最終日もダイビングに出かけました。

行ったのはShark Point とAnemone Reefで、クルーズ船からディンギーで直接日帰り用の船に乗り換えてポイントへ。

Shark Pointは、港から1時間半ほど行ったところにある隠れ根で、時にはジンベイやマンタが現れることもあるという大物ポイントです。
#前日にはジンベイが出たらしい

その日同行したお客さんは私たちの他に1人だけで、彼はShark Specialtyのためのダイビングだということでした。
(Shark Specialtyは、鮫について講義を受けた後、海洋で2種類の鮫を見て特徴などをレポートするともらえるらしい)
そこで、とにかく鮫を探さなくてはと、私たちは中層などを一生懸命探しました。

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結局見られたのは、2m大のトラフザメで、向こうから泳いできたトラフ君は、砂地にべたっと着底したのでした。私は、トラフ君の少し手前で着底し、そーっと匍匐前進。
徐々に間を詰めて、最終的にはムナビレをさわれそうな距離まで近づくことができました。
間近にトラフザメをじっくり見ることができて楽しかったです。

Shark Specialtyの彼は、鮫が怖かったのか、遠巻きにして見ていました。

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Anemone Reefでは、黄色い四角いボディに黒い水玉がかわいらしいミナミハコフグの幼魚や、ワヌケヤッコの幼魚を見ることができました。
Anemone Reefと言うだけあって、根の上の方はイソギンチャクで埋め尽くされて、クマノミが沢山住んでいます。
セジロクマノミによく似たスカンクアネモネフィッシュやかわいらしいカクレクマノミが沢山見られました。

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このAnemone Reefで、今回のダイビングは終わり。
クルーズと併せて15本も潜りましたが、どれも内容が濃く、ログ付けするのが大変でした。
透明度のいい時期にまた行きたいなー。

この日の晩御飯は、ショップの皆さんとまたしても屋台村へ。
私はビールをやめてスイカジュースを頼みましたがこれがとっても美味しかったです。
このときはお魚などの大皿料理を頼まなかったので、お腹いっぱいに食べてなんと一人110バーツ(400円弱)
結構ビールを飲んでいる人も居たのになんて安いんだ!


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