カパライとは No.3


【big rock】

カパライ島(?)のおおよそ西側にある大きな岩が目印で、リーフエッジと、その外側の小さなリーフに挟まれた砂地があるポイントです。

この砂地には、差し渡し60cm位の小さなマダラトビエイが居着いていて、静かに待っていると周りで優雅に旋回して遊んでくれます。

また、砂地にはウミテングが居て、5cmと4cm位のペア、1.5cm位の子供を見つけることができました。

近くにはガーデンイールも顔を出していて、なかなか風情があり、ミナミウシノシタも沢山居ます。

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big rockには、色違いの結構大きなイザリウオが6個体着いていて、カラーバリエーションが楽しめます。また、なんだかよく分からないギンポが穴から顔を出していたりして、この岩だけでも相当楽しめます。

岩からリーフに沿って左側(だいたい南方向?)に進むと、砂地とリーフの境にジョーフィッシュが沢山居ます。
結構近寄っても引っ込まないので、巣作りのためか、引っ込んでは口いっぱいの砂を吐き出すかわいらしい様子などをじっくり間近に観察できます。
砂地とリーフの境、ジョーフィッシュよりリーフ際には、黒いハナヒゲウツボ君が何個体か住んでいます。
青いハナヒゲウツボ君は、リーフの斜面の途中やリーフの上側に近いところに住んでいるようです。

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少し進んだ砂地には、トウアカクマノミの仲間のファミリーが居て、とっても愛らしい姿が見られます。
このイソギンチャクをよく見ると、透明なエビが沢山着いていて、結構おもしろいです。

リーフの斜面の辺りには大きなサザナミヤッコ(と私は思っているが、ダイブマスターはImperial Queen Angel Fishで、サザナミヤッコとは別と言っていた)が数匹群れていました。

この方向にどんどん進んで、リーフの上にでると、ほとんど人が入ったことが無いのではという、見事なサンゴを見ることができます。
リーフの上には臆病でなかなか近寄らせてくれないクビアカハゼなどが沢山住んでいます。
しかし、あまりにもサンゴが見事なので、着底する場所もほとんどなく、中層を泳いでいるときも、ゲージやオクトを引きずらないようしっかり抱え込んで、フィンキックにも細心の注意を払っていました。

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岩からリーフに沿って右側(だいたい北方向?)に進むと、色とりどりのハダカハオコゼが沢山居ます。
今回は初めて鮮やかな黄色の個体を見ることができました。

また、ウミウシやヒラムシの類も沢山いて、ウミウシが好きな人にも楽しいのではないでしょうか。



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