ダイビング中に写真に撮りたい
(標準レンズ)


【カメラの購入】
スノーケリングで、いろいろと写真を撮っていた私ですが、やはり海にはいるとお魚の写真が撮りたくなってきます。
しかし、当然のことながら、お魚は動く(逃げる?)のでスノーケリングで潜っていって、カメラを構えて、構図を決めてシャッターを押すということには結構無理があり、結局撮れる写真は上から見たツノダシとかになってしまいます。

そこで、お魚を横からじっくり見られるスクーバダイビングを始めてみました。

最初にタンクを背負って海に入ったときは、息継ぎのために水面にあがらなくてもいいことがこんなに楽なのかと妙に感動したものです。

ところで、ダイビングの海洋実習をセブ島で受けることにしたのですが、スノーケル時代に使っていたカメラ(コニカ・マーメイド)を実は紛失してしまったため、再び水中カメラの購入を検討しました。

条件は、
 値段が高くないこと
 ダイビングの水深に耐えられること
 ダイビング初心者でも持って入れる大きさであること
 拡張性があること

でした。

この条件を考えると、

写るんです水中:単価が高い、ダイビングの水深に耐えられない(と思った)
レンズ付きフィルム+ハウジング:すぐ使えなくなると思った
UNのハウジング付きコンパクトカメラ:当時は拡張性があまりなかった
スプラッシュ:当時は拡張性が無かった
ニコノスV:ストロボも付けると結構高価だと思った。操作するところが多すぎて自信がなかった
SEA&SEA MMII:ニコノスと同じ
一眼レフ+ハウジング:大きすぎて、持って入ったら溺れそう。とっても高価。
で、購入したのは、SEA&SEAのMX-10というカメラでした。

◆ ◆ ◆ ◆

このカメラは、
  • 面倒なアームなどという物がなく、しっかりと本体とくっついた結構明るいストロボとのセットがある
  • シャッタースピードは100分の1固定、ピントも固定だが、絞りは変えられる(操作するのは絞りだけでよい)
  • ストロボを付けてもコンパクトでBCにぶら下げたり、腕にぶら下げたりできる
  • ワイドレンズ、マクロレンズなどがあり、レンズの拡張性は高い
という点が決め手となりました。

まだ、講習を受ける前ですから、どんな写真が撮りたいかなんていうイメージがあるはずはありません。
(水中写真をやっている人にカメラはなにがいいかと聞くと、たいていどんなものが撮りたいかによると言われるます。確かに正論なのですが、これから始める人でそんなことがわかっている人は少ないに違いない。)
とりあえず、講習の合間にスノーケリングをして撮り、ファンダイブでカメラを持って入れるようなら挑戦してみようという魂胆です。

◆ ◆ ◆ ◆

【さあ、撮ってみましょう】

さて、セブ島にて、講習は進み、無事OKをもらって、そのまま残りの日程はファンダイブをしました。
ファンダイブ4本目にしてやっとカメラを持って入る決心が付き、とりあえず挑戦してみました。
それでも、ストロボが付いているだけでも、大きくて不安だったので、無謀にもストロボ無しで持って入ったのでした。
内蔵ストロボは付いているのですが・・・)

結果は、真っ青な写真のオンパレード。
とりあえず、人ぐらいしか撮らなかったものの、まあ、心の記念には・・・という感じの写真しか撮れませんでした。

撮影機材:MX-10 標準レンズ 内蔵ストロボ


【教訓2】
  • ダイビングの時はそこそこの光量のストロボは絶対必要
  • 水中で姿勢が安定しないため、ある程度ダイビングのスキルがないとスナップすらまともな写真は撮れない
  • ファインダーはきちんと確認しよう


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