2019/10/31
ますます良く鳴るオーディオ

オペラ聴いてみませんか!!そのA

今回も久しぶりのブログになりますが、
またちょっとオペラについて語りたいと思います。
その前に一言。
店のオーディオ、日進月歩でますます良い音に進化しています。
スポティファイの原音も素晴らしいと思いますが、
やはり、
その原音を忠実に再現してくれる
ウエスタンスピリッツのケーブル群は凄いです。
音質ばかりは、いくら説明しても切が有りませんが、
低域から高域まで至ってフラットながら重心が低く、
音は分厚いが吹き抜けるように身体をすり抜けていきます。
締まりのある音ながら、実にメローでチャーミングな音色です。
まだレコードしかなかったアナログオーディオの時代、
オーディオショップで聴いたハイエンドオーディオの音よりも、
今現在店で聴いているオーディオセットの方が、
ブックシェルフながらいい音がして、
いい音楽が聴けてるような気がします。
さて、本題に入りたいと思います。
スポティファイのおかげで、
マリアカラスの残した殆ど全てを聴きました。
今はカラスやテバルディー、ルチアポップなどはひと段落して、
近年のオペラディーヴァを聴いてます。
オペラディーヴァとは成功した女性歌手、
特にオペラ界で卓越した存在となっている人を指す表現です。
特に、アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)や、
エリーナ・ガランチャ(メゾソプラノ)が跳びぬけて素晴らしいです。
そして、この二人が共演した、
「カプレーティ家とモンテッキ家(カプレーティとモンテッキ)」という
このアルバムが何ともいいです。
二人が歌うアリアは、どの曲をとってもとんでもなく素敵です。
さて、カプレーティとモンテッキって、聴いた事ありますか?
【登場人物】

ジュリエッタ(S) カプレーティ家の娘でロメーオの恋人
ロメーオ(Ms) モンテッキ家の当主でジュリエッタの恋人
カペッリオ(Bs) ジュリエッタの父親でカプレーティ家の当主
テバルド(T) カペッリオが決めたジュリエッタの婚約者
ロレンツォ(Bs) カプレーティ家の医師
何か気が付きましたか。
そうなんです。シェークスピアのロミオとジュリエットを題材にした、
ベッリーニの作曲した別物のロミオをジュリエットなんです。
ジュリエットがジュリエッタになって、ロメオがロメーオなんですね。
先ほども記したように、このオペラで歌われるアリアは最高です。
このアルバムです。
手前がアンナ・ネトレプコで後ろがエリーナ・ガランチャです。
アンナ・ネトレプコがジュリエッタでエリーナ・ガランチャがロメーオです。
何故ロミオが女性のソプラノかというと、
青年になる前の役柄だと、女性のソプラノが担当する事が有るそうです。



オペラを語ると切りが無いので、後一人だけ紹介させてください。
、例えば2001年、
アイーダを演奏中に急性心筋梗塞で亡くなってしまったジュゼッペシノーポリです。
ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)、プラシド・ドミンゴ(テノール)のトスカやナブッコ、
もう言葉は要りません。是非聴いてみて下さい。
何とも私感ばかりで恐縮ですが、次回に繋げたいと思います。


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