2019/11/18
もうちょっとオペラ。

今、ズビンメータの一番新しい録音のアイーダ(ベルディ)聴いてますが、
あんまり素晴らしいので、ちょっと紹介したいと思います。


ズビンメータはアイーダを何度か録音してますが、2016年のアイーダは素晴らしく一番いいです。
何と言ってもテノールに、世紀のスーバースターアンドレア・ボチェッリが、
ラダメス役に起用されていることでしょう。


クリスティン・ルイス(ソプラノ:アイーダ)
ヴェロニカ・シメオーニ(メゾ・ソプラノ:アムネリス)
この二人のソプラノもとても素敵ですよ。
カルロ・コロンバーラ(バス:ランフィス)
アンブロージョ・マエストリ(バリトン:アモナズロ)、他もいいです。
フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団もいいですね。


左がメータで右がポチェッリです。ポチェッリは61歳ですが、まだまだ頑張れると思います。


そして、このトゥランドットは前回のパバロッティーから、
ポチェッリを起用して以前の作品よりはるかに素晴らしいです。
内容は言うに及ばず、何といっても録音が素晴らしいです。


こちらもポチェッリを起用したトスカとラ・ボエームです。こちらも素晴らしいです。


こちらもメータの西部の娘(プッチーニ)です。
テノールはあのドミンゴでソプラノはキャロル・ネブレットです。


さて、最初に紹介したのがベルディのアイーダでしたが、
プッチーニの三大オペラと言えば『トスカ』『ボエーム』『蝶々夫人』ですが、
トゥランドットを加えた四部策が有名ですよね。
そしていま紹介した西部の娘やマノン・レスコーなどもとってもいいです。
蝶々夫人は、個人的にシノーポリの作品が好きです。
ソプラノはミレッラフレーニでテノールはホセ・カレーラスです。


是非聴いてみて下さい。きっと好きになると思います。


さて、私は今Aiphoneからブルートゥースのイヤホンで聴いています。
最近発売された、ソニーのWF-1000XM3という完全ワイヤレス・ノイズキャンセリングのイヤホンです。
このイヤホン、とんでもなくいい音がします。


多分、現在発売されているノイキャンイヤホンでは世界一いい音がするんではないでしょうか。
カナル型ですが、低域が耳にまつわりつくわけでもなく、まるでスピーカーから聴いているようです。
重心は低く、低域から高域まで至ってフラットで、何処までも澄み渡り、全く疲れません。
一言でいえば、大人の聴く音です。


ブルートゥース接続なので、ケーブルも無ければ電源も電池なので、
外来ノイズもなく、とても素敵な音色に仕上げています。
ソニーはB&Wの音を手本にしているようなので、店のシステムもこのイヤホンも、
B&Wの音質にそっくりです。店のスピーカーはB&Wなので当たり前ですが、
そのB&Wのスピーカーの音を余すところなく引き出してくれているんですね。
スピリッツのケーブル群は。


聴き分けて一番感じることは、店のシステムが奏でている音は、何と素晴らしいかという事です。
実にCPの高い音です。思わず上位機種のスピーカーを購入したくなりますが、
今のシステムで充分いい音がしているので、余り余計な事は考えないで音楽に集中したいと思います。


店のスピーカーはいうに及ばず、このイヤホンはB&Wの音を踏襲しているんだと思います。
改めて感じるのは、店で使用しているウエスタンスピリッツのスピーカーケーブルとRCAピンケーブル、
そして電源ケーブルが、如何に本来の音を奏でてくれている製品なのか、
このイヤホンを聴いているとつくづく感じます。


店で聴いていると、アンプやスピーカーの存在をあまり感じないのは、
アンプ群やスピーカーが本来持っている何処までも癖のないフラットで、
鮮明な音を引き出してくれているからだと思います。
オペラなどを聴いていると、実に良く分かります。


店でもイヤホンでも、楽器から肉声まで全く付帯音がなく、あくまでも重心は低く、
まとわりつく付くような音は低音から高音まで一切ありません。


いい時代になりました。まだレコードしかなかった時代、こんな音でレコードを聴くには、
とんでもないお金が掛かっていたと思います。
それが、オーディオシステムで40万、イヤホンが2.5万円です。


当然、私よりははるかにいい音で聴いているアナログの達人の方もいると思いますが、
私は先が短いので、今のシステムで十分満足しています。


ウエスタンスピリッツよ、有難う。店の音、まだまだ成長しています。
お客さんの皆さんも口を揃えるように、良い音だねっていってくれます。
私もそう思います^^。それではまた。

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