2019/11/20
先にベルディでした。

前回はプッチーニの三大オペラなどを紹介しましたが、
プッチーニが活躍する以前はベルディが活躍していましたよね。
そこで、今日はベルディの三大オペラ『椿姫』と『リゴレット』、
そしてイル・トロバトーレ(吟遊詩人)を紹介したいと思います。


『椿姫』は余りにも有名ですが、『リゴレット』も『イル・トロバトーレ』も、
とても素敵なオペラです。


個人的には、三作ともやはりマリアカラスが好きですが、いくつかの作品を挙げてみたいと思います。
カラスは何枚もラ・トラビアータ(椿姫)を録音してますが、
モノラルとはいえ、やはりカラスの椿姫はいいですね。


『椿姫』全曲 レッシーニョ&コヴェント・ガーデン王立歌劇場。
カラス、ヴァレッティ、他(1958 モノラル)
(2CD)カラスの椿姫の一枚です。
モノラルですが、やはり素晴らしいです。 こちらもモノラルですが、素晴らしいです。
       
           


時代は大分飛んで『アンナ・ネトレプコ』の椿姫です。
こちらは最近の録音なので、音もいいしアンナネトレプコの声がカラスにそっくりです。
ヴェルディ:歌劇《椿姫》全曲
ヴィオレッタ・ヴァレリー……………アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)
フローラ・ベルヴォワ…………………ヘレーネ・シュナイダーマン(メッゾ・ソプラノ)
アンニーナ………………………………ディアーネ・ピルヒャー(ソプラノ)
アルフレード・ジェルモン……………ロランド・ヴィリャソン(テノール)
ジョルジョ・ジェルモン(その父)……トーマス・ハンプソン(バリトン)
ガストーネ(レトリエールの子爵)……サルヴァトーレ・コルデッラ(テノール)
ドゥフォール男爵………………………ポール・ゲイ(バリトン)
ドビニー侯爵……………………………ヘルマン・ヴァッレン(バス)
グランヴィル医師………………………ルイジ・ローニ(バス)
ジュゼッペ(ヴィオレッタの召使)……ドリタン・ルカ(テノール)
フローラの召使…………………………フリードリヒ・シュプリンガー(バス)
使いの者…………………………………ヴィルヘルム・シュヴィングハンマー(バリトン)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮: カルロ・リッツィ

是非、聴いてみて下さい。


余りにも有名なカラスのリゴレットです。
『リゴレット』全曲 セラフィン&スカラ座
ゴッビ、カラス、ディ・ステーファノ他
(1955 モノラル SACD)
 

こちらはジュゼッペ・シノーポリのリゴレットです。
ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
ニール・シコフレナート・ブルゾンエディタ・グルベローヴァ
グルベローバのソプラノが素晴らしいです。



最後に『イル・トロバトーレ』です。
やはりカラスは外せませんね。SACDなので、音も内容も最高です。



もう一枚。サザーランド(ソプラノ)とパバロッティの『イル・トロバトーレ』です。



今回はベルディの三大オペラでした。いやいや、オペラっていいですよね〜。
ウエスタンスピリッツのケーブル群で聴くオペラは、また格別のものが有ります。
次回はベッリーニを紹介したいと思います。
それではまた。


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