1999 1998 1997 2001 2002 2003

三田誠広の近況2000年

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9月の近況 10月の近況 11月の近況 12月の近況


1/01
静岡県三ヶ日の仕事場で新年を迎える。

1/04
三宿に戻る。

1/05
『天気の好い日は小説を書こう』など講義録三部作の文庫版に解説のかわりに付ける著者インタビューの原稿が担当編集者よりメールで届く。一日がかりでチェックしてメールで送り返す。

1/11
表参道のカワイのスタジオにて、長男、三田貴広のピアノコンサートを聴く。

1/13
長男、ベルギーへ出発。

1/14
朝日新聞記者来訪。『アインシュタインの謎を解く』についてインタビュー

1/15
『碧玉の女帝/推古天皇』の校正ゲラ届く。

1/17
『碧玉の女帝/推古天皇』の校正完了。

1/20
廣済堂出版の編集者来訪。『碧玉の女帝/推古天皇』の校正ゲラを渡す。三宿で飲む。

1/21
文化庁著作権審議委員会に出席。

1/24
文化庁著作権審議委員会に出席(1/21のとは別の分会)。

1/25
日経新聞社の編集者来訪。打ち合わせ。

1/27
早稲田大学文学部文芸専修の会議に出席。
集英社にて文庫本の校正。後担当編集者と飲む。

1/28
文芸家協会理事会に出席。

1/29
文芸家協会主催のシンポジウムの打ち合わせに出席。
めじろ台男声合唱団の練習と新年会。


2/01
早稲田大学文学部卒業論文口頭試問。

2/02
三宿にて角川春樹事務所の担当編集者と打ち合わせ。

2/03
表参道にてネスコの編集者と宴会。

2/04
ペンクラブ言論表現委員会に出席。

2/08
集英社の編集者と三宿で飲む。

2/10
『まとりた』の企画でバイオリニストの戸田弥生さんと対談。

2/15
朝日新聞(大阪本社)のインタビュー

2/18
芥川賞のパーティーに出席

2/22
文芸家協会のシンポジウムにパネリストとして出席
集英社にて文庫の校正

2/23
『碧玉の女帝/推古天皇』の見本届く。これで女帝三部作完成。廣済堂の編集者と三宿で飲む。

2/25
『団塊老人の逆襲』(仮題)草稿完成。団塊の世代の老後についての書き下ろしエッセー。

2/26
めじろ台男声合唱団の練習に参加

2/28
『老人団塊の逆襲』のプリントチェックと入力終わる。完成。

2/29
光文社の編集者来訪。『老人団塊の逆襲』の原稿を渡す。


3/01
成田空港からベルギーのブリュッセル空港に向けて出発。
この旅の内容はいずれ書く予定などでここでは省略。

3/13
ブリュッセル空港より成田着。

3/14
『清盛』執筆開始。

3/21
『清盛』第1章完了。

3/22
早稲田大学仏文教授であり、ヌーヴォーロマンの翻訳家であり、内向の世代の代表的評論家であり、小説家でもある平岡篤頼氏の古希を祝う会。
早稲田のリーガロイヤルホテル。氏は長く『早稲田文学』の主宰者でもあったので、おおぜいの作家、評論家、教授、教え子らが集まる。

3/24
次男の大学院の卒業式。これで子育てが終わる。嬉しい。

3/25
勤務先の早稲田大学の卒業式。客員教授になってから3回目。教室での卒業証書授与に立ち会う。
PHP研究所にて宮迫千鶴さんと対談。夫婦について。

3/27
集英社の編集者と三宿で飲む。文庫、および「清盛」の打ち合わせ。

3/28
中村くんと飲む。文庫解説インタビューのお礼。
『清盛』第2章完了

3/30
芦花公園の世田谷文学館にて世田谷文学賞の授賞式に出席。
この選考に加わってから3回目になるが今回はレベルが高い。
小説部門の第一席の受賞者は今年大学卒業の女の子。

3/31
大学院(修士課程)を卒業した次男が就職。本日から老夫婦二人きりの生活となる。


4/01
『まとりた』の対談。芥川賞作家玄月氏と。
めじろ台男声合唱団の練習に参加。

4/05
早稲田大学文学部にて会議

4/10
光文社の編集者来訪。団塊の世代論『団塊老人の逆襲』(仮題)について打ち合わせ。営業部のアドバイスを容れて多少の手直しをすることに合意。締切を連休明けとする。
『清盛』第3章完了。少し時間がかかったのは、1〜2章の手直しをしていたため。次の4章は山場なので集中力を高めたい。

4/11
ペンクラブ言論表現委員会に出席。

4/12
早稲田大学文学部文芸専修会議に出席。
日本文芸家協会、常任会ならびに理事会に出席

4/15
『清盛』第4章完了。

4/17
文芸家協会。学校教育における著作権等についての懇談会に出席。

4/19
早稲田大学第一文学部、本年度前期最初の授業。本年も一年生の基礎演習と創作個人指導を担当。
本年は任期の最終年度なので、一年生の演習は本来なら抽選で30人に絞るところを志望者全員引き受けることにした。81名登録。これでは演習にならないが、何とか乗り切りたい。

4/20
早稲田大学第二文学部、本年度前期最初の授業。本年も小説創作の演習と広域科目の小説論を担当。
『清盛』第5章完了。保元の乱が終わる。ここで一時中断して、団塊の世代論の入稿前のチェックに取りかかる。

4/22
めじろ台男声合唱団の練習に参加。

4/26
早稲田大学文芸専修の懇親会に出席。


5/02
自治労東京都本部にて「自治労東京文芸賞」の選考。

5/07
『団塊の世代論』の第二稿完了。光文社の編集部・営業部の要請でタイトルを変更したため、細かい書き直しが必要だったが、やり始めるとけっこう手間がかかり連休がすべてつぶれてしまった。ようやく完成したので『清盛』の作業に戻る。

5/10
大学の研究室に光文社の編集者来訪。『団塊の世代論』の第二稿を渡す。

5/13
「風花」二十周年を祝う会に出席。

5/14
初台新国立劇場にて姉、三田和代の芝居を見る。ユージン・オニール作「夜への長い旅路」

5/17
大学の研究室に光文社の編集者来訪。先週渡した原稿のゲラを受け取る。同行のカメラマンによる顔写真撮影。
その後、集英社に行って『書く前に読もう超明解文学史』文庫版の校正。

5/18
早稲田大学第一文学部文芸専修の専修会議に出席。

5/19
三ヶ日の仕事場に移動。

5/20
光文社のゲラ、完了。

5/21
三宿に戻る。

5/22
文芸家協会常任理事会、総会、懇親会に出席。

5/24
大学の研究室で光文社編集者に団塊世代論のゲラを渡す。
タイトルは『中年って何?』に決定。かなり恥ずかしいタイトルだが中身はかなりハードです。

5/25
大学の研修室で、学生のインタビューを受ける。

5/26
世田谷保険センターで検診。

5/28
『清盛』第6章完了。

5/30
角川春樹事務所の担当編集者と三宿で飲む。年末に書く時代小説の打ち合わせ。同編集者(中村政幸くん)は集英社文庫の講義録シリーズの解説も担当してくれているので、文庫の打ち上げも兼ねる。

5/31
大学の研究室にて、光文社担当編集者から再校ゲラを受け取る。あとがきの原稿を渡す。


6/02
故後藤明生氏を忍ぶ会に出席。帰りに友人の三省堂編集者と飯田橋で飲む。

6/03
早稲田大学のエクステンションセンターにて講義。

6/06
『まとりた』の対談。益子直美さんと。アークヒルズの全日空ホテルにて。
対談の後、テレビ朝日出版部の編集者と打ち合わせ。
徒歩で赤坂のペンクラブに移動。言論表現委員会に出席。
6/08
文化庁の著作権審議委員会に出席。その後、文芸家協会常任会、理事会に出席。その後、第二文学部の講義に行くというハードスケジュールをこなす。

6/10
早稲田大学のエクステンションセンターにて講義。最終回。
『清盛』第7章完了。

6/16
群馬県土屋文明記念館にて講演。

6/19
明日からの講演に備えて磐梯熱海で一泊。

6/20
郡山で講演。仙台へ移動。秋保温泉で一泊

6/21
仙台で講演。三宿へ戻る。

6/26
光文社の編集者と銀座で飲む。本日、『中年って何?』発売。

6/27
「小説新潮」に出す短篇『電』30枚、完成。
ラユニオンパブリケーションズの取材。インターネットによる書籍販売のホームページに記事が出るとのことで、6冊ほどの本を推薦する。

6/28
大学の出講日。妻シドニーへ出発。これからしばらくは龍之介と2人きりの生活。

6/29
大学の研究室で『小説新潮』の編集者に原稿を渡す。考えてみれば『小説新潮』に小説を書くのは初めて(座談会やエツセーで登場したことはある)。


7/01
『清盛』第8章完了。この前の章の完成から20日かかったが、講演旅行と短篇30枚が挟まったので仕方がない。これまでのところを読み返して修正もした。かなり書き足したので、分量としてはあと1章でいいかもしれない。
すでに山場は過ぎている。ここからテンポを上げて一気にゴールに進みたい。50枚の9章のあとは、20〜30枚の終章で締めくくるということでもいい。とにかく7月半ばには完成させたい。

7/06
『小説新潮』の校正ゲラFAXで届く。大きな直しはない。これで作業完了。

7/05
早稲田大学第一文学部前期最終授業。

7/06
文芸家協会理事会に出席。引き続き第二文学部前期最終授業。

7/07
妻シドニーより戻る。『早稲田文学』運営委員会に出席。引き続き早稲田大学文学部文芸専修専修会議に出席。

7/08
台風一過、友人の作家、岳真也氏と三宿で飲む。共通の友人、対馬斉氏の作品「人間であるという運命」(作品社)の出版を祝う。
この本は、われわれが学生時代、既存のマルクス解釈から新たな視点をもたらす発想を求めていた時代に、市井の哲学者として独自の理論を展開した伝説的な思想家、対馬斉氏の記念碑的な作品である。

7/09
三田和代さん主演の『ハーブ園の出来事』を観劇。六本木俳優座劇場。キリスト教の道徳観と新しい時代の新しいモラルとの衝突というテーマで、シェークスピアの娘が主人公なのだけれども、中世のキリスト教について、またシェークスピアについて、知識のない読者にとっては、やや難解の芝居だったと思う。
『清盛』9章完了。次は終章。ゴール目前

7/11
大手町パレスホテル「江藤淳氏をしのぶ会」に出席。

7/13
長男、ベルギーより戻る。

7/14
『清盛』草稿完成。

7/15
高校の同窓会に出席。

7/17
文化庁著作権審議会に出席。

7/21
佼正出版の編集者来訪。『法華経』の打ち合わせ。目標、10月末。少し遅れるかもしれないが、次の『天神』をスタートさせなければならないので、スケジュールを守りたい。

7/22
めじろ台男声合唱団の練習に参加。

7/23
『清盛』草稿チェックが完了。

7/24
集英社の担当編集者来訪。『清盛』の原稿を渡す。これでとりあえず第一次の作業がすべて終わった。

7/27
長男三田貴広のピアノコンサート。市ヶ谷ルーテル教会にて。

7/28
日経新聞社の担当者と打ち合わせ。10月刊予定の「星の王子さま論」の打ち合わせ。
フリー編集者の某氏と打ち合わせ。三宿で飲む。


8/02
角川春樹事務所の編集者の三宿で飲む。

8/08
長男、また外国へ出発。ようやく老夫婦だけの落ち着いた生活に戻る。

8/10
三ヶ日の仕事場に移動

8/16
「星の王子さまの恋愛論」草稿完成。

8/17
三宿の自宅に戻る。

8/21
日経新聞社の担当編集者来訪。「星の王子さまの恋愛論」の原稿を渡す。

8/26
めじろ台男声合唱団とめじろ台フィオーレの合同練習に参加。

8/28
成田空港よりブリュツセルに向けて出発。


9/11
ブリュッセルより帰国。

9/12
日経新聞社の担当編集者来訪。打ち合わせ。

9/13
長男、旅行先のチュニジアより帰る。

9/14
ペンクラブ主催のシンポジウムに出席。

9/16
めじろ台男声合唱団の練習に参加。

9/18
集英社の編集者来訪。『清盛』のゲラ届く。

9/20
早稲田大学第一文学部後期最初の授業。
俳優筧利夫氏と対談
三笠書房の編集者と打ち合わせ。
長男ブリュッセルへ旅立つ

9/21
早稲田大学第二文学部後期最初の授業。

9/24
『清盛』のゲラ完了

9/25
文芸家協会知的所有権委員会に出席。

9/29
文芸家協会理事会に出席。

9/30
めじろ台男声合唱団の練習に参加。


10/04
自宅にて「日経ビジネス」の取材。

10/05
早稲田大学第一文学部文芸専修専修会議に出席。

10/06
集英社にて『清盛』校正ゲラのチェック。その後、飲む。

10/07
八王子いちょうホールにてめじろ台男声合唱団とめじろ台フィオーレの合同コンサートに出演。

10/08
紀伊国屋ホールで三田和代さん出演の芝居『恋い歌/白蓮と竜介』を観る。

10/09
『星の王子さまの恋愛論』の初校校正完了。

10/10
大津で講演。

10/11
文化庁著作権審議会に出席。

10/13
文芸家協会にて新聞各社との協議

10/15
土浦で講演。

10/16
日経新聞の編集者来訪。『星の王子さまの恋愛論』の校正ゲラを渡す。11月上旬発売予定。

10/17
角川春樹事務所の担当編集者と三宿で飲む。『天神』(仮題)の構想を語る。

10/18
授業のあと教育学部の学生と11月の講演の打ち合わせ。その後、秋葉原でパソコンを買う。

10/19
早稲田大学文学部文芸専修会議に出席。

10/24
『早稲田文学』新人賞選考委員会に出席。

10/28
土曜のリレー講義。今週から3回、土曜も出講する。


11/06
健康診断

11/07
世田谷文学賞の選考会

11/08
『星の王子さまの恋愛論』(日経新聞社刊)の見本届く。サン=テグジュペリのイラストが表紙に入り、きれいな仕上がりになっている。本屋の店頭に並ぶのは来週くらいか。
大学で授業のあと『清盛』の再校ゲラを集英社に届ける。発売は12月20日

11/10
文芸家協会理事会。

11/11
土曜のリレー講義、最終回。引き続き文芸専修の講演会に出席。講師は斎藤美奈子さんと大杉重夫さん。

11/13
文化庁著作権審議会に出席。続いてペンクラブ言論表現委員会に出席。

11/14
水泳選手の中村真衣さんと対談

11/15
講義のあと教育学部の学生のインタビューを受ける。

11/16
「すばる文学賞」の授賞式に出席。教え子の大久秀憲くんの受賞を祝う。教え子が同賞を受けるのは三人目。

11/22
文芸家協会知的所有権委員会に出席。

11/27
文化庁著作権審議会に出席。

11/30
早稲田大学小野講堂で講演会。


12/03
『三田誠広の法華経入門』草稿完成。

12/04
自宅にて日経新聞のインタビュー。

12/05
立松和平の宴会に出席する

12/07
文芸家協会と新聞各社の新聞データベースに関する協議会に出席。
本年の授業は来週まであるが、来週は夕方に文芸家協会理事会があるため、第二文学部の「表現芸術演習」の授業は今日が最終回。卒業生が2名来て、花束のプレゼントをくれる。なお、第一文学部と二文の「小説論」は来週が最終授業

12/08
集英社の担当者来訪。『清盛』の見本届く。

12/09
めじろ台合唱団忘年会。

12/10
早稲田文学新人賞授賞式および理事会に出席。

12/13
第一文学部最終授業。
12/14
午前中に文化庁著作権審議会に出席。午後、文芸家協会理事会に出席。夜、第二文学部最終授業。

12/15
『清盛』本日発売。
文化庁著作権審議会総会に出席。

12/17
『三田誠広の法華経入門』完成。

12/18
文芸家協会と文芸著作権保護同盟の懇談会に出席

12/19
校正出版社の編集者来訪。『三田誠広の法華経入門』の原稿を渡す。発売は4月の予定。

12/22
お台場で映画をみる。観客6人。

12/25
早稲田大学の同窓会。会場の店主が文学部前の食堂にいたことが判明して盛り上がる。

12/31
大晦日。何事もなし。

以下は随時更新します

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