漂流事故について


 漂流事故について私は以前より問題提起を行ってきました。そして7月の東大でのシンポジウムや4月25日に東大で行った講義でも同じ問題を語りました。
 今分かるだけでも、今年も3月12人に4人が漂流し、5月5日は2人が漂流して2人とも死亡し、7月2日には7人が漂流(ダイビングボートがバランスを崩したまま漂流、座礁した)しました。7月17日には4人が漂流しました。
 ここにしましたデータは、昨年までの漂流事故の状況です。

 7月17日の漂流はインストラクターがついていての事故でした。
 現在のダイビングのテキストには、数十時間や数日に渡っての漂流時の生き残り方についての方法論は語られていますでしょうか。
 ダイビングで長時間漂流したときにどうすればいいかについての研究や対策は今以上にすべきでしょう。

 参考:漂流時の発見確率を上げる器材  漂流者救助に向けた海上保安庁の検証


平成18年7月23日

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