商品スポーツの事故と責任 
シリーズ3 
予告:委託された学校教育と事故の責任


アジアスポーツ法学会国際学術研究大会2009(兼日本スポーツ法学会第17回大会)2009年9月19日(土) 於 早稲田大学において、私は「委託された学校教育と事故の責任」と題して、魚野川カヌー転覆事件の研究を中心に、学校教育と委託された商品スポーツ事故について研究を発表します。

以下はその内容の予定です。

−野外スポーツ授業における事故−
(魚野川カヌー転覆事件)

 学校教育と商品スポーツの関係
 商品スポーツとは(定義)
 商品スポーツの法的位置づけ
  スカイダイビング落下死亡事件判決に見る司法判断
 商品スポーツビジネスの現状とリスク
 委託された学校教育と事故の責任 魚野川カヌー転覆事件
 魚野川事件における商品スポーツの品質問題
 魚野川事件における法的責任
 学校から委託された野外スポーツの事故2例
  1.鹿児島湾、カヌー・いかだ体験学習中漂流事故
  2.高校の授業としてのスクーバダイビング講習中の死亡事故
 魚野川事件と鹿児島湾事故における事故要因の考察
 商品スポーツの債務、責任、義務の整理
 委託者の義務と責任
 商品スポーツ品質のリスクチェック項目
 結 論

以上の内容について20分間で発表させていただく予定です。
発表の内容は後日、論文として発表する予定ですが、今回は特に学校体育の一部として商品スポーツ業者あるいはそれと同質の事業を行っているところに授業を委託している方々やその予定のある方々、授業を受託する側の商品スポーツの業者の方々には、もし可能であれば、これをお聞きいただければ多少なりともお役に立てるかもしれません。通常の国内だけの学会とは異なり参加費は安くないですが、ご考慮いただければ幸いです。

参考文献です(いずれも拙著)
「忘れてはいけない ダイビング セーフティ ブック」 
「商品スポーツ事故の法的責任」
「ダイビングの事故・法的責任と問題」
「ダイビング事故とリスクマネジメント」
 


平成21年7月18日
      8月5日修正

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「忘れてはいけない ダイビング セーフティ ブック」 「商品スポーツ事故の法的責任」
「ダイビングの事故・法的責任と問題」
 「ダイビング事故とリスクマネジメント」