チュニジア大周遊10日間
( 阪急トラピックス 添乗員、岩堀さん )に参加して 〜

2008年12月16日〜25日








PART 2 日程6日目から日本帰国まで


PART 1 成田出発から日程5日目まではこちら


 12月21日(日曜日)
朝7時半に洞窟風ホテルのデュアルエルベルベルを後にしてエルジェムへ。
マトマタを出て30分ほどでガベスというオアシスに着く。
ここガベスは地中海に面したオアシスである。海に面したオアシスは此処だけとの説明だったけど、シナイ半島にはあったと思う。
バスはさらにガベス湾に沿って北上してマハレスという小さな街のコーヒーショップで休憩してチュニジア第2の都市スファックスの郊外で内陸部に入り、オリーブ畑の間の真っ直ぐな道を走ってエルジェムへの到着は11時。
ここに残る遺跡はコロセウム(円形競技場)のみである。
このコロセウムは2世紀に建設が始められたが、政治的、経済的な要因によって全体が完成することはなかった。
この円形競技場を1時間ほどかけて見学した後、近くのクサール・エル・ジェムホテルのレストランでアジのような魚のから揚げの昼食。
昼食後は再びバスに乗り1時間ほどでスースへ。
スースのグランドモスクはちょうど礼拝の時間となってしまい、イスラム教徒以外は入場できず外観のみを見てスーク(市場)を見たり港に繋留されている観光用の海賊船を眺めたりと2時間ほどを過ごして今日の宿、アブ・ナワス・ブジャファーにチェックイン。
夕食まで時間があったのでホテルのすぐ裏手の海岸沿いのプロムナードをジョギング。
地中海からの風が気持ち良かった。
18時45分からホテル内のレストランでビュッフェディナー。
このホテルもデザートが豊富で始めてアイスクリームがあった。



 12月22日(月曜日)
今日もホテルの出発は7時半。
ここでの今の時期の日の出がちょうど7時半ごろ。
でも残念ながら地中海から昇る朝日は雲に隠されてしまった。
今日の予定はスースからボン岬をぐるっと回ってチュニスまで。
スースでの滞在時間が少なかったので詳しくは見れなかったが、オフシーズンの今はとても静かだが、地中海に面したリゾート地とあっておしゃれな建物が数多く見られる。
スースを出て1時間ほどでハマメットに到着。
ハマメットも地中海に面した港町。真っ白に塗られた壁と壁の間の迷路のような道は曲がりくねっていてまったく先が見えない。
そんなスーク(旧市街)と地中海を見下ろす要塞・カスバ、きれいな海水浴場等を見てバスは次の目的地ナブールへ。
ナブールは陶器とオレンジ栽培の街。
街の入り口には巨大なオレンジを載せた焼き物の壷が置かれている。
1軒の陶器の工房を訪ねロクロを回しての壷作りを見学。
その後は旧市街を40分ほど自由散策。街路樹はすべてオレンジ。
再びバスに乗りさらに海岸線をケルクアンへ。


ナブールから海岸線を北上してケルクアンへ。途中の海岸ではフラミンゴの群れも見られた。
12時30分にケルクアンの遺跡に到着。世界遺産に登録されたケルクアンの遺跡は紀元前6〜2世紀にこの地で生活していたフェニキア(ポエニ)人の都市遺構が発掘されて一部が復元され当時の生活様式などを偲ぶことができる。
真っ青な地中海を見下ろしての楽しそうな生活の様子が伺える。
遺跡の見学を終えてさらにボン岬の先端近くのエルハワリアの海岸沿いにぽつんと1軒だけあるレストラン、ラドラードで名物料理のえびのオジャの昼食。
15時ボン岬での観光を終えて首都のチュニスへと向かう。
2時間ほどでチュニスへ到着するも、ちょうどラッシュが始まったところですごい交通渋滞。
ずっと山岳地帯での車もほとんど通らない道を走ってきただけに車の多さにびっくり。
今日のホテルはチュニスでも指折りの高級ホテル・コングレス(旧・アブナワスチュニス)。
夕食はちょっと離れた海岸近くのラビクトワールでシーフード。
トマト味でおいしかった。
食後一旦ホテルに戻ってイルミネーションされたハビブ・ブルギバ通りの時計塔を見に出掛けた。



 12月23日(火曜日)
朝8時半にホテルを出て今日はカルタゴの遺跡とシティ・ブ・サイドを観光してチュニスの旧市街へという予定。
まず最初に訪ねたのは、ホテルを出て40分ほどでトフェのタニトの子供たちの墓地。
幼い男の子をいけにえとして神に捧げる儀式で命を失った子供の骨がたくさん出土されている。
次いですぐ近くにあるカルタゴ軍の軍港と商業港の跡。
その次はアントニウスの共同浴場跡。地上部分はほとんど残っていないが、ブルーの地中海を背にして建つ共同浴場で残された石組みから往時の大きさがいかに大きかったが伺える。
さらにバスで小高い丘を目指す。
この丘はビュルサの丘と呼ばれていてカルタゴの中心として栄えた場所だ。
この丘の上にはサン・ルイ教会とカルタゴ博物館が建てられていて、周辺で発掘された墓の副葬品や土器、床のモザイクなどが展示されている。
カルタゴの遺跡を見学した後はバスで10分ほどのシディ・ブ・サイドの観光へと向かう。

カルタゴの遺跡を見学した後はシディ・ブ・サイドの観光。
白い壁とチュニジアンブルーの扉、窓、手すりとのコントラストが美しい坂道の街だ。
細い路地にはたくさんの観光客であふれている。ちょうど京都の三年坂のような感じだ。
カフェ・デ・ナットでミントティーを飲んで街をぐるっと日と回りしてバスでシディ・ブ・サイドの裏手の崖の下にあるル・ピラットという名前のレストランで白身のお魚の昼食。
昼食後はチュニスに戻って旧市街・メディナのスークを散策。
その後チュニジアへ着いた日に泊まったエルハナホテルで一休みしてバスでホテル・コングレスへ戻って今日はホテル内のレストランでイタリア料理のビーフがメインのディナー。
チュニジアでの全日程を終了し帰国の準備をしてお寝みなさい。




 12月24日(水曜日)―25日(木曜日)
朝5時45分から特別にレストランを開けてもらってチュニジアで最後の食事。
6時半にホテルを後にして30分ほどでアラビアンスタイルの綺麗なチュニス国際空港へ到着。
9日間にわたってのチュニジアどのバスの旅は終わった。終始安全運転のドライバーさんに感謝。
朝早い時間なのでガランとした感じのチェックインカウンターだったが呆れるほどのんびりとした作業で一向に進まない。
1時間近くかかってやっと搭乗券を手にすることができた。
来た時と逆ルートでエールフランスAF−1685便でパリに向かい、クリスマスイブのパリでの滞在はシャルル・ドゴール空港内に1時間ほど居ただけで東京行きのAF−276便に搭乗して12時間近いフライトで25日朝9時過ぎに成田空港に無事到着。

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PART 1(成田出発から日程5日目まで)はこちら
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