本文へジャンプ
学園長挨拶

レイモンド学園 学園長  伊東美穂

「若者をその行く道にふさわしく教育せよ。
そうすれば年老いてもそこから離れない。」  箴言22章6節

世間では多くの人々が、教育に対してとても高い関心を持ち、熱心に取り組んでいます。ところで私たちクリスチャンは、神の国の民の教育のために、どれほどの関心を持っているでしょうか。
「主が知恵を与え、御口を通して知識と英知を与えられるからだ。」箴言2:6
神は知恵と知識と英知(知性、理解)を与えられます。これらの3つの要素は『たましいのいのち(箴言3:17、22)』といわれます。そして子供たちのいのちを育て、導くことを教育と呼ぶと考えます。
一般には教育とは、知識(情報)を与え、それを意味づけ処理整理する理解力を育てることだと言われます。またそれ自体を上手くやることが出来れば『知恵がある』と表現するでしょう。しかし、聖書は神を畏れることが知恵のはじめであり、それが最も大切なことだと教えています。つまり神を知り、畏れることから教育が始まります。

キリスト教教育の原点は以下の通りです。
1.神は存在する(自然の法則)
2.神は語られる(聖書、啓示)
3.神が全宇宙を造られた(神の支配の中に生かされる)
4.神が人を造られた(目的と責任)

「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。私がきょう、あなたに命じるこれらのことばを、あなたの心に刻みなさい。これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。」申命記6:5〜7
教育の責任は親に与えられています。子供たちに神を教えることは親が神から与えられた使命です。また、今はクリスチャンの子供たちが信仰を守るのが大変困難な時代だと思います。子供たちが親から伝えられ、また教会で教えられる信仰の道を守ろうとしても、日頃学校や地域社会で経験するものとは全く違うので、そのギャップに苦しみ悩んでいます。
子供たちが幼い時から聖書の価値観の中に生き、みことばに整えられ、信仰の喜びを分かち合い、希望を持ち、輝いて積極的に生きていくことを切に願っています。そんな中チャーチ・スクールとして、レイモンド学園が2004年4月よりスタートいたしました。
レイモンド学園の目的は、クリスチャン子弟を中心に生徒の信仰、心、学力を育成することです。子供たちが神様に出会い、賜物を発見しそれを発揮し、優れた学力を身につけ将来に備えていくことです。次世代の子供たちがあらゆる分野に於いて、世の光として活躍していくことを心から願っています。