組み立て式ウッドデッキには3つのグレードをご用意いたしました。
その一つに、3つ(松材、杉材、桧葉材)の木材を適材適所に使い分けた標準グレード
二番目に、国産の杉材を日本古来の燻煙技術を駆使して杉材の持つ耐久性や特性を限りなく引き上げた燻煙グレード
最後に、国産の最高の耐久性を秘めた栗材で作られた栗グレードの3つのグレードがあります。
土台や大引の加工 | 土台や大引をつなぐには蟻継ぎ手や鎌継ぎ手を使い、二つ以上の木材を接合する方法に腰掛蟻掛け仕口を使います。 |
柱の建て方加工 | 柱は土台部分にホゾ穴をあけて柱側にはホゾ差しを作る |
根太の加工 | 土台側に根太掘りがされてはめ込む |
笠木の加工 | 笠木は留め加工がされる |
床板の加工 | 床板は両側が面取り加工される |
標準グレード - 松材、杉材、桧葉(ヒバ)材の3種類の木材を適材適所に採用したこだわり製品
土台や土台束、大引、根太などの下廻りと言われる構造物の核となる部分には耐水性が高い松材を使います。松材には松脂と言われる独特な脂分がありこの脂が水をはじきますので下廻りには打って付けです。 また、柱やクロス、ラチス、床板などには地杉の赤身のところを使い赤身は良く水に耐えうるといわれ外壁材や船材などにも使われるくらいです。 笠木に使う桧葉材は無節の柾目割に製材した特注品が使われます。わざわざ柾目割にするのは木割れやひび割れがおきにくい特徴があるからです。 このように3つの木材を使い分けて作られたのが標準グレードです。
昔に庵の煙で燻された木材の耐久性が高くなっているのに着目して近代的な窯で化学燃料を使うのではなく おが屑や木端などの天然燃料を使い杉材の赤身のところを燻煙窯で2週間から3週間じっくりと燻されて作られたのが燻煙木材です。 ゆっくり燻されるため細胞が破壊されることなく、シロアリ、カビ、ダニなども寄せ付けず一番の効能は木材が腐る最大の原因である木材腐朽菌をがっちりガードすることにあります。 この木材腐朽菌ガード効能が木材の耐久性を最大限まで高められています。
国産木材の中で最高の耐久性を秘めている木材で作られます。ウリン材と同じような特性を持ち硬くて重い木材になりますがその分、耐候性にも富みタンニンと言う樹液がシロアリも寄せ付けません。 このように優れた特性を持っていますが今ではなかなか採れない貴重な木材の部類になりました。そのため価格も高いですが栗材でウッドデッキを作るとその出来上がりの素晴らしさに喜びを感じます。
ウッドデッキの作品の一つの例として画像を載せてみました
パーゴラにはデザインパーゴラと屋根付きパーゴラの二つが考えられます。
デザインパーゴラは雨除けとしての機能を持ってはいませんが見た目のデザイン性と植物のつるなどをから廻せるための用途に使うなど開放感のある仕様です。
それとは別に、屋根付きパーゴラはポリカ波板などを葺いて雨除けとして機能を持たせたもので、屋根勾配なども付けられ雪などの荷重にも耐えうるような部材配置が必要になります。