燻煙グレードのウッドデッキを解説


燻煙グレードは耐久性の高いウッドデッキを作る

国産材を使い燻煙処理工程で化学燃料を使わないで、端材、おがくずを熱源にして燻煙処理された木材でウッドデッキをつくりました。
また、燻煙処理するに当たり、あわせて木材の乾燥もされます。燻煙で乾燥された乾燥後の木材の細胞は、正常の細胞を保っておりますが、科学的に高乾燥された物の繊維細胞を破壊されたものとは違いがあります。
未乾燥木材はカビや割れの原因にもなり、寿命を縮めますが、このように燻煙乾燥処理された木材は品質の高い資材に仕上げられます。
ガーデニング用デッキ、枕木など幅広く利用される人体にはもちろん、自然にも悪影響を与えない無公害木材でウッドデッキをご提供いたします。
燻煙木材の写真燻煙木材の材種特徴の解説

燻煙処理された木材の利点と優れた点をみていきます。
一般の強制乾燥と弊社の燻煙乾燥の違いと優れた点の画像も掲載します。
特に燻煙処理された木材と未処理の木材の実験結果が目を引きます。



燻煙乾燥されたウッドデッキ材料

乾燥木材と言うとどうしても強制的に水分を除外したイメージになります。確かに普通の市販されているKD材(強制乾燥材)は細胞が死に絶えてスカスカの状態になり 木材が弱くなってしまう傾向にあります。グリーン材(自然乾燥材)と比べると強度的には見劣りがします。このため普通のKD材は良い点(狂いが少ない、カビなど発生しにくい)もありますが 欠点(強度が弱くなる)も出てしまいます。この点、燻煙木材は乾燥させますが2週間から3週間の間じっくりとオガ屑や木端を燃料にして徐々に燻煙していきますので細胞が破壊されないで強度にも影響がなく、カビもおこりにくく、シロアリなどの害虫にも強くなります。 また何と言っても木材腐朽菌に耐性を持つということでしょう。木を腐らせる原因はこの木材腐朽菌がその一つです。燻煙されることにより木材腐朽菌の好む栄養素がなくなるので腐れにくくなります。 一般のKD材(強制乾燥材)との違いがここです。

3寸角画像 1寸5分角画像 120×40の画像 105×30の画像 燻煙乾燥木材類の画像

1.土台大引、土台束や柱に使われる核となる3寸角(90mm×90mm)木材になります。
2.根太に使われる1寸5分角(45mm×45mm)木材です。
3.床板に使われる4寸×1寸3分(120mm×40mm)木材で角部分は丸く面取り加工がされます。
4.笠木となる3寸5分×1寸(105mm×30mm)木材です。
5.燻煙乾燥木材たちです。

□燻煙乾燥木材の特性や特徴などはウッドデッキ燻煙木材革命をご覧ください。
□燻煙グレードの部材加工や作り方などは燻煙グレードの部材説明をご覧ください。
燻煙グレードの仕様書が下記になります。

燻煙木材は地杉(地元宮城県産)を使います。
土台や柱などは特1等材になります。ラチスについては無節の燻煙木材で作られますので無節ラチスになります。

仕様
名称材種等級
土台,大引特1等地杉
土台束特1等地杉
根太特1等地杉
特1等地杉
クロス特1等地杉
床材特1等地杉
ラチス材無節役物地杉
ラチス押縁材無節役物地杉
笠木特1等地杉


燻煙グレードで作られたウッドデッキ作品の一例画像として

たくさんのご依頼をいただいていますのでその一部を実例として掲載いたしました。
他にもいろいろなユニークなアイデアで作られた作品がありますのでウッドデッキをクリックしてみてください。

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燻煙工場に保管される丸太と製品たち
燻煙乾燥木材の梱包一部(左順から、燻煙前の杉丸太、燻煙処理された土台大引、笠木、床板)

燻煙前の杉丸太 加工された土台大引
加工された笠木 加工された床板

1.杉の丸太が皮をむかれた状態でたくさん野積みされて自然乾燥されます。
2.土台よ大引に使われる3寸角の角材です。燻煙されているので少し茶色がかっています。
3.床板の120mm×40mmに加工される木材。加工前ですので部厚みがまだバラバラです。商品は面取りされて完成になります。
4.笠木などに使う105mm×30mmの商品です。クロス用に90mm×30mmの部材もあります。


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