真冬の寒さの中、早くも「ＤｅｅｐＢｌｕｅ」では熱い戦いが繰り広げられました！今回の対戦は、アジアの雄・コーカサスオオカブトとスマトラヒラタクワガタです。スマトラヒラタは８８ｍｍ、2005年8月羽化のＦ１です。対するコーカサスオオカブトは本日購入したワイルド品です。サイズは未計測ですが、体重は共に１５グラムとハンデは無し？です。闘う場所は中ケースに入れたビートルウッドの上です。ピンセットを使い、両者を威嚇します。
私の予想では、足場がしっかりしていますので、脚の長いコーカサスがやや有利か？という感じです。また、初めてのケンカのスマトラに対し、ワイルドのコーカサスはケンカ慣れしているかもしれません。
↑先に仕掛けたのはコーカサスでした。長い脚を振りかざし、スマトラヒラタに襲い掛かります。対するスマトラも頭角を挟みにかかります。
↑コーカサスはスマトラの刃をかわすと、頭部を持ち上げ、上から襲い掛かりました。まるで、ブルトーザーのような威圧感です！コーカサスの圧倒的なパワーの前に、スマトラヒラタの体は横に流れ気味です。
↑コーカサスは、巨大な角を振り回し、スマトラヒラタを追い詰めて行きます。スマトラヒラタは後退を余儀なくされます。このまま、背走するしかないのでしょうか？さすがの極太、凶悪ヒラタも「青銅の巨人」の前では無力なのでしょうか？
↑防戦一方のスマトラヒラタでしたが、決して諦めたわけではありませんでした。一瞬の隙をつき、スマトラヒラタの大アゴがコーカサスの頭角をクラッチしました。バキッ！バキッツ！鈍い音が響きます。コーカサスの巨体が浮き上がり始めました。しかし、ここからは、脚力も重要な要素です。コーカサスの脚力は凶悪なほど屈強です。ところが・・・。
スマトラヒラタは圧倒的なパワーでコーカサスの巨体を土俵から切り離しました！そして、勝ち誇ったように真上まで、リフトアップしました。どうやら勝負はあったようです。
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コーカサスは、長い滞空時間の後、背後へと落下していきました。スマトラの圧勝でした。私の予想は完全に外れてしまったようです。
 ←２回戦も結果は同様でした。コーカサスは完全に引き気味です。無理やり対峙させると、頭角と胸角で一時はスマトラを押さえ込みましたが、決定打になりませんでした。かわされた後、前回と同様簡単にリフトアップされ、滞空時間の長いブレーンバスターの要領で落下してゆきました。
ちょっと肩透かしにあった気分です。ウエイトも同じ１５グラムだし・・・。コンディションの差が影響したのかもしれません。それとも、ワイルド・コーカサスはヨボヨボ・ジーサンなのでしょうか？
今後、コンディションを見て再戦を考えたいと思います。
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