そよ風のように街に出よう 90号

 

 

『そよ風のように街に出よう』 90号 は完売いたしました。

ありがとうございました。

 

 

  

そよ風90号表紙

 

2016年11月21日発行

B5判64ページ

定価700円(送料82円)

 

いよいよ次号で終刊!

みなさんのご投稿をお待ちしています!
  テーマ 小誌終刊へのメッセージ
       共に生きる社会に向けたメッセージ
       などなど
  字数 1000字以内
  締め切り 2017年3月31日(金)
  件名は必ず「そよ風投稿」としてください
  → soyokaze@hi-ho.ne.jp

 

 

特集●終刊へのカウントダウン・シリーズA

明日へつむぐことばたち

 

 前号の「終刊へのカウントダウン・シリーズ」第1回は「編集部ザ・談会」と銘打って、編集メンバー個々の本誌への想いや、今の社会状況について忌憚なく話し合った。当然、それぞれの想いには温度差があるが、本誌が障害者と健常者とをつなぐ役割をある程度果たしたこと、障害者の社会的な発言力は以前とは比べものにならないほど大きくなったこと、しかし障害者を不幸だと決めつける社会の視線はまだまだ頑強なこと、そして社会全体に貧富の格差が拡がって、みんなが競争に追い込まれ互いを思いやる余裕を失っているという見方には共通のものがあった。

 しかしその私たちも、座談会の後に起こった2つの事態を予想することはできなかった。1つは前号発行3か月後の7月26日に起きた相模原市の知的障害者施設での大量殺害事件だ。人種や宗教など、ある集団の属性を原因とする集団殺戮をジェノサイドと言うが、スケールの大小はあれ、この事件はまさに障害者ジェノサイドと呼ぶにふさわしい。それほど衝撃的な事件だった。これまで「互いの違いを認め合い、共に学び共に生きる社会を」と呼びかけ続けてきた本誌編集部にとってはなおさらである。

 事件の全容はいまだ明らかではないが、容疑者の若者が衆議院議長あてに書いた手紙や伝えられる彼の逮捕後の供述による限り、その背後に、障害者の生そのものを否定する優生思想が存在するのは明らかだ。本誌の37年間という時間は、多くの障害者と健常者の出会いを生み、共に生きる実践を紹介してきたが、それでもこの根深く暗い思想の扉を控え目にノックした程度なのかも知れない。しかし、雨だれも石をうがつのだ。本誌の刊行は終わっても、障害者を中心とした共生の取り組みは1秒たりとも止まらない。編集メンバーも本誌終刊後はそれぞれのスタイルで、彼らとともに共生社会に向かうことばを発信し、行動を続けていくだろう。

 さて、もう1つは身内の話で恐縮だが、相模原事件のちょうど1か月前に、本誌編集長の河野秀忠が自宅で転倒し、硬膜下出血と脳挫傷で緊急手術を受けるという事態が発生した。幸い命は取りとめ、今はリハビリ病院に移って少しずつ回復の兆しが見えるが、脳が受けたダメージは大きい。いよいよ終刊という時に、世界で一番本誌を愛した人間が、その思いを語れなくなった。ただ、ダテに障害者運動を半世紀も続けてきたわけではない。いずれ彼にしかできない、したたかな生き方を見せてくれるだろう。そよ風0号表紙

 前置きが長くなった。編集部の呼びかけに応えて33本の比較的長い原稿が寄せられ、その他にも数行の短い文章がいくつか届いた(短文は一つにまとめて最終ページに掲載した)。ありがたいことに特集の分量としてはかなり大きくなったため、前半と後半の2つに分けて掲載することにした。ある程度テーマ毎に区分けしようと考えないこともなかったが、それには無理があるのがすぐに分かったので、まったく順不同で並べさせていただいた。読みにくさはひとえに編集者の責任である。ご容赦いただきたい。

 ここには掲載できない、と言うのは掲載を前提としたものではなかったためだが、終刊についての意見や想いが綴られた手紙が郵便やEメールで届き、他にも何本もの電話がかかってきた。そのたびに、たかが「そよ風」、されど「そよ風」の想いを強くさせていただいた。すべての人たちに感謝である。
 今号特集は、本誌終刊をきっかけとして一つの時代を照らし出そうとする、市井に生きる人々のことばの集積だと思う。それらのことばが、明日の新しい私たちの関係に活かされることを期待したいし、そう努めたいと思う。
  副編集長 小林 敏昭    写真は1979年8月発行の「そよ風−0号」)    

   
VS(ヴァーサス)マキさん 牧口 一二
なんとも危ない父に育てられ、なんとも痛快で、なぜか柔軟に泉州を征く……東谷 太さん
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もらったものについて 16 立岩 真也

 

取材ノートより  律江
昔前の話 青いリンゴ まつうら のぶこ
くまさんの本の森 好井 裕明
ふくちゃんの広島焼き 福場 誠二
のっぽさんのコンタクトレンズ  木村 さおり
ちなつの、まっこんなもん 福本 千夏
聞き耳ずきん NEKO
哀愁のセールスマン 志鷹 豪次

 

表紙 西村吉彦

 

 


 

 

 

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