(19-2)大正時代の駅ナカ

◆平野威馬雄さんの著書「銀座物語-街角のうた」に、永年新橋駅長を務めた橋善一の随筆 『旧ノ新橋ステンション』 が、雑誌に掲載されたものかとも思い、大矢壮一文庫に出向き、情報検索を試みたがあいにくヒットしなかった。 そこでご対応いただいた学芸員の方から貴重な情報を見つけていただいた。 
  

サンデー毎日
2005年10月日号
       

 「銀塩記憶メモリー」
          大正時代の「駅ナカ」

 東京駅の構内には、本屋、レストラン、洋品店が立ち並ぶ。近ごろは「駅ナカ」と流行語にもなっているが、各地の駅構内にさまざまな店が並ぶ。
 郵政民営化で郵便局もコンビニ経営ができるというが、これ民営化の先輩JRの例にならったのであろうか。
 この一枚は「駅ナカ」の大先輩・1925年(大正14年)夏、東京駅構内に開店した土産物屋の店頭。
写真誌『歴史写真』に掲載された「駅ナカ」の珍しい記録だ。




  


目次に戻る    次ページ