日々是平安

バックナンバー

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

2003年8月4日(月) 安彦良和センセイ…?

昨日からやっと、やっと夏って気分になりました。一応梅雨も明けました。エアコンなしの部屋に居るとじっとり汗ばむ感覚は久しぶりです。電気代と自分の耐熱性との勝負で、なるべく冷房器具は控える地球に優しい私。その実態は貧乏性。
でもお盆になったらすぐに秋風が吹くんだろうなあ…と思うと、短い夏にちょっとせつない気分です。でもじっとしていても暑いのはイヤだから、早く涼しくなってもいいかも〜(この間までは暑くなれとか言ってたクセに)

もう次の号が出ちゃってちと時期を逸してしまいましたが。ガンダムエース8月号で、我が目を疑ったモノがありました。
最終ページの目次で、各作家さん達がテーマに沿っての一言発言があるのですが、この号のお題は『一番最初に買ったコミックまたは思い出に残るコミックは?』でした。これの安彦良和大先生のお答えにびっくりしてしまったのです。
センセイ曰く「白井恵理子さんの『STOP・劉備君』。単行本どっかから出てるんだ。くれ!」

安彦先生。思い出に残るコミックスでそれですか? 何故『GOGO玄徳くん!!』ぢゃなくてこっちを知っているんですか? 何に連載されているか知ってての発言ですか? つーかこのコミックス、先生が今現在描いていらっしゃる角川書店で出てたんすけど〜。
思わず2冊ゲットしている『続・STOP劉備くん!』を一冊送ってあげようかと真面目に考えてしまいました。

というワケで、安彦先生もご推薦(?)の『STOP劉備くん!』
題名から分かる通り三国志関係のマンガで、覇を競った漢達が繰り広げる4コマギャグマンガです。1987年から始まって、今なお連載中(すごいなあ)
三国志好きな方でも、特に男性は知らない方も多いと思います。なぜならこれって、ボーイズラブの老舗中の老舗、あのJUNEで連載されているんですから。

安彦先生が欲しがっている『STOP劉備くん!』の初版が1991年、それから続、続続の3冊が、角川書店のあすかコミックスから出ています(作者が当時あすかで連載していたせいらしい)『STOP劉備くん!』は既に絶版。続、続続はまだ何とか買えるみたい。
その後休刊したコミックトムプラスで平行して『GOGO玄徳くん!!』の題名で連載されていたので、こちらのバージョンは目に入った人もいるかもしれませんね。
現在書店でも手に入りやすいのはこちらの希望コミックス 版『GOGO玄徳くん!!』。これも続、続続と3冊刊行されていますが、何故か『続続〜』の方はJUNE版の4コマが収録されています。

と、周辺情報はこのくらいにして。
実は私このマンガが大好きでして、現在まで出版されているコミックスを一部ダブりつつ、全て初版で持っている位だったりします。いやまあ、そんな前からJUNEを読んでいた(コトもある…と、逃げておこう)ってワケになるのですが。

このマンガは書物の「三国志」が元なのは勿論ですが、多分に影響を受けているのはNHKの人形劇三国志。当時の少年少女たちが三国志を読むきっかけとなった(私も妹もそうでしたー)人形劇です。
いやもう、川本喜八郎作、(声)森本レオの諸葛亮孔明がカッコ良くてステキで艶っぽくて、当時の純真な(多分純真…)女の子たちをメロメロにしたものです。最近のさえないおじさん役とかスキャンダル報道からは考えられないくらいに、一部の乙女から絶大な人気と支持を、森本レオは誇っておりました。
この人形劇と孔明にどの位女の子がメロメロになったかというと、JUNEで三国志を題材にした『天の華・地の風―私説三国志』(作:江森備)という小説が連載されたくらいです。既に絶版のようですが、中古では手に入るらしい。
いやこれがそーいうのは抜きにしても中々に重厚で面白いのですが、でもばっちりとアレでナニですので、男性には勧めません。ちなみにカップリングは周瑜×孔明がメインな。孔明受け。ぶわははっ♪

おお、本題の『STOP劉備くん!』『GOGO玄徳くん!!』の話題に入れないワ。
4コママンガなのですが、三国志へのとっかかりとしてはこれ以上優れている本はないのではと思うくらいに、出てくる人物が「あーこいつってば確かにこんな感じ!」と、ついつい納得してしまう描写です。弟コンプレックスで穴掘っていぢける諸葛謹とか、関羽大好き曹操とか、超体育会系の死んでも気づかない馬超とか、孔明大っ嫌いで苦労性の周瑜とか。
話の長さや登場人物の多さにめげて三国志を挫折した人や、三国志そのものを知らなくても楽しめて、三国志読んでると倍楽しめるお得なマンガです。
時代考証も確信犯でいい加減で、歴史モノなのに時事ネタも多いのが逆に面白かったり。所帯じみた親バカの曹操とか、食うハズの目玉が親父になってしまった夏候惇とかー、ま、色々とめちゃくちゃですが、何故か本編の人物もこーいうコトしそうに思えてしまうのが不思議です。ご飯氏が好きな郭嘉も居ます。子供電話相談室に電話してました(謎)

難を言えば、4コマなのでコミックスになるペースが遅いのと(昨年出た最新刊ではサッカーのワールドカップ フランス大会のネタが載っていました。4年遅れ…)、JUNEでコミックスが出ないので何処からいつ出るか分からないコトですね。…致命的な弱点だなあ。よく初版で手に入れてるな、私。
三国志好きにはかなりお勧め、読むのに挫折した方にもお勧めです。男性にも安心してお勧め出来ます。古本屋で見かけたら即ゲットして吉っすよ!

『STOP劉備くん!』の作者コラムにあった「趙雲子龍に憧れて自衛隊に入った少女」の気持ちが良く分かる気がする私は密かに趙雲ファン。長坂坡の彼はやっぱステキだー。

2003年8月5日(火) やれやれだぜ

サイト開設から10ヶ月ほど。ようやっとリンクページがリンクページっぽくなりました。
何となくお友達がいっぱい居そうな感じに仕上がってちょっと嬉しい、つつましいとゆーかいぢましいとゆーかなしばたさんでした。

今日は七夕前夜祭の花火でしたが、これのせいで行けなかったです。…大嘘です。何か大雨来そうで行くの控えたの。(結局天気は持ちました)丙種くんも忙しいとゆーし。浴衣は着たかったかな。

明日から七夕でひたすら街が混むんですよね。いやまあ、七夕。地元民にとってはそこはかとなく微妙な祭です。

とゆーワケでサイト更新っぽいコトしたので日記は短く簡潔に終わるのだった。へとへと(情けなっ)


2003年8月9日(土) 幻の馬頭琴

東北地方は今台風が来ているようです。でも私が住んでいる辺りは、夕方は強めだったけど風も雨もそれほど酷くならなかったみたい。
昨日はこちらには未だ来てないのに、NHKの台風情報をつけっぱなしにしていました。地震情報とか台風情報とか、同じ内容を何度もやると分かっているのについつい観ちゃうんですよね。なんでだろ。
台風が勢力まんてんで通過した地域の方々は大丈夫でしたか?

金曜日にはまだ台風が到着していなかったので、浴衣着て仙台七夕祭りを観に行きました。
浴衣っすよ浴衣! でも1人じゃ着崩れしてしまうような着方しか出来ないんですよ。とほほ。
母親が和服大好きで、浴衣着るなどと言うと張り切ってくれるので着せ替え人形になります。可愛くなくてトウの立ったお人形だけどなー。急遽浴衣を着る事になり準備やら何やらで、飯も食えなきゃ友人との待ち合わせにも遅れたバカは私です。
ま、浴衣着るには暑すぎない天気で良かったです。着る機会のある人は分かると思いますが、浴衣って結構熱いんですよね。夏の日差しの中で着るモンじゃありません。

七夕飾りの下を歩いていて何か迫力がないなあと思ったら、吹流しが総じて短い事に気づきました。子供の頃の七夕は、自分の背丈よりちょっと上(ジャンプすれば手が届くくらい)か、顔にかかるくらいの長いものが主流だったと記憶しています。大人だったら吹流しの間を暖簾をくぐるが如く歩くのが普通。
でも今年は、大人でもくぐれるほどの長さの吹流しが少ないんですよね。下手するとはるか頭上にあって手が届かなかったり。
数年前に、歩きタバコが原因の七夕飾りのボヤって事件があった(…と思う。記憶が定かでない上ニュースソースが見つからんわ)ので、そのせいかと思われます。
今年は禁煙となっているはずのせいか、少しは歩きタバコは減ったみたい。というか、今まで和紙で作られた吹き流しが垂れ下がる中でタバコ禁止じゃなかったのかと思うと、それの方がぞっとしますねえ。よく大火事にならなかったものです。

仙台七夕には通称『動く七夕』というパレードが行われます。つーか、いつからタダの『七夕パレード』なんて名前になっていたんだろう? お姉さんは今まで知らなかったよ。
トロピカールな歌ありすずめ踊りあり、自衛隊や警察のマーチングパレードあり消防レスキュー隊のはしご車実演あり、自衛隊のお兄さんが作ったのかと思うと微笑ましくて涙するアシモくん(の着ぐるみ。本物はお高くて来られないのだろうか…)や、結構いい出来のドム(の着ぐるみ)もあるかと思えば、災害公害アイドルレンジャー隊の活躍ありと、まあそれなりに面白いものです。
災害公害アイドルレンジャー隊は、普段観られないたくましく日焼けしたお兄さん方の戦隊ショーでした。しかし自分達で『アイドル』言いますか、自衛隊…。

メインのステージが置かれている所の後ろから観ていたのだけれど、「七夕アジア友好親善」という企画で、仙台に住むアジアの方々のパレードがありました。その中にモンゴルからの留学生の方々が居て、人数は少ないけれども山車が一台。その上には馬頭琴を持った奏者の方が。
馬頭琴といえば『スーホの白い馬』。子供の頃に読んだ絵本で印象に残っていました。生で馬頭琴の演奏を聴けるなんてなかなかないわーと密かに楽しみにしていたら、モンゴルの方々が立ち止まらない。というか、マイクを用意したりと演奏の準備に入ろうとするのに、パレードの総指揮者らしいおじさんが早く行けと合図しているのです。モンゴルの方々は…演奏せずに行ってしまわれました。

その後、某韓国とか某地元のハワイアンチームとかは、時間減っていたかもしれませんがちゃんと演奏なり踊りなりやって行ったんですよー。納得いかん。私の馬頭琴演奏を返してよー!
他の演奏ポイントでやるかもしれないと場所を移動してみましたが、いつの間にやらアジアな方々と馬頭琴奏者が乗っていた山車がいなくなっておりました。しくしく。楽しみだったのにだったのに。

こんな感じて少ーしケチがついたりしましたが、久々に七夕に行った気分でありました。焼酎のそば湯割り美味しかった♪(結局ソレかいっ)

2003年8月10日(日) 最後の日

駅前のams西武が閉店になるというので、1000円の商品券を使いに行ってきました。
最終日ともなるとさすがに混み混みでした。全館セールだもんねえ。母親と自分用の普段着Tシャツと、ワゴンセールでバッグを買ってきました。

ワゴンセールはおばさま方も凄かったですが、若いお譲さん方も結構強気でばりばりでした。久々に奪い合いのある光景を見ましたよ。ボストンバッグを買うのに、コシノヒロコだかのお安い3900円か、よ〜わからんけどブランド品らしい14000円で迷いに迷って、14000円を買ってしまったです。やはり3900円にしておくべきだったか。でもなー、荷物詰め込むとみっともなくなりそうだったんだよなあ。
3900円の方は、手放した途端に隣のおばさんにゲットされました。しばらく持ち歩いているのを(未練がましく)見ていましたが、買ったかどうかは分かりません。
どうも私は、今ひとつ貧乏人の心得が出来ていないようです。

ams西武はいつまでも新参者って感じのデパートだと思っていたのですが、何やかやで21年の歴史があったようです。あまり利用はしなかったのですが、重宝していたお店もあったので、無くなると寂しいというかちと困ります。駅からすぐの目立つ位置になるので、あそこのビルが丸々開いてると街が寂れて見えるしねえ。
店舗内にあったコーヒー店が一緒に閉店するという話だったのが、引き続き営業になったのが不幸中の幸い。この店狭いけどワリと好きなのよん。

後にはビッグカメラが来るという噂がありましたが、ロフト系が来るって記事が新聞に載っていました。はてさてどうなることやら。
今年の冬に西武営業停止の話が出た時に、後2年は営業という記事が載った矢先に今年8月の閉店が決まりましたからね。新聞も決して当てになりません。

地下鉄仙台駅を通ると、柱にパイレーツオブカリビアンのポスターが何列にも渡って張ってありました。主要キャラクターが1人づつ大写しになった迫力あるポスターですが、なんつーかもう、ジョニー・ディップがカッコよすぎる!むしろあの腰つきエロい!!
カリブの海賊さんのセクシーダイナマイトショットにメロメロでした。いやもう、オーランド・ブルームとのロマンス(大誤解)が楽しみです。やっぱ観に行こうっと。

……ヒロイン? ヒロインってオーランド・ブルームですよね。女なんて出ていましたっけ?(性根腐ってます)

2003年8月12日(火) これもイブ…か?

明日からお盆ですね。我が家では明日13日から16日まで毎日火を焚きます。迎え火とか送り火というより「盆火」ですか。古くさい習慣ではありますが嫌いではありません。

むしろ嫌いなのは盆の前準備。我が家は父方の本家となるので、盆といったら親戚が必ずやってくる期間でもあります。
子供達が小さく且つ祖父が生きていた頃は、親戚一同集まっての宴会となっていましたが、祖父が亡くなった今では仏壇に線香を上げにくるくらいでかなり楽になりました。
それでも家の掃除とか仏壇の掃除を念入りにやっておかないといけないので、非常に面倒です。
昔は盆の時期は遊びにも出られませんでした。親戚の誰かが来た時に居なければいけないって。十分に大きくなった今でも、盆に出かけるのはいい顔されません。
お盆時期には水に入ると引っ張られるというので、プールにも行けませんでした。お陰さまで学校のプールの無欠席は出来ずじまいです。迷信深いデショ。

とゆーワケで、お盆イブ(?)の今日は色々と忙しい日でした。おねこさまを病院に連れて行くというおまけまでついたりして。忙しいっちゅーに。出物腫物所嫌わずとはこのコトだい。
明日も盆棚飾らなきゃなかったりでまた忙しいんですよー。やれやれです。お墓参りは済ませたのでその分マシですが。
父方母方の親類縁者のお寺が皆市内なので(しかも偶然父母方のお寺が重複してたりして)、お墓参りをするのは楽なのですが、それでも朝6時から9時までかかりました。いやまあ、年に一度だし墓参りしとかんと寝覚めが悪いっす。私信心深いから(そのワリにはやるコトいいかげん)

盆中には(我が家だけなのかその地域のものなのか定かでない)ローカル行事があって、意外に大変です。家ではずんだ餅を食べる日ってのも決まってるんですよ。今年は出かけるので食べられませんが。ちと残念。

面倒くさい行事ではありますが、それでも何となくお盆時期って気が引き締まります。
お盆には地獄の釜のふたが開くっていいますしねえ…フフ…(なんだか嬉しそう)

地獄の亡者ではありませんが、Windowsの脆弱性を利用したちょっとやっかいなワームが出始めているみたいですね。ウイルスバスターが、わざわざポップアップウィンドウを出して警告してくれました。
Windows2000やXPの方はご注意を。最新版にアップデートしといてね。

2003年8月14日(木) おでかけ

おでかけ予告。

明日から18日朝まで東京に行って来ます。
夏コミ→サイもえコンボをひっそりとかましてくる予定です。今回の夏コミは巳津さん所のお手伝いの名目でプラチナ…もとい、サークルチケットを持っていくのですが、ホントに間に合うか微妙でどっきどきです。遅刻して入れなくて横流しすりゃ良かったと思わないようにしたい所です。

というワケでしばらく留守にしまっす。昨日パイレーツオブカリビアンを妹とレイトショーで観に行って、急性冷房病になってしまったしばたでした。
いや、寒いわ頭痛するわ気分悪いわで、身体温まらなくて大変でした。

では、楽しんできます。
(しかし今回の旅は体力の限界超えそうで、お年寄りにはちとつらいぞっと)

2003年8月18日(月) 墜落睡眠

はい、無事帰って来ました。

そのまま倒れるかと思いきや、ちゃんと荷物の整理して、お風呂入って、ご飯食べて、お茶飲みました。でもその辺で電池切れ。布団に潜って眼が覚めたらやっぱり太陽は沈んでいました。前日徹カラだったんだもんなあ。お年寄りのくせにやるコトぢゃない。楽しかったけど(でも喉痛いけど)
まあ、こんな感じなので今日はこれにて。

頭がはっきりした今の心配事は、ご飯氏がアレ持ってスクーターでちゃんと帰れたかって事です。大丈夫だったかなあ。


2003年8月23日(土) 青春の軌跡(うぷぷ) 〜そのいち〜

これ書いている今現在、東北高校が決勝を戦ってるんですよ〜。初なんですよ。ダルビッシュくんなんですよ。深紅の旗にそろそろ白川の関を越えて欲しいんですよ。もうどっきどきで観てられませんっ!
というコトで高校野球を観ないでキーボード打ってます。

さて、お出かけから帰ってきた私はへろへろでした。年々体調の復帰が遅くなっているようでいやんです。その上ちょっとしたコトが重なってそりゃもう半病人。あまりの怠惰ぶりにカビ生えそうでした。ようやっと元気になってきたので忘れない内に軌跡ってみようと思います。注釈入れずに名前出しますが、分からなくてもその辺は御容赦。

8/15朝。夏コミにてお手伝いという名目で巳津さんからサークルチケットを頂いていた私は、朝一番の新幹線に乗っておりました。サークル入場は9:00までなのですが『朝イチの新幹線に乗れば間に合うよー』という話に安心していたです。でも東京着が8:24でギリギリな点に一抹の不安が〜。そしてそれは巳津さんからのメイルで確信に変わりました。
『バスの臨時便出ないみたい』

東京駅に着いた私を待っていたのは、タクシーへの長蛇の列とバス乗り場の最後尾も見えん列。初めはバスの列がそれほど長くなく(タクシーはもう、なんつーかもう、大手壁サークルみたいでした)見えたので並んでみたですが、『ここはだめだよー。あっち行ってね』と整理のおじさんに連れられていった場所は、最後尾の見えないバス待ちの列でした。雨はばんばん降り続く。じっとしているだけでもびしょ濡れです。
この時点で私はギブアップしました。『ごめん! ムリ! 遅れて行きます』
ああ、サークルチケット…。ヤフオクに出せば数万円の値打ちがつく(らしい)ものが、あっという間にただのしおりになってしまいました。こんなコトなら横流しして売っておけば〜。
その後、3日目のチケットとして騙して売れないかとか、でもチケットの色とか日にちで変えてるんじゃない等と、虚しい会話をしたのも今ではいい思い出?

10:30までコーヒー一杯で粘り、そろそろいいかなとバス乗り場を覗きに。でもやっぱり最後尾が見えない列に、泣く泣く今度はオレンジジュースで粘る。11:30にさすがに移動始めようと思って、ちょっと小降りになったのを幸いにバスの列に並…んだらまた降ってきやがるんだもんなあ。
結局20分ほど待たされてやっとバスに乗れました。はいていたジーンズもサンダルもぐちゃぐちゃです。雨に濡れて気持ち悪いのもあって、私はかなりイライラしていたのですが、周りの方々は怒るでもなく静かに辛抱強くバスを待っていた姿が印象的でした。皆ちゃんと順番とか守っていたしねえ。
あの雨の中を並んでいた方々といい、開場と一緒に入場した方々といい、とても同じ人間とは思えないくらいに辛抱強いと思いました。私は本物のおたくにはなり切れないっぽいです。エセおたく。

そんなこんなで大幅遅れでやっと巳津さんのスペースに到着。家主はどこかをうろつきに行っていたらしく、スペースにはズボラさんが居りました。遅れたのに手伝いもせず、ずうずうしく座って休む。荷物も置く。極悪非道。いや、ちょっとはお手伝いしましたよー。笑顔振りまいて(役に立たん)
今回の(今回『も』というべきか?)巳津さんの本はいわゆる女性向けだよーん本で、でも純粋な男性向けも1種揃っていたのですが、男性向けの本の内容を確認しつつ、既刊も含めて女性向け本『だけ』を買って行く男性が目に見えて多かったです。何故? 女の子が男性向けを買うような感覚なのかなあ? これは不思議でしたね。

毎回夏コミは暑いと相場が決まっていたので、その場ですぐ冷たくなる保冷剤『ヒヤロン』をお土産に持って行き、今回もそれを用意したのですがー。仙台より寒いじゃんか! サギだよ! 状態で、結構重いのになかなか虚しいお土産となりました。まあ開場の中は熱気というか水蒸気というかで暑かったんですけどねえ。結局皆さんに荷物を押し付ける形になってしまった今回のお土産でした。冷夏なんて〜!

そのさっぱり役に立たないお土産を持ちつつ龍さんのスペースにご挨拶に。当日上京で、あの雨の中ばっちりサークル入場に間に合った秘訣などを聞き感心する。会場に着くまでにすでにへろっていたので、ろくなお話もしなかった気がー。他の方々にご迷惑とか思ってしまう気配りっつーか小心者のしばたでした。
巳津さんの今回のジャンルはPSOだったので、ついでにサイキスペースも回…ってなかったな、そういや。戻る道すがらにPSO本を2冊(ふつーに健全)買って、雨の中はるばる来た私の煩悩はおしまい。でも龍さんのこーんな本とか巳津さんのあーんな本を手に入れたのでまあ良しとしとこう。

その後巳津さんが戻って来たり、ズボラさんが出掛けて行ったり女帝殿がやってきたりしつつまったりとしていたら、すぐに14:00のマイ撤収時間に。しかしここにも大雨の魔の手はしのび寄っていたのです。
宅配便が準備出来ていません。箱は売るのに荷物は受け付けてくれません。おねこさま宅急便の方はペリカンくんより早く荷物受け付けの準備が出来たのですが、巳津さんはおねこさまに酷い目に遭っているらしく『オレさまのあっすタンをあんな気まぐれなヤツらに預けさせん!』と言ったとか言わなかったとか。
15:00頃になってようやっとペリカンくんも荷物を受け付けてくれましたが、このペリカンくんの列も『美少女系大手壁サークル』並だったらしく、巳津さんはしばらく戻って来ませんでした。てっきり神隠しにでも遭ったかと〜。

いつもならホテルに着いていてもいい時間にようやっと撤収作業が終わって、何もしていないのに疲れ切った私がタクシーで帰るのを主張。乗り場に並んだですが、やはりここも『大手壁サークル』か『ビッグサンダーマウンテン』並の45分待ちでした。私並ぶの嫌いなのよ嫌いなのよ! 飲み屋でも待たせられるなら入らなくてもいいってヤツなのよ! 皆文句ひとつ言わないで並んでるんだもんなあ。我慢強いよなあ。

ようやっと…。本当にようやっとかわちょ@超女王とMyon2さんと合流。ほうほうのていでホテルにチェックインして、時間も押してるのでさっそく飲みに。コミケじゃなくて飲みに来てるんだもん、私。
というワケで、夏コミにかこつけた恒例の飲み会。そろそろ5年目に入ったのかな? 毎回池袋の養老の滝で飲みます。今回のメンバーは女帝殿、巳津さん、超女王、ズボラさん、Myon2さんとお友達でちょっと遅れてきたふじぷさん、それに私か。
初めてお会いしたふじぷさんはお噂はかねがねの方でしたが、ビール党だったりいきなり泡盛頼んだりする豪快なお嬢さんでした。

さて宴会の模様ですが、これを公開すると明日からお日様の下を歩けないので割愛します。ここでの会話を聞かれたら、私そのまま失踪します、マジで。まあそーいう会話だってコトで。
皆遠慮がない上、下ネタ持ってきてもそれ以上で切り返されるので(誰か『いやーん、○○さんのスケベ」くらい言えよ。演技でいいから嫌がれよ…)油断がなりません。放っておくと際限がなくなってとんでもないコトになるので(いや、十分なっているのですが)私が理性を持って歯止めを〜(ホントか?)
飲みが進んでワケわからなくなってくると、おさわりバーにもなります。女の子だけの飲み会の特権ですね。
しゃべって飲んで食っての宴会とはこういうものだというお手本のようです。ホントよ?

その場で巳津さんから全員に誕生日プレゼントが配られました。あみだで決めたのだけれど、作るのを頼まれて調子に乗って線をあちこち引いていたら『もういいわいっ!』と巳津さんに怒られました。とっても怖くて震えちゃった☆
そして私の手元にはウェンディ色の石(ガラス?)が美しい指輪が。これは愛の証ですか? でも私にはばーんがいるからなあ。その愛には応えられないな。そりはともかくどうもありがとうございました。さっそく愛用させて頂いてます。

今回飲み方足りなかったのですが(皆年か?)、超女王が日本酒をいい気分で飲んでばっちり潰れました。トイレから出てこないし。超女王ダウンの上にズボラさんが風邪気味で声が出ないので、巳津さんに客引きの交渉をさせて繰り出すカラオケは今回お休み。Myon2さんとふじぷさんは2日目が本番なのでここでお別れ。おつかれさまでした。
ホテルに戻ってまたしゃべり倒す。その間も超女王はトイレに篭っていたりベッドで死んでいたりしていましたが、疲れて皆がお開きにしようって所で元気を取り戻したらしいです。その後同室の巳津さんと熱い夜を過ごしたらしい。いやー、大人のオンナはアダルティでいかんね。
私はシングルの部屋を使わせて貰って、あられもない姿で闊歩しつつ風呂〜本〜(さっそくか)のコンボかましてまったりと過ごしました。

そして一日目ですごい量になったので今日はこれまでにしとこうかと。
サイもえに辿り着くにはもう少しかかりそうです。

2003年8月24日(日) 青春の軌跡(うぷぷ) 〜そのに〜

東北高校負けてしまいました。残念だったけどお疲れ様、よく頑張ったねな気分です。それほど熱心に高校野球を観るタイプではないのですが、地元が勝ち残るとやっぱり気にかかります。特に東北は弱いと言われ続けていましたしねえ。今年は4強に東北から2校残ったりといい結果でした。
しかし他のスポーツに比べれば話題になるだけいいのかも。ワリに人気のあるバレーやバスケで全国優勝しても、紙面何面も割いて報道はしないだろうし。今日の地元紙の東北高校の扱いはすごいぞー。


それはサテオキ昨日の続き。

8/16朝。10:00にかわちょ@超女王&巳津さん部屋に集合となっていたので、それまで写りの悪いテレビ東京なぞつけっ放しにしながら風呂に入ってのんびりする。シングルのお部屋は結構豪勢で、ベッドも広けりゃバスタブも広かった。こりゃゆっくり入るしかないよな。
注意書きに『お湯を溜める際は自動で止まるので、手動でお湯を止めないように』というような事が書いてあったのですが、十分以上に一杯になっても止まる気配がなくて、蛇口ひねって止めちゃった。ずっと我慢していれば止まったのかなあ。値段以上に良いお風呂でしたが、難を言えばバスタブの水はけが悪かったです。多分構造上の理由なのだろうけど、お湯がなかなか流れなくていつまでも溜まっていて難儀しました。

すっかり準備を済ませてから何か良く分からないアニメをぼーっと眺めつつ、用意中にお邪魔したら悪いと思ってじっと集合時間まで『1人で大人しく』待っていたしばたさん。その間、既にズボラさんと女帝殿はお隣に合流し(ツインは隣り同士だった。シングル部屋だけ階が違ってた)あまつさえ優雅に朝のコーヒーなど飲んでいるなど知る由もなし。時間ぴったりに行って4つのコーヒーカップを目撃した時には、笑顔に隠して涙でハンカチをそっと濡らしました。
しかし優雅に4人で朝のコーヒーは我の脳内捏造の恐れアリ。実際はどうだったんだ? 白状せいっ♪

11:00のチェックアウトまでだらだらして、朝ご飯を食べに近くのマクドナルドへ。ちなみに南の住人の巳津さんは『マクド』だと言って譲りません。私は北の人間だから『マック』かなあ、やはり。
その場で何故か、前日にも出た『やおいの定義』の話題になる。諸説いろいろあるけれど、ポピュラーなのは『やまなし、おちなし、いみなし』の略が『やおい』であるというヤツ。しかしこれを知っているのはボーイズラブ前世紀の人間で、最近は『やおい=ボーイズラブ』だと思われている…という話から、『やおい』は誰が言い出したのか?や(私は坂田靖子と聞いていたが他の説もあり)、やおいの他の説とか乱れ飛ぶ。爽やかな朝なのに…。昨日に引き続いて大雨だけど。

で、その場のノリでついつい言っちゃったのが
『やおいって、
や○
お○
い○○○○
の略でしょ?』


……一応ここは健全サイトで男の子の閲覧者も多いので公表は出来ません。どうしても知りたい時はリンクページから巳津さんサイトの日記に飛ぶべし。つーかフォント変えてばっちり書かないでよ。ぷんぷん。
というワケで、アレは口から出任せのその場で作った言葉です>巳津さん
個人的にはBLD以来の名言だったかもと思わないでもないですが、多分気のせいでしょう。ちょっとした出来心だったんです。いっつもこんなコトばっか考えているワケじゃないからね! その辺良い子のお友達はきちんと察するように。オネガイ…とほほ。
今回『ねこの写真があるだけで普通のサイトに見えるよねえ』と某人に言われたのは大変不本意でした。何処から見ても一点の曇りもない、健全な普通のお茶の間サイトですよね? よね??
その方には『結構日記で危ないコト書いてるじゃん』とも指摘されたのですが、普通…だよねえ(やはり自信がないらしい)

ここで2日目がメインの超女王とはお別れ。この雨の中ビックサイトまで行くのかと思うと他人事ながらうんざりしたり。女帝殿も荷物を置いてから合流という事で一旦お別れ。残ったズボラさん、巳津さん、私の3人で東京タワーに行く事に。何年ぶりだろう? 最後に行った時はすんごい混みようで、それでも初めての友人は上まで行きたがり、階段使って大展望台まで上った苦い経験があります。その時は暑いし果てがないしで散々でした。

大雨に濡れまくるサンダルを見て見ぬふりをし、地下鉄から東京タワーまでえっちらおっちら歩く。雨なのに意外に人はいました。でも大して待たないでエレベーターに乗れたから、いつもよりはかなり人が少なかったんじゃないかと。混んでいる光景しか思い浮かばんわ、東京タワーって。
あいにくの雨で大展望台からの景色はいまいちだったのですが、お台場方面を眺めつつ『世界は私のもの』とか『今あそこには愚民どもが群がっているのね、フフ…』とか、きっと3人とも思っていたに違いありません。バカと煙は高い所が好き?
展望台の床には、ガラスが嵌めてあるだけで下が丸見えの一角があるのですが、そのガラスに率先して乗ってしまうバカと煙は〜の私。ズボラさんは高所恐怖症気味らしく恐々乗っていました。このままガラス抜けたら痛みもなくあの世行きかな〜とか、下からは見えるのかな?とかくだらない事をしみじみ考えたりして。

タワーを後にし秋葉原で女帝殿と合流。さて、前日別行動だった超女王。こちらが雨の中ヒーコラ言っていた時に、秋葉のメイドカフェでメイドさんに囲まれつつ優雅にお茶していたそうです。眼鏡っ娘メイドが2人居てねー、1人はちょっとドジっ娘入っていて可愛かったぜ〜などと自慢話を聞かされていた私は、行きたくて行きたくて…! メイドさんですよ? ここで行かなくてどうします?
しかしメイドさんの壁は厚かった。秋葉のヌシの異名を取る(かどうかは定かではない)女帝殿を擁しても店を探し出すのは困難でした。超女王への電話は繋がらないし、やっと繋がって道案内してもらってもなかなか見つからない。半分諦めたままドトールで超女王の降臨を待つ。超女王の方も、おたく満開のビッグサイトで『だからー、メッセンサオーのー!』…と、おたく度まんてんの道案内をするのがものすごく恥ずかしかったそうです。そりゃそうだ。

無事に超女王が降臨。巳津さんの飛行機の時間が迫っているにも関わらず、やはり一度は目にしておかなければ!…と、メイドカフェに連れて行って貰う。うろついた道の更にもう1本先の道でした。惜しかった! だがしかし、エレベーターを上っていったそこには、大勢の男どもが群がっていたのでした。つまり入れないほど混んでいた。エレベーターすら降りずにその場でUターンした私達でしたが、(確か)ズボラさんがぼそりと『応対に出たメイドさんは好みじゃなかった』
ちらりと遠目で見ただけなのにチェック厳しいのう。
もちろん超女王以外の全員(たぶん)が、メイドカフェへのリベンジを誓ったのは言うまでもありません。

超女王がトイレ行きたいと騒ぐので、彼女の案内でアソビットシティへ。トイレは上の階にあるらしくエスカレーターを上ったですがー。そこで皆の視線を感じる。巳津さんが呼ぶのでそちらを観たら
『俺の下であがけ』のポスターが。

私がそれ見て笑うのを皆が密かに期待していたらしい。ええ、見事ご期待に応えましたともさっ! どこまで付きまとうんだ! 俺下!!
実はこれの小説版を数奇な運命を経て買う事になったのですが、日記のネタにしようと思いつつあまりに恥ずかしくて書かなかったのですが、思い出したらその話はまた別の機会に。
ポスターはCDドラマか何かの宣伝だったよう。これすら買う羽目になったら本当に呪われているとしか思えません。

トイレのある一角には女の子向けコーナーがありました。しかし何故かエロ本コーナーのように隔離されていて非常に怪しい雰囲気。でも…ねえ…。このメンバーで入らないワケには行かないよねえ…と、しごく自然にそこに足を踏み入れる。ボーイズラブやら普通の少女マンガやら、こんなにあるのかよと驚いてしまうボーイズラブゲーの山やらを品評しつつワイワイ(迷惑な客だ)やっていたら、いつしか巳津さんに
『秋葉のボブ』
という通り名がついていました。
本人『その称号はぜひしばたさんにっ!』と叫んでいましたが、残念ながら私にはそれを受ける資格がないの。だって秋葉でボーイズラブのげえむなんて買ったコトないんだも〜ん♪
とまあ、他にも通り名がいっぱいついた今回の巳津さんでした。人生投げるなよー。

無事トイレを済ませた後、飛行機の時間に切羽詰った巳津さんとお別れ。本っ当にギリギリ! の搭乗だったようです。お疲れ様でした。2日連続の飲み会に雪崩れ込むもりかはさんともお別れです。
私はサイもえに顔を出す関係で東京でもう1泊。宿に行く前に超女王とズボラさんと夕食を取る事に。食べながら店の外から見える人々を、お仲間かそうじゃないかでウォッチング(イヤな奴ら)。ボディショップも見えていたですが、ホントに身体のパーツ売ってたら面白いよねー等と、ワケのわからん話題で盛り上がりました。どんな話題を振っても皆それなりに付いてくる所がすごいと思いもし、安心して話せて楽でもあります。

新幹線に乗るズボラさんとはここでお別れ。お疲れ様です。風邪ちゃんと治りましたか?
南千住に宿があるので超女王とは上野まで行ってお別れ。山本さんに『超女王は?』と安否を聞かれたらどうする? との私の問いに『蹴り倒せ』指令を受けました。いや、蹴りはしませんでしたが、後日山本さんから超女王の安否は尋ねられました。ほーらやっぱり覚えられてたじゃん>超女王。

上野で1人になった私は地下鉄で南千住まで移動。乗った場所が悪かったのか、地図に載っていた地下鉄出口と微妙に違う所で外に出た模様。途中で見つけたコンビニで道を聞くが分からず、交番にも聞いたのだけれどそれでも迷った私は、そうよ! 方向音痴なのよ! 土地勘があるはずの地元でも迷うのよ! ほっといてよー!!
雨は降り続いているし見つからないし暗いしで、半泣きになりながら宿に電話したら『いやー、あの地図見にくいらしくて』と、わざわざ迎えに来てくれました。2900円の料金なのになんて親切。
案内されると私が出た方とは別の地下鉄出口からすぐの所で、地の利は実はとても良かったです。

私が今回利用したのは『ホテル福千』
ダメ元でネットで安い宿を探したら見つけました。ここがなかったら費用の関係でサイもえ行けなかったです。共同風呂トイレ、廊下も共用の昔のアパートを想像して貰えればいいかと(若い子には却って想像し難いかしらん?)
お風呂は時間制だけど、シャワールームが2室あり清潔で24時間使えるし、新築らしくキレイで居心地は良かったです。女の子にはバスタオルがサービスで付いてくるし、ドライヤーなど必要な物は借りられるし、傘をわざわざ乾かして持ってきてくれるしで、なかなかの掘り出し物でした。
難を言えば部屋の備品は必要最小限な事と(鏡は欲しかった)新築のせいか独特の匂いがする事。それと線路が近いので列車の音が煩い事ですかね。門限が11時なのは飲みに行きたい人にはネックかも。
共用だけど冷蔵庫も洗濯機もあるし、貧乏旅行で寝るだけでいいやならかなり快適に過ごせます。プライベートが完璧に守られなきゃイヤって人や外で物音がすると眠れない人には勧めませんが、旅費を安くあげたいって人には勧めときます。親切にして貰ったので宣伝だ。

ホテルに着いてさっそくシャワーを浴びて、Myon2さんに頂いたクッキーと巳津さんに分けて貰ったお菓子、それに前日のホテルの備品だったフィルタ付きコーヒー(ここのホテルのアメニティは充実してたのう)で、優雅にまったりお茶したのでした。明日に備えて充電。

そしてようやくサイもえっつーかねこぶくろの日がやってくるのです…ってまだ終わらないのかよ。こんな長いの読んでる人いるのか?

2003年8月25日(月) 青春の軌跡(うぷぷ) 〜そのさん〜

東京の旅後、寝込んだ日があったです。具合は悪いけれどヒマだったので、〒さんがわざわざ東京まで持ってきて貸してくれたエアマスターのビデオを観ていました。
エアマスターいくら何でも飛びすぎですとか、ジュリエッタって噂通りにヘン〜とか、崎山かっこいいじゃんとか、金ちゃんてば男にモテモテかよ不憫な子…とか思いつつ一気観したら…かろうじて残っていた元気を吸い取られてどっと疲れました。恐るべしエアマスター。
でも(入っているらしい)謝罪と賠償を請求したい問題の回まではまだ辿り着いていません。


さて、ようやっとサイもえの日の話。乏しい脳内メモリに頼っているので、名前等うっかり間違っている場合が多々あるかと思いますが、その際はこっそり、もしくははっきりとお知らせ下さい。こっそり直します。

8/17朝。結構爽やかに目覚める。寝る前にマッサージしたのが功を奏したのか、足も何とか今日一日は持ちそうな感じ。ふとサンダルを見ると、泥だらけで葉っぱなんか付いていたりして、なかなか情けない状態に虚しくなってしまう。今年買ったヤツなのに…。とりあえず泥落として少しは見栄えを良くしてみました。
外は昨日までの大雨はばっちりと止んでいました。曇りでしたが、気温も暑くはないけど寒すぎない過ごしやすいもの。昼過ぎから雨が落ちては来たけれど、傘がなくても何とか耐えられる程度のものだったし、昨日までの大雨とは段違い。コミケ3日目、男の子の日の神通力(煩悩?)は凄いです。感動しました。

10:00に池袋駅のいけふくろう像前で待ち合わせだったので、その前に現地で朝食を食べようと少し早めにチェックアウト。同じ時間に2人の女性の方も一緒に宿を出たのですが、なーんかお仲間っぽいんだよなあ。バスやタクシーの乗車率を見ても思う事なのだけれど、コミケって確実に東京を潤してますよねえ。こんなに財源に貢献しているのだから、石原都知事にはおたくを保護して頂きたいものです。

9:30頃に池袋駅に到着。自分の方向感覚が『ない』事に絶対の自信を持っている私は、迷う事なく駅員さんにいけふくろうのある場所を尋ねる、訊かなきゃ絶対に辿り着けない自信があります。
行く途中にコインロッカー部屋があったので、ラッキーと思いつつ荷物を預ける。ただ、傘も一緒に預けたのは失敗でした。
いけふくろうの場所を確認してから近くの喫茶店で朝食。さすがにお疲れなのか思ったより食欲が出ない。今日体力持つのかちと不安。

待ち合わせ時間ぴったり位にいけふくろう前へ。既にメンバーは揃っていました。久々のへちまさんもらいちょさんもお元気そう。
今日は大会に行く前に、へちまさんが自慢げ(?)に行くと言っていてサイもえ参加を見送っていた当時の私に殺意を抱かせたねこぶくろに行くのです。参加者はへちまさん、〒さん、ご飯氏、S.Hさん、らいちょさん、私…で間違ってないか?

いやもうねこぶくろ。ねこが結構デカいぞねこぶくろ。お客さん慣れしていて釣るのが難しいぞねこぶくろ(でも3匹ほど釣った)、抱っこさせてとは言わないからせめて撫でさせてねこぶくろ、ああ〜でもその気紛れで冷たい態度がまたステキ☆なねこぶくろでした(何のコトやら)
ねこ達が営業するワケでなく、結構自由気ままでこちらの思い通りにならない所がそれはそれでいい感じです。仔ねこではなくて、きちんと逃げられる大ねこばかりだったのも正解。子供に絡まれたりしたら可哀想だもんね。でもちょっと仔ねこに触りたかったヨ。
スフィンクスやらねことは思えないくらいデカいヤツやらも見られて目の保養でした。ねこは懐いても可愛いけれど、懐かないのも孤高の面影でステキです(これだからねこバカは〜)

たっぷりと堪能して今度は昼食のために移動。1日目に泊まったホテルにあった無料ガイドブックでよさげな焼肉屋を見つけ、らいちょさんが地図を片手にさくさく進む。ちょっと遠かったけどほとんど迷わずに目的地に到着。お見事。
60分食べ放題だけど、密かに食欲がなかった私はご飯は頂きませんでした。しかし飯はめっちゃ不味かったらしいのでそれで正解だったそうで。お肉はまあまあ、サイドメニューもワリと充実、お店も広くて空いていたので焼肉のワリにはのんびりしました。つーか昼から焼肉って所が元気だよね、うん。
空いていると思ったけれど、会計の時にはお店の前は長蛇の列だったので運も良かったようです。

準備に忙しい山本@神すぎる人から『色紙2枚ゲットしてこい』指令が下されたので、会場方面の東急ハンズに戻って色紙を買いに。女の子組が買いに行っている間に男の子組は1階で待っていました。今思えばそれがなければ彼がアレを目にする事もなかったのでしょうが。
色紙の用途は何ぞやなどと議論しつつ買って戻ってみると、何やらご飯氏の荷物が増えている。増えているというにはあまりにデカい、そして長い。普段手に何かを持って移動するという姿を見た事のないご飯氏のその大荷物はものすごい違和感。ご飯氏満足げに『衝動買いです』

その荷物は『ザクバズーカ』でした。あの1/12ザクのオプションらしいでーっかいバズーカです。普通のバズーカ砲とほとんど同じかそれより長い(私は航空祭で本物のバズーカを肩に担いだ事があります。重いぞ〜)ような感じ。旅先でこの大荷物。やはりご飯氏は大物です。
これを会場や飲み会の場に持って行ったら格好の餌食だろうとか、どうやって持って帰るのだろうかと買った本人ではなく私が途方にくれつつ、しかしちょっと羨ましいとか思いながら会場へ。

待ち合わせするという事もありすっかり人任せに歩く気マンマンだった私は、会場の地図をプリントアウトしてくるのをすっかり忘れていました。それとは反対に、池袋駅の構内図やより詳細な会場までの地図を携帯していたS.Hさん。人間の出来が違います。荷物と一緒に傘を預けてしまった私に、優しくそっと傘を差し出してくれたS.Hさんの姿に私は天使を見ましたね。そして自分のいい加減さが身に染みました。人間怠惰はいかんよ、うん(…と毎度思うだけ)

ちょっと迷いつつも、偶然会場から出てきたPBMさんを発見して無事到着。会場には既に沢山人が集まっていました。人は多かったけれども部屋は広いし和やかな雰囲気で居心地が良かったです。一生懸命働いている山本さんを横目に、始まる前にすっかり疲れている私はだらだらとしていました。申し訳ない。
本当は大会に出る気は真面目になかったのだけれど、お祭りだし山本さんにカンパしたい気持ちの方が勝って思い切ってエントリー。周りの方々に比べて練習どころかボタンに触ってすら来なかった体たらくだったので、バーンで出るのは恥ずかしい等と思いつつS.Hさんにご相談したら、
『私はウェンディで出ます!(彼女の本気はレジーナ) だってサイもえですよ? 最高に萌えてるキャラを使わねば!』

目から鱗。最高の萌えでと言われたら、どんなにヘタレだとしてもバーン出さないワケには行かないではないですか。
というワケで私はバーンで出て初戦からしのさん(パティ)と当たり、『手も足も出なくなったら寝てていいですか?』等とお伺いを立てながらがっつり負けて来ました。生どころか壁コンボフェニックスが出なかった所で色々と終わっていたかと。頑張って比較的マシな所を探すとしたら、うっかりトレイル突っ込みがたまたま成功して1本拾ったくらいかなー。

まあ、私はこんな感じでいいトコなしだったのですが(むしろいいトコあったらサギです)、他の仙台勢の方々は頑張って勝ち進んでおられました。しかしへちまさんやS.Hさんやらいちょさんのエントリーカードに、『静岡県仙台市』とか『静岡県 仙台勢』とかずばり『仙台勢』とか書いてあったような微かな記憶があるのですが、これは喜んでいい所なのでしょうか…? この調子だと『山梨県仙台市』とか全国に散らばっていく運命?
まあいわゆる仙台勢、サイキの秘境らしくまったりとこれからも行きたいものです。私小心者だし。

大会の内容はこちらで書くよりサイもえ公式サイトのレポートを待った方がより正確だと思うので、私は大会の感想をメインに行きたいと思います。
大会事態はとてもスムーズに進んだと思います。途中で休憩を挟む余裕もあり、3台使用で実際の対戦もフリー対戦も和やかに進む余裕がありました。途中機材のトラブルがあったようですが、それも速やかな対応で済んだようですし(『ようです』が付くのはトラブル起きたなーと明確に分からない程度だってコト)
部屋が適度に広かったのも勝因でしたね。つーかご飯氏途中から横になって陰で寝てるし。真剣に勝負したい人もまったりしたい人も、お互い邪魔せずに過ごせるスペースがあるってのはいいモンです。寂しく感じるほど広すぎもしなかったし。

サブイベント等を挟む時間がなかった事を気にしていたような記述が、山本さんのむかーしの日記にあったと記憶していますが(記憶違いだったらえらいすいません)、私個人だけで言えば今回の大会のみの方が良かった感じです。当日疲れていたせいもあるのだけれど、妙に間延びするよりシンプルな方が性に合っているみたい。最悪一部だけで盛り上がるような事になったら地方の田舎モンとしては悲しいしね。
私は懐かしい人や良く知らないけれども色々な人とおしゃべり出来て、対戦が一杯見られて、それがとても楽しかったです。すごく同窓会気分でした。
山本さんの人柄が溢れていた、お世辞抜きでとってもステキな大会で大成功だったと思います。

さて、当日の話題をもう少し。
山本神の口プレイ冴えるトーナメントの実況。『女王』はともかく既に忘却の彼方の『ツバメ』の単語が飛び出し『まだまだ募集中ですっ』と言われた日には、スティック握りながら『やーめーてー』と泣く意外に何をすればいいのやら。つーか所詮ごく一部のローカルな女王の称号ですしねえ。事情を知らない方に何と思われるだろうと恥ずかしくて恥ずかしくて。しかしアピールポイントがあるってのはいい事なのだろうか。悩む…。
とかいいつつ別に気にしてないからね>山本さん。家に帰って『山本さんのバカバカバカ!』とか泣いたりしてはいませんので、これからも気にせずばんばんやっちゃって下さい。いぢられる内が華ってコトで♪

山本神の口プレイも冴えていれば、某〒さんやら某らいちょさん等への応援という名の邪魔口プレイも冴えていた(かもしれない) 特に〒さんには『「ウォン嫌い」ってなんですかっ!』(彼はウォン使い)と怒られてしまいました。だって、対戦相手が女の子で可愛かったしー、あまり片方ばかり応援するのもご迷惑かなあ(バカな掛け声かけている時点で大迷惑)などと恐縮もしたしー。
〒さんだけでなく対戦相手の方にも色々とご迷惑をおかけしました。ごめんなさい。ああ、今頃どきどきして青ざめている私って考えなしで蚤の心臓だなあ、つくづく。
〒さんは『Tの字』名でエントリーしていたのですが、私はしばらくそれが〒さんだと気が付きませんでした。そういや『Tの字』が本当のハンドルだったんですよね。キレイにすーっかり忘れてました。てへ☆

らいちょVSへちまの『怪獣大決戦』と呼びたい組み合わせがあったりしましたねえ。いや、それほど物凄かったって意味です。結果はらいちょさんの勝利だったのですが、『変態仮面は任せましたっ!』(どうも大会賞品が変態仮面の全巻セットであるという話があったらしい)と男らしく叫ぶへちまさんに、ああ変わってないなあとか思ったり思わなかったり。

会場には密かにろんさんやゆーなさんも生息していました。つーかどうしてこっち向いてアピールしてくれないのかろんさん。しばらく居るの気が付かなかったよ。
久々にろんさんやゆーなさんとお話しつつまったり。大会前に一回くらいボタン触らねばと思い、半ば強引にろんさんに対戦をお願いする。
その対戦中、私が言った言葉は『強ボタンと弱ボタン間違えちゃいますっ!』

あんたそれで良く大会に出る気に…。にも拘らず、まぐれでろんさんのエミリオから勝ちを拾う。ろんさんはレイが冴えていて(一部でカタルさんを憑けてきたんじゃないか? の声あり)、大会で見事4位になっていました。そのろんさんに勝ったんだから私ってば暫定3.5位? …なんちゅーバカ丸出しの会話もありました。

後にVERM小川氏@ちっちとMAGさんとも久々に再会。ちっちとはPSO内で虐め虐められの仲なのですが、あちらは一方的にいぢめられていると思っている模様。そんなコトないのにー。
大会を捨てて男の子の日に並んで来た彼に向ける皆の視線は生暖かいものでした。ちっちは来るかもと聞いていましたが、MAGさんとは会えないと思っていたので嬉しかったです。相変わらずにウェンディ一筋のようで、それを証明する次のような会話が。
『せっかくだから対戦しましょうよー。私がウェンディを使いますから』
『うーん、いいですよ。ってウェンディですか? 誰を使おうかなあ』
『誰に殴らせるかでMAGさんのウェンディへの愛が決まりますよ?』
『ええ? うーん(しばし沈黙。本気で考えている模様)…。ウォンとか』
『あんなエロ親父にウェンディを殴らせていいのですか?』
『うわー! だったらバーン!』
『おお、そうするとMAGさんはバーン×ウェンディの公式カップル承認って事なのですね?』
『ああ! 何を選んでもダメじゃないですか!(演技には見えないほど困っている)』
『もちろん緑の1Pウェンディを使いますがよろしいですか?』
『そしたらどのキャラ使っても殴れませんっ!』

一途な彼に免じて2Pピンクウェンディを使いましたら、嬉々として思いっきり殴って下さいました(MAGさんが何のキャラ使ったかは記憶の彼方。とにかくばしばし殴られたのは覚えている)
MAGさん曰く『ウェンディは1Pですから』
うーむ、私もバーンは1P限定っぽいからなあ。1Pバーンにバーンで乱入したくないし。彼の気持ちは分からなくもないですが、やっぱり『ウェンディ使いは一途である』なあと改めて確認しました。

ま、こんな感じで大会は滞りなく行われていきました。
そしてこの期に及んで飲み会まで雪崩れ込めない文章に、自分でうんざりしてきました。長くてごめんなさい。

2003年8月26日(火) 一回休み

立て続けに長文(あれ位で長文ってのは情けないかもしんない)を書いたので、今日は一回休み。次はコンパクトに収めるぞ〜。脳内メモリも飛びまくりだしな。キャパ小さいのですぐに忘れます。書いた後に思い出したりね。

新説やおいが思った以上に反響があるっぽくて超女王のばかー! な気分ですが、あれネタですからっ!(必要以上に力説)

ま、人生に必要のないしょーもない所で、しばたさんはグレードであるかもしれないって所は認めます。ははっ……………ふう。


2003年8月27日(水) 青春の軌跡(うぷぷ) 〜さいご〜

現在PSOのエピソード3トライアルというのをやっています。前作と話は繋がっているらしいのに何故かカードゲームです。ぼーっとやっているので未だにゲーム内容が良く分かっていません。
お試し版ですし、知り合いがそれほどいる訳でもないので自然知らない人と遊ぶ機会が増えるのですが、この間小学4年生と一緒になりました。負けるとムッとする大人気ないヤツだなあと思っていた所、『宿題が…』とか『4年生で…』という話題が。『大学4年生で宿題もないよなあ』と一抹の不安を抱きつつ訊いてみると『9歳です』との答えが返ってきました。将来の夢は『恐竜博士』か『プロのテニスプレイヤー』
初々し過ぎて眩しかったです。とても『キミのご両親の方と年が近い』とか『むしろお父さんお母さんより年上の恐れあり』とは言えなかったです。
その他にも、女子高校生とタメ口で話したり、外人さんに『MADEの名前の由来は?』と訊かれたり(『メイドの意味だ』と答えると『メイド(maid)の綴りが間違っているが?』とさらに突っ込まれた)スペルを間違えるといちいち訂正してくれたりと、何気に普段はあまりない経験をしています。いやー、ネットゲームですね。


さてさて、ようやっと東京旅日記も終わりに近づきました。つーかそろそろ終わらせないと。

大会の方はつつがなく終了し、大会後のフリープレイ→撤収作業も滞りなく終わりました。さすがに片づけのお手伝いはせねばと、椅子の撤収や並べかえなどを手伝う。でも働くというよりは邪魔していたかもしれないです。
大会が始まる前は、具合が悪くなったら飲み会はキャンセルして即帰ろうと思っていました。実際ホントに疲れてはいたのです。
が、やはりノリに弱いのか、そのまま笑顔で飲み会に雪崩れ込む自分。こういう時の精神力だけはあるのです。普段はすぐに諦めるぐーたらさんなのにねえ。この精神力を何処か他の場所で生かせればいいものを。

さすがに池袋。飲み会の場所は会場のすぐ近くでとっても楽チン。東京って遊ぶ所や飲む所に困らないって辺りがいいですね。
昨日の日記で話題を提供してくれたウェンディ命で南風の異名もあるMAGさん。それほど長時間お話した覚えはないのですが、とにかく今回の彼はネタの宝庫でした。会場に行く道すがらも『本命カップリングはオレ攻め、ウェンディ受けです』やら『あ、(本命カップリングは)逆でもいいですよ』やら、ネカマの話題が出た時に、とあるネットゲームで女性キャラを使っているそうで『ストーカーが3人(現在は2人らしい)います!』と告白する等、日記のネタには事欠きません。読んでないだろうけどありがとうMAGさん。お陰で書く事に困らなくて助かりました。
さすがの私も『本命は私攻め、バーン受けで〜す♪』…とは言わないもんなあ。あ、私は逆カップリングは不許可ですんで(おいっ)

到着した居酒屋では、仙台勢に囲まれつ女王さま席に着席させられる。ついついノリに任せて座る自分も自分です。いや、こーいうのってノリ悪いと白けるじゃん? 私も色々と考えてるのよ? ただ調子に乗っているワケじゃないのよ? いいわけわけ。
乾杯前には私の隣にあったご飯氏所蔵のザクバズーカは、飲みが進んだ後は組み立てられてあっち行ったりこっち行ったり。カッコ良く担がれたりシマリスさんに蹂躙されたりと、なかなか数奇な運命を辿っていたようです。すっかり大人のバズーカに…18禁になったんでないか?

いい気分で飲んでいる時に隣りのテーブルのかぐらさんに訊かれました。
『しばたさーん。オレってネカマに見える?』
かぐらさんとはPSOやトライアルで時々お会いするのですが、女性キャラに丁寧な言葉使いなので、あのがっしりした体格の本人をリアルに知っていても、時々困惑します。ご本人に会っている私ですらそうなのだから、ネット上だけのお付き合いなら女性と思って不思議ではない、むしろ女性と思わない方がヘンであろうと。なのでそのように正直に答えました。
かぐらさんは『何故だ〜!?』と叫んでいましたが、多分大多数の一般的意見だと思うなー。
MAGさんもストーカーがいるほどのネカマっぷり(このストーカーが『今度ヤらせろ』とか言ってくる系らしい)、ちっちは誰もが認めるネカマ、それに山本さんも加えて(?)『チームネカマ』を作ろうという話で盛り上がっていました。
そこまでは微笑ましく見守っていられたのですが、かぐらさん曰く『リーダーはしばたさんね』

はあ? あの、これでも私リアルに女性なのでチーム『ネカマ』な時点で所属から外れると思うのですが。どうしてそのような話の流れになるのだろうか? イヤだなあ。女王さまでネカマのリーダーだなんて。イロモノまっしぐらではないですか。
まあ、カッコいい男よりも可愛い女の子を見ていたい私は、ネット上でも女の子キャラで、実際には絶対に言わない『あ〜ん☆』とか『きゃっ』とか言ったりしているので、ネットだけの知り合いは、却って私をネカマで男性と思っているかもしれませんけどね。
チームネカマのリーダーだけは謹んで辞退したいものです。

何分人数が多かったせいかお酒が来るのが遅かったりしましたが、らいちょさん経由でお話した事の無いお嬢様方とお話出来たり、山本神がシマリスさんといかがわしい事をやっている(やられているか)のを目撃したりと楽しかったです。お疲れモードも何のそのでした。他にも色々あったと思うのですが良く覚えていません。私の脳は揮発性メモリで出来ているようです。

飲み会が終わったら今度はカラオケです。宿代わりの徹カラ。若いよねえ…(遠い目)
ちっちが乗り気だったので、宿主のかぐらさんとろんさんも参戦する事に。その後部屋に入るなり最後までこんこんと眠り続ける事になろうとは、多分この時の彼は知る由もなかったのでしょう。ま、次の機会は歌ってね。

時間があったので新宿のワールドにまず移動。楽しいネタを提供してくれたMAGさんとは新宿駅でお別れでした。いやもう次にお会いする機会があったら、どんな新しいネタを提供してくれるのかと今から楽しみです。
ワールドでサイキの対戦眺めつつ、自分はヴァンパイアセイヴァーでちっちのアナカリスに挑戦。私のらぶらぶ猫娘さんは、アナカリスに踏みつけられるは包帯でグルグル巻きにされるはで大変でした。サイキの方は、とりあえず生フェニックスが出るようになったら挑戦しようと思いました(情けなや)
COM戦でチェーンコンボの勘を取り戻そうと頑張ったり久々のセイヴァーを満喫しました。フェリシア好きだ〜。
しかしサイキの対戦はぼーっと見てるのも楽しいですね。山本さんはここでも周りの人に細かに気を使われていて、いい人度アップでした。ついでに私の悪い人度もアップ。私愛想ないから。引っ込み思案だしっ!
時間ギリギリまでワールドに居て、カラオケの方に移動。シマリスさんとはここでお別れ。今回も按摩だったり色々と大活躍でした。お疲れ様でした。

さてカラオケ。こちらでは前に杉瀬さんやろんさんやちっち達と夜を過ごした事があります。その際は徹カラなのに2:00には撃沈。その際ぐっすり寝ていた所をろんさんに蹴っ飛ばされたのも、今となってはいい思い出です。今回はせめて3:00までは起きていようと心密かに決意。
今回の参加者は〜(現在必死にメモリ検索中)、S.Hさん、ご飯氏、〒さん、私、山本さん、へちまさん、ちっち、ろんさん、かぐらさん、部長さん…で全員か? 抜けてたり間違ってたらすいません。
らいちょさんはご自宅という事で今回不参加。次の機会があるといいなあ。

実はカラオケに入る前に既に声を枯らしていた私。サイもえ前日までのしゃべり倒しに、当日の飲み会でのばか騒ぎで喉が痛いというかいがらっぽいというか。こりゃ声出なくなるなと思って、まだ正常に歌えそうな内に、最近活路を見出してこればっか歌ってる坂本真綾とか、妹が貸し出してくれるので覚えた氣志團やらを歌う。『震えるぞハート』だし。しかし普段踊りばっかり見ているので、実際歌うと意外にリズムが取れなくて失敗。これで3連続失敗したのですが、その内に『黒い太陽』を踊って美しく歌ってみたいもんです。次こそは〜。氣志團ちゃんは山本さんも歌ってました。台詞もお上手♪

最初はワリと普通でした。〒さんも普通にいつもの仙台名物を披露。はっきり言って仙台まで来て〒さんのカラオケ聴かないのは一生の損です。多くは語らないのでまずは聴きに来ましょう。損はさせませんぜ。
ご飯氏もまったり且つ密かにシャウトしつつ歌っているし、へちまさんは微妙に懐かしい所を攻めてくるし。つーか、私が懐かしいと思う曲をどうしてへちまさんが知っているのかその辺が不思議。
かぐらさんは大声量で目が覚めるダンバインが出るかと思えば、白虎隊で眠気を誘ってくれました。つーか気持ちよく寝てしまいました。ろんさんは曲選びが渋い。そしてジャンルが幅広い。すごいなー。山本さんの『一人じゃない』は感動的でした。
S.Hさんのセーラはもっと聞きたかったな。部長さんは最初出し渋っていたのに、皆の疲れがピークの後半からじわじわと実力を発揮していました。佐賀県。
そしてちっちはかぐらさんの大声量をものともせずに、ひたすら眠り続けました。その姿は眠り姫のように可愛かった…かしらん?

2:00も過ぎて疲れが出てきた頃からナチュラルハイになってきたようなー。へちまさんがTMネットワークを連続で出してきたせいで、しばしTM祭りとなる。どの歌もそれなりに歌えてしまう所が小室哲哉の恐ろしさか? それともどれも同じメロディラインだからか(それを言っちゃおしまいよ)
ちっちからリクエストを受けていて『ここでしか歌えないからー』と、大ブーイングを聞き流してAIRの主題歌『鳥の詩』を歌う。しかし呪いのせいか喉が限界超えたのか、こーれが声が出ない。正確には声が出ないのではなくて、息継ぎすると咳が出て止まらなくなってしまって歌えない。ああ、本当に残念でした。次の機会があったならー。次に曲を見つけたならー。絶対にちゃんと歌います。ええ、必ず。その時はエンディングも歌っちゃうぞわたしゃ! AIRが未だにトラウマの面々は覚悟するよーに。本当は青空を歌いたいんだけどねえ。涙しつつも。アカペラで歌ったら石投げられる?

途中眠りに入りそうになりつつも、3:30くらいまでは起きていました。その間空白の時間は存在せず、常に誰かが歌っていました。さすがにちょっと寝てしまったのですが、ご飯氏のエアマスターで爽やかな(?)目覚めを迎えました。4:00も越えようかという辺りでエアマスター出ますか。結局カラオケ中の睡眠時間実質30分…。頑張った私。
ちっち撃沈に加えかぐらさんもお疲れなので、4:30頃に始発電車に乗るためにお二人退出。その時にちゃんとホテルのあったS.Hさんも脱退。本当にお疲れ様でした。S.Hさんは寝る場所があったのにカラオケまで…。ホントお疲れ様でした。でも楽しかったです。

その後も7:00くらいまでかわるがわる仮眠を取りつつ歌い続け。皆様何てお元気…。私は普段見かけないTMの『Come Back to Asia』が歌えて満足。この曲がTMの中では一番好きです。
飲み放題を頼んだつもりはないのに、メニューから頼んだヤツが飲み放題メニューの番号だったそうで。どうせ料金取られるならとラストスパートで飲み物を頼みまくる、そして歌いまくる面々。ホントに元気ねえ。
退出後は地元に帰る〒さんとへちまさん、部長さんとは新宿駅でお別れ。本当にお疲れ様です。東京に行く途中で山本さんとろんさんとお別れ。山本さんは大会前の準備や本番でさぞお疲れでしょうに、カラオケまでの強行軍。体調壊していないといいのですが。せめて仙台に来た時はお客様気分で羽伸ばしてくださいませ。ろんさんもまた会いましょう。ラグナにも行くからさ。またその内。

最後に残った仙台組のご飯氏と私。新幹線のチケット取ろうとした際に指定席が全滅というちょっといやんな事態に直面。しかも乗る事になる新幹線は仙台止まりではなくて盛岡まで行ってしまう。この疲れ方だと盛岡到着の危険性大でしたが、早く帰りたくて既にホームに入っていた終着盛岡の新幹線で帰る事に。喫煙者のご飯氏に我慢してもらって禁煙車に席を取りました。指定全滅のワリには自由席は空きは結構あって無事座席ゲット。ザクバズーカも網棚の上にちゃんと置けたし。最終的には座席は全て埋まっていたみたいです。

寝る気マンマンの私に対し、ご飯氏はおもむろに本を出す。『寝たら起きられないと思って』
しかしその本、しおりはかなり最後の方に挟んであります。それを訊いてみると『そこが危ない所なんですよねえ』
しかして次に私が目覚めた時は、前の椅子の背もたれについている簡易台に突っ伏して、ご飯氏撃沈しておりました。やはり眠気には勝てなかった模様。
何度目かに目を覚ました時、後20分もすれば仙台に到着の時間でした。ここで寝たら絶対に盛岡まで行ってしまうと頑張って起きている私。気持ち良さそうに寝ているご飯氏。どの位ぐっすり寝ていたかというと、もうすぐ仙台駅ってコトでつついてみても、一度では起きないくらい。アレはマジで盛岡コースでしたね。寝なくて良かった。
何度か試してようやく起きたご飯氏。荷物の存在をうっかり忘れていたらしく、危うくザクバズーカだけ盛岡まで行かせる所でした。ここまで持ってきた努力が水の泡になる所。危機一髪。

ようやっと仙台駅についてご飯氏とお疲れ様! 何で帰るのですか? と訊いたらいつものようにスクーターだというではないですか。バズーカしょって帰りたいけど抱きかかえてになるかなあ…等と言っていましたが、ちゃんと警察に注意されないで、危ない目に遭わないで無事帰りつけたのでしょうか? 実はまだ心配しています。便りがないのは良い便りなのでしょうが…。
いやはや、お疲れ様です。その後バスーカはお元気ですか?

そして私は家に帰って爆睡したり寝込んでみたり、自分で書いただらだら長い文章にうんざりしたりして今に至るワケです。

東京でお会いした方々お疲れ様でした。そして本当にありがとうございます。またその内お会いしましょう♪

2003年8月28日(木) 大増刷出来

最新刊付近しか見当たらなかったエアマスターの単行本が、ようやっと1巻から揃っていました。せっかくなので4巻まで買ってみました。実は5巻だけなくてちょっとムっ。ちっ、出遅れたか。
何か悔しいので、滅多に足を踏み入れないアニメイトに行ってみました。本命は見つかりませんでしたが、前から気になっていた星新一のショートショートをコミック化したアンソロジー、『午後の恐竜』があったのでちょっと嬉しい。しかしこれで中身がしょうもなかったら、見つけなきゃ良かったと思うかも。

アニメイトなので俺下があるコトも確認しました。秋葉原で見たポスターのCDドラマとやらは売っていませんでした。
ああ、良かった。危うく
『エアマスターを探しに行って俺下を買う』
という、ネタにしてもとほほすぎる事態になりかねませんでした。
いや、買わなきゃいいんだけどさあ。ここまで来るとイく所までイこうかとか投げやりな気分になるワケよ。さりげなくネタ人生。

しかし買ったはいいけれど、本当に本を置くスペースはもうないんです。面白かったらどうしようー。困ったもんだ。

別な本屋で初めて『百合姉妹』なんちゅー雑誌をみかけて、あまりにもストレートな題名に頭クラクラしたしばたさんでした。
『お姉さまの初恋、わたしにください』って…。少女誌って大胆。

しかしこれは女の子がターゲットの雑誌なのだろうか。悩む。


[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

zubachan@lily.freemail.ne.jp
Akiary v.0.51