日々是平安
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2004年10月6日(水) 若者たち
鋼アニメも終わり最後の感想文もUPして、ほっと一息ついていた今日この頃です。
この怠け者が全51話コンプリートですよ、奥さん! 意地だけで完遂したようなもの。正直毎週アレを書くのは厳しかったのですが、結構楽しかったりもしましたです。
10月から他の会社でお仕事しています。そして現在口うるさい姑のいる嫁の気分を味わっております。勤務2日目で、仕事にではなくて人に対してキレていました…ってな話は機会があったらまた。
9月までの仕事は、結局火が吹いたままで途中で抜けてきましたー。完全な
デスマーチでしたが形が見えてきてはいたので、まあ何とかなるんじゃない…かなあ? 納品先が公共事業なので、しばらく厳しい日々が続きそうです。残った方々には頑張って欲しいものよ(正直抜けられて助かった…と思わなくもなくー)
さて。今日の本題はそんなコトではありません。
現在の職場は某私立中学校の裏にあります。今の所は18:00〜19:00頃には退社出来るので(これについても姑とひと悶着あったのだがそれはサテオキ)、出社/退社時に、必然的に学ラン姿の中学生の群れに囲まれる事になります。
今日の退社時の事。私の前に2人連れ、横にも2人連れの中学生が歩いていました。4人とも友達同士のようです。
信号を渡っている最中に、4人の会話が何気なく聞こえてきました。前を歩いていた2人連れが、ちょっと離れて横を歩いていた2人組の背の高い方に向かって曰く。
「お前ら、そういう事は卒業するまで止めろよな」
『そういう事』とは何ぞや? と疑問に思ったのですがハタと気がついた。そういや横を歩いていた凸凹コンビは二人仲睦まじげに寄り添って、しかも小さい方が大きい子の制服の袖を握っていたコトに。
その後、普通は卒業したから止めるんじゃないかとか、いや、中学までがギリギリだろうとか、だったらオレたち中2だからギリギリだよなあとか、そんな感じの会話が続いたのでお姉さん気になって気になって…っ!
『Kは違うけどHは女にモテなくちゃダメだ』『女でドロドロしなきゃ』(中学生でドロドロした女性関係は止めておいた方がいいと思うぞ。エロスはほどほどに)ってな会話も飛び出したように、凸凹コンビの背の高いHくんは、メガネの似合う爽やかな好青年、小さい方のKくんは、ついついいじりたくなるような純朴タイプ。
友人達にからかわれているとはいえ、そんな忠告を受けるほど仲がいいのかなあと、その後4人で一緒に歩き出してからも注目していたら、確かにこの2人、距離が他の子達と違う。当社比1.5倍でくっついています。目の錯覚ではありません。
HくんとKくんはタイプ的には正反対のようですが、両方とも楽しそうに会話をしていて何とも微笑ましい仲良しぶりでした。
その後他のグループとも合流して10人ほどで歩いても、彼らは相変わらず離れたと思ったらまたくっついて、楽しそうに会話をしていました。横断歩道の時のように手は繋いでいませんでしたが。
その後Hくんはその他の子たちとコンビニに寄り、Kくんはそこで別れて一人帰宅の途に着いたようです。
それを見ていた限りでも、この2人はホントにタイプが違うようです。でもとっても楽しそうだったので、よほどうまが合うのでしょうな。
…ってな中学生男子の行動をわざわざウオッチしたワケじゃありませんよ?
追い抜けるのに、ダラダラ歩いている彼らの後ろから付いていって、聞き耳立てたりなんてしていませんよ?
ましてや、コンビニのある向かい側に渡ってしまった時に「チッ」とか舌打ちしたり、「ああ、横が見たい。でもちらちら見たらバレるしなあ」…なーんて葛藤したりなんてしていません!
いやー、道路に広がって歩く学生さんには困り者ですよねえ。
しばたさんの萌え心が刺激されたひとコマでした。……人としてダメすぎる…っ!
2004年10月9日(土) おでかけ予告
俺より強いヤツに会いに行く!…ワケではないのですが、明日は台風に向かって静岡に行って温泉入って、ついでに誘い受けのレクチャーもやってきます(おや?)
ってコトで、仙台勢中心の慰安旅行へ行って参ります。
参加はかなり微妙だったのですが、まあ何とか静岡の地を踏めそうな予感です。……新幹線が止まらなければ(爆)
万が一に備えてちゃんと座席指定取りましたよー。お年寄りらしく金より楽を取ってみました。無事参加者の皆様の顔を拝めるコトを祈っております。
そういや〒さん。正宗くんは大体観たのだけれど曙を未だに観ていない私を許してくれますか? つーか、ホントに観なきゃダメー?
就職で仙台を去る日までは観てお返しします。………勇気要るよなあ。お笑いと割り切ればいいのかしらん?
そうそう、へちまさんには女王さまから直々に、対やおい用必殺技を伝授しておいたので、色々と気をつけてくださいね>誰とはなく。
ではでは参加者の皆さん、静岡県仙台市でお会いしましょう。
台風にいぢめられないコトを祈りつつ行って来ます。
2004年10月11日(月) た、ただいま…(バタリ)
嵐を呼ぶ慰安旅行から帰ってきました。慰安…いあん…(遠い目)
自然をなめてはいけないという事を、我が身を削って体験してきました。レポートはしばし待て〜。パトラッシュ、ボクもう疲れたよ…。
ま、まあムチャしたワリには結構元気です。今からサイトの模様替えをしようかなーと思う程度には。だったらレポート書けって? 盛り沢山過ぎて何から書いてよいやらで、体力使いそうなので後回しにさせてー。
皆様からの報告を眺めながら、まったりやりたいと思います。
しかし、ピンポイントで台風と当たるなんて一体誰の悪行のせいやら…と、一番思い当たるフシがある人物が呟いてみる。
まあ、来年はきっと晴天ですよ! 仙台で温泉とか洒落込みましょう。
………大雪で通行止め、リアルかまいたちの夜とかあったりしてなー(笑えん話だ)
2004年10月13日(水) これがホントの嵐を呼ぶ熱海温泉旅行 〜そのいち〜
思い起こせば今年の2月、ご飯氏壮行会の場での事でした(送り出したはずの人が何故か舞い戻っていたというのはまた別の話)
そろそろ仙台の地にいる人々が少なくなった。寂しいけれどそれも致し方のない事。つーか、この日本中を回れる絶好の機会を逃してどうするよ! …と、山本神が着々とマーの鼓動を育てつつある中、ハイテンションだった私は考えた。
『おし! 静岡県仙台市(まれに熱海市とも言うらしい)でオフ会するだよ!』
…この瞬間から、きっと台風22号は、ボク(台風は女の子名だから『私』か)も参加しようと思っていたに違いありません。
余談ですが、10月の連休を選んだのは私ではありませんよ。ASMさんとKTWさんの青森組ですよー(…と、責任逃れしてみる)
前日に切符を買いに行く。駅員さんと『台風来ますかねえ』『来るらしいですねえ』とのんびり会話。あの時はまだ余裕があった…。
10/9当日。11:00頃仙台を出るので余裕の起床。余裕過ぎて前の日、某〒さんと同じで夜更かししたのは内緒。でも勉強していたワケでは当然ないのがミソ。お肌の曲がり角なんかとうに越えてるんだから寝ろよ、しばた…。
家から出た時は、雨は降っていたけれども風もなくただの雨天でした。
しかしここでさっそくやらかしていたしばた。集合場所の駅が変更になったというメイルをわざわざ印刷していたのに、『インクが乾くまで放置しておこうー』等と思っていたらバッチリ忘れてしまいました。←バカ
慌ててへちま@幹事さんに携帯で確認。今回の波乱を予感させる幕開けでした。
東京駅までは順調でした。しかし実はここでも2回目のやらかしを披露していたしばたさん。
いつもの東海道新幹線への乗り換え口が何故か閉鎖。乗り継ぎ時間が短かったので慌てて一度改札を抜けて別の改札に向かったら、切符が通らない。なんでー!? と半分パニックになっていた私に、パーサーなお嬢さん曰く
『乗り場違っていますよ』
……時間がなかったので良く分からずじまいだったのですが、どうやら上越新幹線の乗り場を通ろうと頑張っていたようです。←大バカ
お嬢さんが親切に教えてくれた東海道新幹線の乗り場は、大きな通路を越えた先にありました。何でこんなに遠いんだーっ! 東北新幹線との連絡口さえ開いていれば問題なかったのにっ!
どうやらこの辺から、台風の猛威が垣間見えていたようなのですが、その時のしばたさんには知る由もなかったのです。
何とか予定の新幹線に乗る。結構人が乗っています。
途中までは順調。雨は強くなっていましたが風はそれほどでもなく楽勝〜♪ と思っていたですが、熱海の手前の小田原駅で停車したら、そのまま動かなくなりました。
静岡の先で通行止めで、各駅に列車が止まっているため運転を見合わせている、再開は未定との言葉に一抹の不安を抱いたものの、2時間もすりゃ動くだろうと車内でぬくぬくしていようと思ったしばたさん。
取り急ぎへちまさんに連絡を取り、ひざさんとメイルのやりとりをしたりと、まったりと過ごしていました。その時は。
未だ横浜のひざさんと、夕食までには動くよねーなーんて、ホントに楽観視していたのですが。
これが動かない。いつまで経っても『運転再開の目途立たず』のアナウンスだけ。外に出て駅員さんの様子を見るも、同じ事を何回も何回も何回も訊かれるのでキレかかっておりました。
でも一応プロなんだからキレちゃダメだと思うぞー。
しばたさんの携帯は古く、今度換えようと思いつつ使っていたもの。バッテリーが1日保たないモノです。
当然この時点でバッテリーの赤ランプがチカチカ。本当は友人たちにメイルを出しまくりたかったのですが、それをやると肝心の時に使えなくなりそうなので自制していました。ひざさんへのメイルすら自粛。やるべき事を後回しにすると泣く目を見るというハナシ。
運転再開まで待つ積りでしたが、この調子だと在来線も止まりそうだと不安に思ったのと、『静岡に行く人は在来線で行ってください』とのアナウンスが流れたので、意を決して東海道線に乗り換えました。運良く座れたので結構楽チン。
乗り換え途中にASMさんから電話が入ったら『まだ東京です』との事。嗚呼。
小田原も雨は酷かったのですが風はそれほどでもなかったので、新幹線止まるような台風なのかなあ…と疑問に思っていたのですが、その疑問はすぐに氷解しました。
終点熱海に近づくにつれ増す風。列車のドアが開くと吹き込む雨水。一歩外に出た人の煽られように、そりゃ新幹線も止まると納得しました。
速度は落としていましたが、3時過ぎに無事熱海に到着。初めての熱海は…雨が横に降っていました。地面が濡れるヒマさえありません。
熱海駅でホントに偶然山本さんと遭遇。へちまさんが迎えに来るとの事なので、切符の払い戻しをしながら一緒に待つ。本当にこの風雨の中を来るのだろうかと心配になっていたら、元気にお迎えに来てくださいました。
本当に本当にありがとうございます。
道路は風で飛んできた小枝やら葉っぱやらでいっぱい。ワイパー速度MAXでも見えないほどです。へちまさん大変そう…。
着いたホテルは海の直ぐ側でした。直ぐ側でした。すぐそば…ってコトで、風が…風が〜っ!
ホテルの玄関の電気が消えていて、これは臨時休業か? と焦りましたが、風で危ないから消していたようです。戸口で待っているホテルマン。さて降りようかと車のドアを開けようとする私。
……開かないっ!
外からがっしり抑え込まれているように、一生懸命押してもビクともしやがらない。やっと開いたと思ったらまた閉まって片足挟んじゃう始末。
『降りられませんっ!』と思わず叫ぶ私。
結局ホテルの方と2人がかりでドアを開け、降りたらこれがまた、横風で真面目に飛ばされそうな位に物凄い。スカートを履いていたのですが、捲くれるなんつーどころじゃない。
とんでもない格好で、ホテルの方の手を借りて何とか建物の中に入れたのでした。
へちまさんは『ドアは開くけどしまらない』だったそうな。
さて、車が真面目に飛ばされそうな風でしたが(トラック転がったそうですしねえ)。何とか山本さんもへちまさんも生還。ホテルに入りました。
このホテル、9階にロビーがあって客室は下になっています。海に面した崖っぷちにあるっぽい。私たちの部屋は1階でしたのでエレベーターで降りようと思ったらー。
動きません。
しょうがないので1階まで階段で降りる私たち。これでも宿泊料金変わらないのかーと遠い目になる私(セコいっ)
ようやっと部屋について、はじめましての殿さんとご挨拶。ようやっと一息つけたのでした。
海沿いでした。全室オーシャンビューってヤツです。それはもう絶景でした。
波たけーっ!!
海沿いに建っている家のベランダを、道路を洗っていく波。時々電灯が消えるホテルとは思えない雰囲気満点の部屋で、自然の猛威をまざまざと見たのでした。
その頃のひざさんとASMさんは横浜、PBMさんは名古屋、〒さんは列車に閉じ込められ中。ぱんさんは東京だったらしいし、市川さんは…まさかバイクで走行中とはねえ…。
ってなトコロで、長くなったので続きはまたにしたいと思います。
ホテルに着いた所でこの文章量って一体…。
2004年10月14日(木) これがホントの嵐を呼ぶ熱海温泉旅行 〜そのに〜
台風22号に弄ばれつつも、何とかホテルまで辿り着いたしばたさん。さてその続きは。
10/9 16:00過ぎに、ホテルに集まっていたのはへちまさん、山本さん、殿さん、しばたの4人。この台風の中車を出したへちまさんは大分お疲れのようです。
電灯が点いたり消えたりする部屋で台風情報を見ているさまは、ここに金田一少年が居たら間違いなく殺人事件が起きそうな雰囲気でした。
へちまさんの携帯もバッテリーが赤ランプという事で、同じドコモ同士のよしみで私の充電器を貸そう…としましたが、機種が違うとどうして合わなくするんでしょうねえ。
充電が出来なかったので、この後の連絡は私の携帯にするように皆に頼んだりその割には、最後まで電池切れにはならなかったですな。
現在の着信音は映画『エクソシスト』のテーマ。暗い室内でいきなり鳴り出すこの曲は、雰囲気を盛り上げるのに一役買っていました。つーか他の曲に変えろよ、しばた。
あまりの風雨のために買出しに行けず、次第に飢える4人。私もお昼にサンドイッチを齧っただけなので腹ペコさんでした。
こちらのホテルはさすが熱海っぽく夕食が4000円『から』だそうで、フロントの前の小さな売店で食料を買いあさってみたのでした。岩ノリは好評だったのう。
その後、あちこちから『電車が動きません』連絡が届く中、何故かあったトランプで7並べなんてやって暇を潰す我ら。
皆このゲームの真髄を心得ているらしく、6やら8やら出ない出ない。友情に亀裂が入るいぢめっこ振りでした。2回戦は私の勝利。勿論出しませんでしたよ。6とか8とか。フフ…☆
そんな修学旅行のような時を過ごした雨風がまだ酷い頃に、市川さんから連絡が入りました。
『熱海駅に着いたけど、もう限界じゃよ』
本気でバイクで来たのかっ!!
前々からツーリングがてらやってくるとは聞いていましたが、まさかこの台風の中バイクで登場を敢行するたあ思っていませんでした。よっぽど『バイクは止めとけ』と前の日に電話をしようと思ったのですがー。
もうこんなムチャはやめといてくれな。笑い話で済んだから良かったけどさ。
しかしへちまさんは『きっとバイクで来るだろう』と思っていたそうな。………愛ゆえ?
市川さんから連絡が来たものの、とても車を出せる状態ではないのでそのまま駅前で待機して貰いました。
その後風雨も収まったので、市川さんを迎えにいきがてら買出しに。駅前のコンビニで、へちまさんは食料を、私は酒を買い漁り。
人間は疲れていると欲望丸出しになるようです。ひたすら酒をかごに入れる私。カップ麺は大盛りしか買わなかったへちまさん(ペヤングの特大はデカかった…)
普通の大きさのは買おうと思わなかったそうな。私は私で、今回は飲めないメンバーも多かったのに、何だかビールを山ほど買いまくり〜。
ま、まあ適当に買って、市川さんを付いて来て貰ってホテルへ。
さすがの市川さんもお疲れモードです。破壊力を披露する事無く着替えた後にその辺転がっておりました。でも食うモンは食ってたね。
皆飢えていたので、やっと来た食料にたかってみる。大盛りしかないカップ麺に食べきれないと困った私に、欲望をむき出しにしちゃいかんよと、普段欲望むき出しのセクハラ大魔王に諭されてへこむへちまさん。
しかし、何だかんだ言いつつ大盛り食べちゃいました。温かくて幸せになりましたー。んまんま。
宿の人がお布団を敷きに来た後、電気も安定したようなのでサイキなんて出してみる。
何だかんだと対戦してみる。やるとやっぱり面白い。
しかし、残りのメンバーが揃わない。PBMさんは絶望だというし、ぱんさんからは連絡なし(その理由は掲示板をご覧あれ)、ひざさんたちは横浜から動けないし〒さんも未だ動きなし。
S.Hさんは具合が悪くてご自宅で待機。でも来る気マンマンのやる気に思わず涙が…。
そんなこんなで夜も11時を過ぎた頃、〒さんが熱海の一駅手前でまたしても停車になっているとの事で、こりゃ迎えに行くしかないとへちまさんが決心。ひざさんたちも何とか迎えにいける位置まで来ているし、夜中のドライブと洒落込みました。
こうなると思って、酒も温泉も控えていたしばたさんを褒めてね。へちまさんはもっと褒め称えてあげてね。
S.Hさんは電車に乗ったものの動かないと連絡が入り続けていたのですが、迎えに行っている途中にようやっと動いたと連絡が。女性一人で行動させるのは心苦しかったのですが、タクシーでホテルまで向かってもらう事にしました。
〒さんを拾うまでへちまさんと何を話していたのか覚えていないのですが。
とにかく『電車が時間通りに動くって素晴らしい事だったんですね』とか『車がスムーズに走れるって以下略』という話はしたようなー。
そんなこんなで〒さんを無事に拾う。お疲れ様でしたーっ!
土地勘があるだろうという理由で、地図をムリヤリ見てもらう。しかし彼は車の中で活字を見ると酔う体質だったらしい。すまんねえ。
ひざさんとASMさんが居る駅がなかなか見つからず、何度か往復しつつも2人をゲットする事に成功。
皆疲れきっているはずなのに、何だかテンションが高いぞ。前日勉強に熱が入ってしまったゆえに寝不足の〒さんを評しての
『むしゃくしゃしてやった』
『教科は何でも良かった』
『今では反省している』
が大流行。しかし2ちゃんの牛バージョンはいいよな。ひざさんランス6を語ったりして、疲れた分ハイテンションになっていたようです。
宿に着いた頃にはすっかり疲れきっていたへちまさんの前に、神様がごほうびを用意してくれていました。
突如現れるおねこさま。しかも逃げずに可愛い姿をアピールしてきます。思わずハァハァなへちまさんと私でした。和んだー。
そして参加者11名中9名が、夜中の2時になろうという頃にやっと揃いました。
もう疲れたから寝ようね…ってなるようなヤツラだったら、こんな所まで来なかった。
なし崩し的に始まるサイキ対戦。ひざさんが持ってきた怪しいCD観戦。ドラえもんにアンパンマンでのどかでしたー。嘘だけど。
特に印象深かったのがASMさん。車の中では『宿に着いたら寝ます』宣言をしていたのですが、一息ついたら『用意してあるんじゃしょうがないよなあ』と、いそいそとサイキのスティックを握る彼の姿がありました。
自分つっこみを入れつつ嬉々として対戦をする姿が忘れられません。
そんな対戦を眺めーの、ひざさんの怪しいブツを眺めーのして、ようやっとオフ会らしくなったのでした。もう夜中の3時回っているけど。
責任とってビールも頑張って飲んで(もう夜中の4時回ったけど)、お開きになったのは午前5時。早起きのおじいさんが犬と散歩する時間です。
着替えに行くのも面倒だってーので、そのまま布団に転がり込んだしばたさんでした。
いいお年なのに若者と付き合った自分ってすごい…。
ってなワケで、後ちょっと続きます。
2004年10月19日(火) これがホントの嵐を呼ぶ熱海温泉旅行 〜さいご〜
台風23号がやってくるそうですね。そして今、そろそろ日記も書き終わりーってトコロで、一瞬で消えてしまいました。何処に隠れてしまったのだろう…。
とりあえず思い出しつつ再録。しくしくしく。秘宝館の辺りで消えちゃったんだよねえ。祟りかのう…。
10/10 8:30に爽やかに起床…出来るワケもなく、危うく熱海まで来て温泉に入りそこねそうになる。S.Hさんが居なければギリギリまで寝ていたと思われー。
ふらふらしつつも温泉へ。今回のホテルの特徴なのか熱海の温泉全般に言えるのか、お湯がぬるめでのんびり浸かっていられました。東北の温泉は熱いのが多いぞー。それはそれで気持ちいいんだけどね。
露天風呂に入ったり、足裏マッサージをしたりとまったり気分。温泉はいいよねえ。
惜しむらくは、上がった後にやろうと楽しみにしていたマッサージチェアが2台とも使用中だったコトか。くそっ(かなり悔しいらしい)
部屋に戻ってみると、行く時には死人のように寝ていた皆様も続々と起き出していました。帰りの準備をしつつも、帰りがけの駄賃とばかりにサイキに勤しむ人あり、ひざさんの怪しいブツを鑑賞する人ありで、のんびりしていました。
私も昨晩(つーか早朝というか)やらなかった分、S.HさんやASMさんと対戦。楽しかったです。
送迎バス組とへちまさん車組の2手になんとなく別れて熱海駅へ。へちまさん車組はPBMさんを拾いに行きました…が、これが駅の案内が小さすぎてなかなか辿り着けず。バイクで後をつけてきた市川さんはちょっと大変だったね。
無事PBMさんと再会出来た駅は、台風の傷痕も生々しいトコロでした。また木が倒れるかもしれないからなるべく端を歩いてねと、後片付けのおじさんに言われる私とへちまさん。倒れましたかそうですか。北の台風とは威力が違うのう…。
仕事が忙しい中癒されに来たはずのPBMさん、本当にお疲れ様です。お忙しいお仕事の話など聞いて涙しつつ、熱海駅でようやっと参加者全員集合です。総勢10名、内訳は
へちまさん、〒さん、S.Hさん、ASMさん、PBMさん、ひざさん、山本さん、市川さん、殿さん、しばた…でいいのかな。
掲示板の顛末記にもあるように、皆よくここまで辿り着いたものよ…。お姉さん目頭が熱くなってしまいますよ。
朝兼昼食を取るために近くの海鮮料理の店へ。2500円のマグロ丼を食べてきました(マジ) さすが熱海、温泉地料金はハンパじゃないね。
しかしマグロの切り身はデカくて分厚いのが山ほど入っていたし蟹の味噌汁つきなので、観光地の駅前の店にしては良心的と言えるかもしれない。私ご飯はおろか刺身すら食いきれなかったし。
市川さんは更にボリュームたっぷりな刺身定食3800円也を食べていました。あれだけ疲れていてまだこれだけ食えるか…。化けモンだな。
元気を取り戻した市川さんがセクハラに勤しんだり、ASMさん心霊写真(?)を撮ったりで、何だかよく分からないけれど和やかに盛り上がってみました。
へちまさん車の定員と、東京でらいゆえくんに会う約束をちゃっかり取り付けていたので、私はあじの干物クッキーとひざさんをお土産に一足先に東京へ。
S.Hさんはのんびり自宅、ASMさんは大阪、山本さんはサイキ大会出場のためにそれぞれ移動です。
本当にお疲れ様でした!
残りはへちまさん車で観光を敢行したのですがー(書いてて恥ずかしい寒いシャレだ)
台風の最中だったか朝の爽やかな車中でのコトだったか、私とへちまさんはとある観光地の看板に目をつけていました。その名は『秘宝館』
温泉地といったら秘宝館は外せないだろうと、この機会にチャレンジしてみたようです。
秘宝館の真髄を〒さんは知らなかったらしく、戸惑う彼に世界の秘宝が一堂に会しているのだと力強く言い切るへちまさんに、行かなきゃ損です、だって秘宝ですよ? と力説する私。それを聞いた〒さんは
『2人が熱心に勧めるトコロなんてネタに決まってる!』
失礼だわー。一点の曇りもなく、するっとまるっと善意のみで勧めたのにー。
しかしホントに行くとはね。私も未だ足を踏み入れてはいないのです。だって金もったいな……いやいやいや。
次の機会にはぜひ一緒に行きましょうね、山本さん♪
皆が秘宝を見つつひとつの心になっていた頃、私とひざさんはらいゆえくんと再会しておりました。久々っつーか夏コミ以来。
この夏コミで会ったっていうのが、当日突然、今何処にいるんですか? と彼が電話をかけてきて、友人に付き合って会場に居るんだけど、しばたさんなら来ていると思ってー…なーんて経緯でございました。キミの予想通りおったよ、私は。しかも2日連続参加だったんだよ。…ちっ!(行動を読まれていて悔しいらしい)
思えばらいゆえくんともひざさんとだって長い付き合い。思い出話やらネットゲームの話やら、サイキの対戦話やらその他の対戦格闘の話やらでひたすら盛り上がる。
ひざさんの熱い語りは面白かったです。熱い思いのたけを聞く度に、ごめんね私いい加減でと、反省せずにはいられなくなるほどでした。
3時に会って近くの喫茶店でお茶してー。ハタと気づくと6時過ぎ。さてどうしようとなった時に、気分が盛り上がっていた我らが向かう所はひとつだった。
ってなワケで、新宿ワールドへサイキ対戦をしに行きました。
まーなんというか。やっぱり楽しかったです。それだけ☆
8時過ぎに仙台へ。久々のらいゆえくんは相変わらずだったり(彼との付き合いも、思わず遠い目をしちゃうほどに長いんだよなあ)、ひざさんも新幹線内で元気に語ってくれたりと、最後まで楽しみました。一体何をそんなに話す事があるのだろうと思うのですが、寝る間もなかったほどしゃべり倒していたようなー。
私の熱海温泉オフ会はこんな感じでした。今回はとんでもないアクシデント付きだったのだけれど、これも仙台勢に相応しいエピソードかと。これから伝説として、子々孫々まで語り継がれていくコトでしょう。
色々な地方に散っていますが、別れの挨拶は『さようなら』ではなくて『また今度』ってトコロがまた仙台勢らしい。これからも、適当にまったりと縁を繋げていきましょう。10年振りにあったとしても、相変わらずな付き合いが出来ると良いですよね。
そのためにも、このサイトは死守していく所存です。ここに来れば何となく皆の動向が分かるようだといいかなーと思っています。
参加者の方々はお疲れ様でした。そして幹事のへちまさん、ほんとうにお疲れ様でした。そしてありがとうございます。この集まり具合はへちまさんの人徳の賜物ですよー。来年もよろしく(おや?)
来年は、仙台とか青森とかで温泉に入りましょうかね。
2004年10月24日(日) 秋は萌えの季節
昨日の地震は大丈夫でしたでしょうか?
こちらも結構揺れたのですが、ちょっと不気味な揺れ方でしたね。最初にドンと来る感じではなくじわじわとやって来て、ハッと気づくと電灯の紐や額縁が左右に振れていて、やっと地震だと分かるという。
3回ほど大きな揺れがやってきましたが、どれも最初は『目眩がしているのかな?』と思ったしばたです。家族も皆そうだったと言っていましたし、友人や動物病院の看護師さんもそう思ったそうな。ホント気持ち悪い揺れ方でした。
そんな感じだったので、こんなに大きな地震だと思っていませんでした。たまたまNHKをつけていたのでそのまま地震情報を見ていたのですが、民放全局で臨時番組やっているほど酷かったとは(テレ東は入らないので分からんが)
被害に遭われた方へ、お見舞い申し上げます。
いつの間にやらメインコンテンツと成っていた鋼の錬金術師のアニメが終わって早一ヶ月が経とうとしていますがー。現在の私はお楽しみがなくなってがっかり中…かと思いきや、萌え萌え番組相次いで登場で、うっきうきだったりします。
(鋼は、何か生活の一部に組み込まれちゃった感があるからなあ。私の中では定説になっていて、殊更声高に主張しなくてもいっかーみたいな)
久々に黒ブチメガネの吾郎ちゃんが毎週会える
『ほんとにあった怖い話』の復活でしょー? 水谷豊と寺脇康文のコンビが拝める
『相棒』の3rdシーズンが始まったでしょー? おもちゃ販促番組から見事に化けた『レジェンズ』は1回たりとて見逃せないしで、寒くなる気候とは裏腹に心温まっているしばたさんです。
ほん怖は土曜日から月曜日に移ってしまってリアルタイムで観られないのが残念なのですが、あのチープなノリと怪談話のツボを心得ている演出が、恐怖物ウォッチャーとしては見逃せませんし、水谷豊がイキイキしている上に、大きなお姉さんの萌え心をがっちりキャッチして離さない『相棒』は、普通の番組として楽しむと共にヨコシマ一直線で観ても美味しすぎて辛抱たまらんし(『たった1人の相棒』という言葉にオトメは弱いものなのです。萌えるーっ!)
レジェンズはお子様番組として観てよし、深読みして哲学を感じてよしの、さすが大地監督職人芸だよの世界ですし。シロン可愛いしカッコいいし、グリードには萌え萌えだしーで、去年の今頃のワクワクドキドキ感を思う存分味わっています。
今年の正月までは幸せに過ごせそうです。生きてて良かった(それほどのコトか!?)
2004年10月28日(木) 愛人
あれよあれよという間に、めっきりと寒くなりましたな。猛暑だったり台風が千客万来だったり、大きな地震があったりと(震度6あっても余震なんですねえ)落ち着かない自然界でしたが、後2ヶ月くらいは平穏に過ごしたい所です。
私もまあ、色々とプライベートがアレでソレなのですが、まあなるようにしかならないので頑張って行こうかと思っています。
色っぽい話だったら面白いんだけれど、その路線だけはありえません。とほほのほ。
何年か振りで『愛人』の最終巻が発売されたようなのでちょっと読んでみました。
『あいじん』と読むのでもなく、もちろん『ラ・マン』とも読みません。そんな
『愛人(アイレン)』は2年半ぶりに完結したそうな。
どんな話かは
こちらを読めば分かるかな?
1〜4巻までを読んだのは半年ほど前でした。結構前から面白いマンガがあるとの噂を聞いていて(特にSF好きに多かった)、ちょっと読んでみたいと思っていたです。作者の田中ユタカ氏は、成人コミックで短編を中心に描いていたそうですね。つーか、多分そっちも読んでるわ…(一体どこで読んだかはナイショ)
長い事4巻までしかなかったので、てっきり完結していたと思いきや尻切れトンボで終わっていて、ちょっと待てやな気分になったものです。
余命いくばくもない不治の病の人たちに与えられるのが、愛人(アイレン)と言う名の仮初めの恋人。この愛人自体も、なにがしかの事情で人工的に再生させられた人造人間(しかも持ち主が死んだ後くされをなくすためか、再生期間は10ヶ月余だそうで)
移植手術の限界で余命わずかの『イクル』と、汚れのない愛人『アイ』の淡い恋…に、何だかよー分からん宇宙人の侵略だか呪いだかが関わった、壮大なる純愛マンガです。…ホントにこんな話なんだって!
作者の作風らしいのですが。とにかく純愛。ひたすらにベタな純愛。おままごと見ているようなのですが、迫り来る死の影というのが見え隠れしている様は痛々しい。
近未来の話なのでどうやら生殖としてのSEXは廃れているようです。娯楽としては…あるのかなあ? よう分からん。
散々キスしたり抱き合ったりしているのに、最後の一線を越えるのは最終巻だけでした。子供を作るため、愛を確かめ合うための神聖な儀式のシーンなんて久しく見ていなかったので、思わず目頭が熱くなったとゆーか、生暖かく見守ってしまったというかー。
何か世界が色々と大変そうなのだけれど、ハードな話にもそれなりの手間がかけられているのだけれど、もう純愛しか目に入りません。
私的にはまあまあで、それほどのめりこむ事もありませんでしたが、純愛をここまで大上段に真正面きって描く作品も珍しいでしょうから、そういうの好きな方は読んでみるのもいいかと。SF的にも面白いらしいですよ。私はその辺はピンときませんでしたが。
最後はまあ予想はつくものだったのだけれど、ちょっとジーンと来るシーンもありました。結構酷いエピソードもあるしのう。あれは予想外だった。
読み終わって思ったのは、今の世の中で純愛を語るのって、この位舞台装置がないと厳しいのかなという事。滅亡に瀕した世界とか、未来のない自分とか。
純愛って厳しいモンですな。