日々是平安

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2005年1月4日(火) 年末年始はGR計画で

えーと。明けましておめでとうございます(今更)

仕事始めから残業しまくりの上、トイレで女同士の確執を垣間見たしばたさんです。仕事も忙しければプライベートも忙しかったりします。今年の先行きも怪しいって感じー。
未だに杉瀬さんの結婚式に行けるかどうか微妙な状態ですが、いざ出陣のために3日の最後のお休みに慌てて服を買いに行ったり、そういやバッグもないじゃんー等と予算オーバーでアレでソレです。これで行けなかったら笑…えんわい。
今回の正月休みはちっとも休んだ気がしませんでした。コミケにも行ったしな。

さて、今年は何で年越しをしたかというと、CSで再放送のかかっていたジャイアントロボ THE ANIMATIONを観ながらでございました。妹がDVD-BOXを持っているのでわざわざ観る必要もないのですがー。ついつい観てしまいますね。やはり面白い。
何といいますか、エキスパート諸氏といいBF団の十傑衆といい、マスターアジアがいっぱいで、笑っていいのやらカッコいいと思っていいのやら判断するのが難しいです。
話自体は重いのに、素晴らしきヒィッツカラルドとか出てくるしー。
『幸せは犠牲無しには、得る事は出来ないのか? 時代は不幸無しには、越える事は出来ないのか?』という深遠なテーマを抱えているのに、中条長官はビッグバンパンチとか打ってるしー。大怪球相手にシャドーボクシング始める長官のシーンは笑ってもいいトコロですよね?

そういや、衝撃のアルベルトは男性に絶大なる人気がありますよねえ。私が聞いた範囲だと、彼を一番好きだという男の子の率は高かったです。確かにカッコいい。最終決戦に復活した時の乱れ髪がまたステキでした。
戴宋ファンの妹は『彼のやせ我慢する所が好き』だそうです。私のイチ押しは鉄牛です。あーいうタイプは目が離せないんですよねえ。静かなる中条とか一清道人とか激動たるカワラザキとかも好きー。別な意味で素晴らしきヒィッツカラルドも大好きですが。いや、ホントに彼は素晴らしすぎます。

色々な意味で問答無用でとにかく観ろ! な作品なのですが(いや、ホントに観れば分かります)、オトメ二人が揃うとそっち方面にも話が行くのは世の摂理。妹と共に
『戴宋とアルベルトは怪しいよねー』
『アルベルトってば最後の最後で小学生(大作)に負けるんだよね。可哀想』
『「未練だぜ」だしねえ』
『長官と呉先生もヤバいよな』
『呉先生は色気ふりまきすぎだ。…長官! 肩に手を回すなーっ!』
等という会話を、年も押し迫った時に交わしていました。

妹の友人に言わせると
『戴宋とアルベルトだったら戴宋が受け。でも精神的にはアルベルトの方が受け』
…だそうで。私もこれには同意します。この辺の微妙なニュアンスが判れば、やおい道のエキスパートも近いと思われます。

…って、やおい講座で締めくくるんかいっ!
新年早々我がサイトの行く末も決まったって感じですが、何はともあれ今年もよろしくお願いします。

2005年1月10日(月) こんな日が

自分がサイト開設中に訪れるとは夢にも思っていませんでしたが。
1月8日の早朝に、父が他界しました。

7月の日記に緊急入院したと書いたかと思いますが、検査の結果胃ガンと診断されていました。当初は手術で取り除ける予定でしたが、8月にいざ開腹してみると手の施しようがないほど広がっていて、その時点で余命半年から一年と宣告されていました。執刀医の先生からホスピスの話もでたのである程度覚悟はしていましたが、それにしても早かった。ガンと判明してからちょうど半年で逝ってしまいました。

最期は自宅で迎えたいと、幸いにも在宅ホスピスケアをなさっている先生にお世話になる事が出来ました。去年の12月28日に退院して自宅で正月を過ごし、1月6日に容態が急変。8日に眠るように息を引き取りました。不思議な事に、それまでひとつの息も逃さず見続けていたのに、その時だけ「お茶でも飲もうか」と用意をしている内に、母が息をしていない事に気がつきました。恥ずかしがりやの父が、こちらが目を離した隙にこっそり旅立ったみたいでした。酸素マスクをしていたのでその後も何度か呼吸はしましたが、大きな声を上げて最期の一呼吸を終えました。
在宅での世話は色々と大変でしたが(点滴も家族が換えるのだ)、父の大好きなラグビーの放映を、辺りを気にせずつけっぱなしにして、おこたでお茶を飲みながら、のんびりと家族だけで父を看取れたのは良かったと思っています。

杉瀬さんの結婚披露宴なのにいつまでたっても不確定要素だったとか、直前にキャンセルまでしてしまったとか、やたらと忙しいと言っては日記が滞りがちだった理由は、実はこれのせいでした。平日は母が、土日は妹と私が交代で付き添いをし、平日も出来るだけ会社帰りに顔を出すようにしたりしていました。父は何せ寂しがりやでしたので、昼前から夜までずっと一緒に居たりしました。口数の少ない人なので会話を頻繁に交わす事はありませんでしたが、ガンと分かってからの6ヶ月は、父と長い時間を過ごせた貴重なひと時でもあったと、今では思っています。

12月にフグ〜と煩かった旅行も、父を連れて彼の大好きな京都へ行ってきたんです。胃から腸へとガンが進行していて、大分前から食物が一切食べられなくなり点滴生活でしたが、民間の赤ランプ取った救急車で10時間かけて行って来ましたよー。距離も長いし私たち以上に父が疲れたと思いますがとても楽しそうで、何より旅行中の体調は病院にいるよりもずっと良く、思い出深い旅が出来ました。救急車で長旅なんて普通は体験したくても出来ませんよ。フグも美味しかったし(まだ言ってるし)
計算違いはこんなに早く旅行の理由をネタばらしするコトになってしまったコトですね。旅の報告が遅ければ遅いほど良かったのは、こんな理由だったからです。

父は闘病生活をひとには見せたくないらしく、遠い親戚には入院している事すら知らせませんでした。私も心配かけるのはイヤだったので、実際にこの日が来るまで黙っていました。でもまあ、いつまでも黙っているのもそれはそれでイヤだったので、全てが終わった今日ご報告します。昨日がお通夜で今日が葬儀でした。喪主の母の代理として、着物着て遺族ご挨拶なんてしちゃいましたよ。着物はやめてーと懇願しましたが、叔父様叔母様たちは許してくれなかったです。しばたさんの一世一代の晴れ姿っつーかなんつーか。

杉瀬さんには、披露宴には絶対に参加したいけれど参加出来るかどうか微妙という事で、ついつい父の事を知らせてしまいましたが、新婦に心配をかけた挙句におめでたい式に水を差すような事になってしまい少々悔いています。最初から適当な理由をつけて欠席すると言っておけば良かったなあと。でも本当に出席したかったの。ごめんね、杉瀬さん。
しかしまあ、うちの父親ってば絶対に結婚記念日を忘れないようにしてくれました。忘れようにも一生絶対忘れられませんわ。

口数の少ない、怒ると大変怖い父でした。けれども何でも知っていて何でも教えてくれる、いざという時には頼りになる自慢の父でもありました。10年前に脳内出血で倒れてからは自由に動けなかったので、父にとっては大変つらい闘病生活だったと思います。胃ガンも数年前から徐々に進行したとの話でしたので、頭の病気のストレスのせいだったのかもしれません。

この半年は、とても6ヶ月とは思えないほど長かったです。1年にも2年にも、それ以上にすら感じました。たかが半年、されど半年ですよ。ホント。
その間父と一緒に過ごして、父の事を考えて暮らした時間は、気休めではありますが大切な宝物みたいな時間でした。余命を告知された時、それでも父の前で普通の日常を送るのはつらくもありましたが、今にして思えば良かったなと思います。父もガンの進行は知っていましたが、前向きに頑張っていました。こんなに強いひとだったのかと、私たちがびっくりしたくらい。後ろ向きに落ち込むかと思っていた私ら家族は、彼を見くびっておりましたな。

そんなワケでしばらくはサイトの更新も滞る事になるかもしれませんが、私は元気ですので心配しないでください。何事もなかったかのようにひょっこり現れますので、その時は変わらぬお付き合いをお願い出来ればと思います。
そうそう、2月の〒さんとご飯さんの壮行会はきっちり仕切らせてもらいますよー。もう不確定要素じゃなくなったしな。その時はまたバカ騒ぎしましょう。

皆様も、親御さんは大事にしてあげてくださいね。「いつまでもあると思うな親と金」ですからねー。

2005年1月17日(月) ぼちぼちと復活

忌引きも消化し仕事も始まったコトだしぼちぼちと復活しようかと思ったら、休んでいる間にガラっと変わってしまった環境を把握するのに手間取ったり、お仕事でハマってしまったりして、午前様のお帰りになってしまいました。
一番忙しい時期に丸々一週間ちょい休んだツケは、悲しみに暮れようが落ち込もうが区別なしにやってくるのであった。

現在フリーの身なので忌引きを取れるか心配でしたが、アウトソーシングな会社が何とか話をつけてくれたようです。先方に文句に近いコトを言われたらしいので、担当の方には申し訳なかったです。が。そんなコト言われたって、私だってまさかこんなに早くXデーが来るとは思わなかったもんよー。
世の中厳しいので、稼働時間が少ない分お給料に響きそうです。残業したって給料変わらないのに、足りない分はきっちり引かれるんだもんなあ。こういう時は正社員がいいなあと思います。ボーナス時期も正社員がいいな。あ、確定申告時期も。でもフリーにはフリーの良さがありますです。色々な場所で働けるし気楽だし。

とにもかくにも、忌引きが取れて助かりました。家長がいなくなるって結構大変で、お役所行って手続きしたり税金関係の整理をしたりで、一週間のお休みなんて吹っ飛びました。来客も多いので家は空けられないしのう。
やはり疲れが溜まっているのか、夜になると疲れきってバタンキュー状態。父が夢枕に立っても気がつかない位に寝ました。
ついでに太りました。多分。どうしておつかいものって甘いモンばかりなのでしょう。他の人にあげるにも限度があるし、腐らせるのも勿体無いしで、ついつい食べてしまう毎日。体重計になんて怖くて乗れんっ!

Web拍手やら何やらでお気遣い下さった方々、お悔やみの言葉をかけてくださった方々、どうもありがとうございます。
沈黙を持って暖かく見守って下さった方々もありがとうございます。……と思っていていいのだろうか? オンにしろオフにしろ静かなので、ただ単にうざがられたり引かれたりされているだけかもと一抹の不安を抱きつつ、物事は前向きに考えようと思う今日この頃。

杉瀬さんの披露宴やら二次会やらに出席した方々には、楽しい気分に水を差してしまったかもしれません。そうだったら本当にごめんなさい。私としては、沈黙を守ったままでこーんな日記など書けなかったのです。
杉瀬さんサイトの結婚式ページの賑わいを見ると相対的にしょんぼりとなってしまうので、あまりちゃんと見ていなかったりする友達がいのないヤツだったりして(そのワリにはちょくちょく覗いている辺りが…)
もう少し落ち着いたら土産話を楽しむ気分になると思うので、時を待ちたいと思います。そしたらマブダチ映像を楽しもうかなあと。今見るのはちょっとつらい。
甘えた自分勝手な物言いですが、一生に一度のコトだし、たまには泣き言を言ってもいいかなー…とか思ってちゃ、やはりダメかしら?
いやー、何だかんだ言って気持ちがへたれているのよ。まだ一週間ちょいしか過ぎてないんだもんねえ。

上記でうだうだほざいていますが。ぶっちゃけ、黙っていたらせっかくの貴重な日記のネタをムダにしてしまうではないか! …ってのもあるので、気持ちの整理を兼ねて、お葬式前後とか在宅ホスピスの話とかネタにしようかと思っています。悲しい気分はなるべく取っ払って。
『親はありがたい。死に方も教えてくれる』と、とある本に載っていましたが、まったくもってその通りでした。

しんみりしたまま終わるのはアレなので。
ラジオで流れていた香川県のサイトうどん占いなぞ紹介してみる(要FLASH) おじさんが一生懸命うどんを作りながら占ってくれます。
私は『かけうどん型』でした。意外に当たっているかもしれん。

2005年1月22日(土) ペットのお洋服

バカ飼い主っぽく、おねこさまに(ねこ用の)赤いチャンチャンコを買いました。
ゆきこさんもさちこさんも人間年齢18歳ですから、ねこ年齢ではおばあちゃんですからねえ。還暦のお祝い(でも人間でいうと95歳くらいらしいので、還暦どころか米寿もとうに過ぎていたり)

なーんて理由で買ったワケではありません。実は保温用です。
先週の金曜日ですが、ゆきこさんがまたクルクル回り始めました。点滴から帰ってきてカゴから出したらいきなりです。慌てて病院に取って返したのはいうまでもなくー。そのために2時間もの点滴に通っているというのにねえ。ある日突然ぶり返すものらしいです。葬式や何やらで来客が多かったから、そのストレスもあったかも。

クルクル回り始めると、体温がいきなり下がるのが一番困ります。先日は37.7度あった体温が(ねこの平熱は37度中〜39度くらいらしい)、次の日には36度に。ねこは36度を下回ると体温が自分で調整出来なくなるので、デッドゾーンギリギリです。
お医者さんがいうには、脳の働きがおかしくなっているので体温の調整も上手く行かなくなるのではないかとの事。いつもは暖かい背中がひんやりするのは、かなり心臓に悪いものです。カゴに入れて温めるのですが(目が回っているので白い壁の中か暗闇に置いておくようにも言われているので)、嫌がって泣き喚きます。そりゃそうだ。
しかし実はまいこさん、今ほとんど目が見えていないんですよね。病気ではなくてただの年から来る症状。それでも目が回るんだもんね。不思議だよなあ。

現在は何とか元気です。落ち着いたので点滴も2日おきになりましたし。でもいつまたぶり返すか分かったモンじゃないです。
そんな理由と、もう年なので普段から保温しておいた方が良いとの話も聞いたので、この機会にお洋服なんか買っちゃったワケです。赤いチャンチャンコと赤と青のフリース。

ホントは私、動物に服を着せる行為が苦手でした。邪魔なものに見えて却って可哀想な気がしたし、別段可愛いとも思わなかったし(大失礼)
しかし、上記のように年を取ったペットの保温に一役買うとの話を聞いてなるほどと思い、それから認識を改めましたです。
まあ、買ってはみたのですが、うちのおねこさまは大人しく着てくれてはいませんでしたけどね。予想通りよ、フフ…(遠い目)
ゆきこさんはともかく(フリースを一晩は着てくれたようだが、後は自力で脱いだらしい)、さちこさんに至っては、着せた先からするりと抜け出す始末です。ストレスがかかってしまうとマズいので、写真撮影の時か、いざという時のアイテムになりそうです。

でもさー。今回初めて自分のペットに洋服を着せてしまう気持ちが分かったわー。自分ちのおねこさまに着せると凶悪に可愛いっ! もうホントに可愛いすぎるくらい可愛い!! さちこさんのチャンチャンコ姿も披露したかったーっ!(写真を撮れる時間もない位にすぐ脱がれたわい)

バカな飼い主ってこれだからーと、自分でしみじみ思うです。

2005年1月24日(月) 幻の3巻が…っ!

年末に壊れたモニタが帰って来ました。
電源がイカれていたらしくて、修理ではなくて代替品と交換となりました。新しいモニタは画面も明るくて調子がいいです。
前のモニタの時はよくグラフィックボードに問題が出たのですが、今の所は起きていません。もしかしたらモニタ自体が不良品だったのかもしれません。まあ、もう少し使い込んでみないと分かりませんが。


先日会社から帰った私に、妹が開口一番言った言葉は。
「ねえちゃん、とうとう3巻が出た…っ!」

てなワケで、知ってる人は知っている、知らない人はまったく知らないだろう上條淳士の『SEX』の3巻がとうとう出たんですね。
1988〜1992年連載、1巻が出たのが89年と普通のペースですが、2巻目が発売されたのは1巻が出てから4年後の93年(…とググったら載っていた)
4年も待たせた2巻の帯にあった文句は『今度は待たせないぜ!』

……待たせないって言ったのにー。
『ジャイアントロボ THE ANIMATION』の最終巻どころの騒ぎではありません(これも最終巻が出るまで長くて、本当に出るのかファンが騒然としたらしい)

しかし苦節12年、とうとう3巻の刊行です。しかも毎月発売で全7巻というではあーりませんか。信じられません。実際に3巻を見るまでは信じられませんでした。
私はコミックス派だったので、今回の刊行で連載が終了していると知りましたよ。てっきり途中で止まっていたのかとー。何故単行本が出ないのか噂は多々あるようですけどね(妹が聞いたのは『漫倫に引っかかった』というモノだったらしい。米軍がヤバかったのだろうか…)

今回の単行本より、前回の1,2巻の方が装丁も中身も凝っているのですが(今回の単行本は、どうやら台詞の削除があるらしい)、長い事幻の作品だった『SEX』が気軽にゲット出来るこの機会に、興味のある方は読んでみるのもいいかと。
私は話そのものよりも、シャープでスタイリッシュな絵と行間と雰囲気を楽しんでいます。10年以上前の作品ですが、今見ても十分にカッコいい。
表紙の絵が気に入った方にならお勧めしておきます。

しっかしカホの制服のスカートが長いのに時代を感じるのう。でも上條の絵で見ると、長いスカートってメチャカッコいいわ。

2005年1月25日(火) 私も『生き返る』って答えるかもー

今回は微妙にタイムリーな話題で自虐ネタと思われそうですが、別にそんな気は毛頭ありません。面白いというか、このてのアンケートの有用性ってどうよと首を傾げちゃうというかで、ちと題材にしてみます。

昼休みにYAHOOトピックスを眺めていたら、「死者生き返る」15% 小・中学生長崎県意識調査 半数「TVや本で聞いた」という記事が目に止まりました。
中身を見なくても分かるような話題で、表題通り死者が生き返ると答えた小中学生が15%ほどいたとか、その根拠が人から聞いたりテレビや映画で見たとか、ゲームでリセット出来るからとの答えだったとか、離島より都市部の方が生き返ると答える割合が高いとか、まあそんな感じ。
小学生よりも中学生の方が生き返り支持の割合が高いってのが、興味深い点かもしれません。でも、この結果ってありえそうだとも思ったです。

どういうアンケートだったのか知りたくて、長崎県のサイトの意識調査の報告を眺めてみました。
統計の事は分からないので、調査人数とかその内訳の有用性は判断が出来ませんが、『死んだ人が生き返ると思いますか』にはい、いいえで答えた後に、その根拠をどうやって調べたかに興味があったのです。

報告書からはアンケートの実際の形式は読み取れなかったのですが、
(1) テレビや映画等で生き返るところを見たことがあるから
(2) 生き返る話を聞いたことがあるから(テレビ・本・人の話)
(3) ゲームでリセット出来るから
…という再聴取項目がある所を見ると、この3つは欄があったのでしょう。そうだとは思うんだけど、『担任の聞き取り等で理由を追跡調査』ってあるのが腑に落ちないなあ。記名式のアンケートで、『生き返る』って答えだったら担任と二者面談でもあったのかしらん?

このてのアンケートを見る度に、そして結果の考察で『今の子供は ─ 』と嘆く論調を見る度に、アンケートを実施する方がある種の結論を出したがっているのではないかと穿った考えが頭をもたげます。
今回の件でもそれほど結果に差があるようには見えないのに、やたら都市部と離島の子供たちの差を強調しているし。『田舎の子は純朴』とか思ってるのかね?

小学生より中学生の方が生き返ると答えた率が高いって結果も、それほどおかしいとは思わないです。もし私が中学生でこういうアンケートをやったなら、私も『生き返る』って答えるかもしれないから。
だって、そう答えて欲しいって匂いがぷんぷんするじゃないですか。『生き返る』と答える率が多い事を期待する、アンケートを実施する学校やら先生やら教育委員会やらの期待に満ちた視線を感じそうです。
そしてきっとしたり顔で言われるんですよ。『今時の子供は死の概念が希薄だ』って。

再聴取項目に『ゲームのリセット』を持ってくる所がまた恣意的。『生き返る』と答えたしたら、この項目は間違いなく『ゲームでリセット出来るから』を選びますね、私なら(イヤなガキだなあ)
小学4年生が一番この項目への率が高いというので、本当にそう思っている層がそれなりに居るという危惧感は否定しませんが、中学生くらいだとふざけて回答する子もいるだろうし、私みたいに分かっていて、敢えてネガティプな回答をする子もそれなりにいるのでは。無記名なら特にそうではないかと。もちろん、実際の所は分かりません。

第一『ゲームでリセット出来るから』と、自由回答の『人は死んでも心の中に生き続けると思うから』を、同じ『人は生き返ると思う』派とくくっちゃうのも乱暴すぎると思うのだが。
こういうアンケートは『今時の子供は命の痛みを知らない』とか何とかいう、自称良識ある大人が好みそうな論調の根拠になりがちですが、ホントにそうなのかしらんと見かける度に疑問に思うしばたさんでした。

しかし生き返る派の自由回答にあった『宗教の教えで、人は死んでも生き返ると思うから』ってのが不気味だわ。一体どんな宗教なのやら。

2005年1月31日(月) 破壊力が…

某DVDを買いにゲーマーズに足を運んだ際、AIRの特別鑑賞券ムック付きというのを見かけました。お値段3,000円。高いのか、コレクターズアイテムとして妥当なのかは人それぞれですが、やっぱ高いって。

そういやそろそろホントに公開するんだーと、久々に劇場版AIRのサイトを覗いてみたら。予告編の破壊力がまた一段と上がっていてビックリです。特にプロモーション映像とやらにはかなりキたのですがー。気合い入れてみないとうっかり涙してしまいそうです。
パパは幾らか老けた感じになっていたので一安心。ゲームのままじゃあ…ねえ…。主人公とカラスの一騎打ちもあるようだし、柳也さまの出るアレもそれなりの尺を取りそうだしと、結構ばっちり詰め込んであるっぽいです。
ま、百聞は一見にしかずなので、取りあえず見てみなされ(嫌がらせ)

で、映画なんですがー。らいゆえくんと観に行こうと思ってまーす。
ホントに観に行ったら、レポートをばっちり載せる所存なので楽しみにしていてね(一部の人への嫌がらせとしか思えませんよしばたさん)
テレビアニメの方は、日曜日だと思っていたら木曜日だったのですねーってコトで、一月初めの混乱に紛れて未見です。今週から見ようかなーと思っていますです。

ところで、2月の壮行会の時にはOP/EDが新曲で入っていると思いますか? つーかあったら歌っても許される? 『青空』が入っていれば最高なんだけれど。

もちろん許されなくても歌います。てへ☆(それはいぢめです)


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