日々是平安

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2007年2月5日(月) それは夢だって!

先週は、やっぱりというかとうとうというか、調子崩して寝込んでしまいました。
なまじ土日に休んじゃったせいもあるようなー。ちょっとだけスケジュールが緩くなって(しかしケツの期日は変わらない)、ついでに気が緩んでしまったようです。今週から気を引き締めなければ。
そんな連休の日は、寝る寝る寝るちょっとゲームで暮れていきました。あまり寝すぎるのも調子が狂う要因だと分かっていつつ、寝るのが大好きな子なしばたさんでした。お陰さまで大きく育っています。腹とか二の腕とか…。

寝るのが大好きなので、夢も結構見ます。とはいっても、朝起きたら忘れている事が大半ですが。面白い夢を見た記憶はあっても、どんな夢を見たのか思い出せない時はすっごい損をした気分になりますよね。スペクタクルな大冒険だったはずなのにー!とかとか。
しかし土曜日に見た夢は、珍しく記憶に残っていました。

私は電車に乗っています。ローカル線らしく、窓からは山が見えていました。閑散とした駅に着いて、さて降りようとホームに足を踏み出した途端に滑って転倒、どうしたはずみか、ホームと電車の間の隙間に、すぽっと身体が挟まってしまいました。ちょうどくの字の形で、胸から上と足がホームから突き出ていたので、踏ん張ろうにも踏ん張れません。助けを呼んでも、誰も来やしません。
やっべー、電車が走り出したら怪我するじゃんっつーか、怪我ですまないわーと、やけにのんびり考えていたら、嫌な予感は当たるもので、電車が走り出しました。
ホームと電車の間に挟まれたまま、ずるずると引きずられていく身体。こりゃマジでやばい!と焦った所で、ホームがちょっと凹んでいる所にさしかかり、上手い具合に下に身体が落ちたのです。
これ幸いと、ホームの下に潜り込み(縁の下のように空洞になっていた)、スピードを上げる電車の車輪を見ていました。

とまあ、わりと平凡な夢でした。が。
実は、こんな夢を見た事をすっかり忘れていたのですよ。それを思い出したのが、長年愛用していたコートが、カバンで擦り切れて薄くなっていたのを見つけた時。ぼんやりとほつれた布地を眺めながら

「ああ、これは電車に引きずられた時に擦れちゃったんだなあ。お気に入りなのにもったいない…って違う! それは夢だって!」

寝起きならともかく、昼日中の覚醒した頭で、真面目に電車に引きずられたのだと確信していた自分ってば…。明るい日差しの部屋の中で、リアルにorzなポーズになったのは言うまでもありません。

その時一緒に思い出したのが、夢はそこで終わりではなく、その後会う人ごとに『九死に一生を得た体験』と、吹聴して回っていた事。
夢の中の自分は、よっぽど興奮していたようですよ。死にかけたっつーに、お気楽極楽なヤツです。とても気の小さい自分とは思えません。

そのバイタリティは見習いたいですね(何とはなしに投げやりに)

2007年2月11日(日) 前向きで行こう

先日、脳神経外科に行ってMRIで頭の画像を撮ってもらいました。いや、手は痺れるわ唇は痺れるわで気持ちが悪かったものでして。
疲れている自覚はあったし、普段は一晩寝れば直るので気にも留めないのですが、帰宅してから急に足の感じがおかしくなったのには、さすがに不安になったわー。普通に歩けるしつまずいたりもしないのだけれど、変に力が抜けて踏ん張れない感じ。
折悪しく、宮川大助花子の大助さんの方が脳内出血で入院とか、病院に行ったのは手の痺れからだなーんて報道していたではないですか。万が一があったら笑えないと思って、健康診断も兼ねて検査して貰ったのだった。

以前貰い事故をやった時にもMRIをやりましたが、あれはガッコンガッコンうるさいね。耳元で道路工事やっているような感じ。
その上機械の中は狭いし動けないしで同じ姿勢を保って15分、寝るか妄想する位しかやる事がありませんがな。痛くはないけど窮屈です。
父親は閉所恐怖症の気があったので、MRIはやらなかったようです(やるとしたら麻酔をかけてやっただろうという話)
その気がなくても閉塞感で息苦しい気分にはなったので、閉所恐怖症のひとにはきっついと思うな。せめて音が小さくなるといいのにねえ。

2時間待ってやった検査の結果は白でした。先生ってば『手足の痺れは脳梗塞等から来る事はありますがー』なーんて前置きするからドキドキしましたよ。ビビって損した。
ただ、首や脊髄から来る事もあるとの事で、今度はその辺のMRIを撮る事になりました。今度は予約を取ってからなので待たされる事はないのですが、とにかく予約が混んでいて、2週間後の朝8時とかいう時間しか取れなかったり。いやもう、検査を受けるのも大変です。

とはいえ、普通に元気でやっていますので御心配なさらず。痺れると言っても『何だか痺れてる…かな?』程度で、物が掴みにくいとか口がもつれるとか、何でもない所で転んだりとかはしていません。
まあ、とりあえず頭の血管が切れてなくて良かったです。それが分かっただけでもほっとしました。

辛気臭い話だけでは何なので。
2/1のやじうまWatchで紹介されていた、ちょっと不気味なお話。
「お嬢さんが亡くなったそうで」

ネタなのか本当にあった話なのか。現在進行形で何だか傾向が変わって来たのがまた不気味。

youtubeで見つけたDAICON iVのオープニングアニメ。アニメ誌に載っているのは見た覚えはあるけれど、動いているのは初めて見たわー。
http://www.youtube.com/watch?v=iJRzLKdLAXc

DAICONってなんぞや?って人は、こちらを参照の事→『DAICON FILM』
これを出したら、こっちもなきゃダメだろうって事で、『愛國戦隊大日本』も紹介しておきます(これはひざさん向けか?)
http://www.youtube.com/watch?v=Ky5Bszw7L5s

こんなものまであるとは思いませんでした。youtubeさんありがとう。
残念ながら『怪傑のーてんき』まではありませんでしたねえ。

もういっちょ。昔々放映していた『いかすバンド天国』、通称イカ天(既に死語かのう)…の後番組だった『えびぞり巨匠天国』、通称えび天で放映された作品を。
えび天は、バンドではなく自主制作映像を紹介していました。イカ天と違って、ぱっとしないまま終わってしまったのですが、私はこっちの方が好きだったなあ。たまにビックリする作品を見られたし。
そのビックリした作品のひとつが、全て新聞で作ったという『PAPERS』
画像が荒くて天気図などが見づらいのが難ですが、初めて観た時は、その映像に圧倒されたものです。
作成した佐藤義尚氏は、今ではプロになっているらしい。『へんかま』なんてあだ名を付けられていたのにねえ…と、何となく生温かい視線になったり。
http://www.youtube.com/watch?v=_CH8Yo70puk

そして、今回の日記のタイトルにした『前向きで行こう』
一度聞いたら忘れられないフレーズと、何だか分からないけど、見ると元気が出て前向きになる作品です。これ、好きだったなあ。
http://www.youtube.com/watch?v=aTkhCSXCH-4

この作品を創った墨岡雅聡さんは2000年に急逝したそうです(ニュースソース『究極映像研究所』
まだまだお若いでしょうに、本当に走って行ってしまったのですね。

遅まきながら御冥福を祈りつつ、前向きにふりかえろうと思ったです。

2007年2月14日(水) 2042年8月27日

2042年8月27日15時 御茶ノ水駅 聖橋口前

タイトルの日付は自分用メモ。2ちゃんの某スレで見つけたので、すかさずメモメモ。
ピンと来た人はお友達。

当時のOUTは、引越しのどさくさに紛れて失くしちゃったんだよなあ。アニパロコミックスなら、物置ひっくり返せば出てきそうな気がするけれど。
しかし、2042年のその時、孫に手を引かれたおじいちゃんおばあちゃんが大挙して押しかけたら、ちょっとした事件になりそうな気がする。その時までは、自分の足で歩けるように頑張ろうっと。
それはサテオキ、堀井雄二氏はその時までお元気でいてくれるだろうか?

…何の話かワケ分からんという方は、Wikipediaの2042年の項をご覧下さい。ちなみに月刊OUTはこんな雑誌

てなワケで、しばたさんにとっての堀井雄二は『ゆう坊のでたとこまかせ』のゆう坊で、さくまあきらは『私立さくま学園』の校長なのでした。
アニパロコミックスは創刊号から、ふぁんろ〜ども創刊しい号の中綴じの頃から持ってたよ(多分物置をひっくり返せば出てくるーはず)

年季が入ったおたくの昔話でした。

2007年2月21日(水) チョイオタなんてカッコ悪い

本日2回目のMRI検査をやってきました。今回は首の断層撮影。レントゲンまでおまけに付いてきたよ。
で、そこまでやった結果は『異常なし』
ほっとした反面、検査代もったいなかったかなあ等と勿体無く思うのは、喉もと過ぎれば熱さを忘れてしまう人間の性なのでしょう─と、ムリヤリ一般化してみる。まあ、安心を買ったと思う事にするです。
前回忘れ去られていた血液検査を今回行ったので、一週間後にまた結果を聞きに来なければなりません。忙しいっちゅーに。

前回と同じでMRIは煩いものでしたが、今回は入って2,3分後にピンチが訪れました。

頭が痒いんです。

首は固定されているし、手足もベルトで拘束されているから(軽くだけどね)、かきたくてもかけない。検査時間は約15分。頭を動かすのもダメなので、一度気になると、そこにだけ意識が集中してつらいのなんの。
痒い時に自由にかけるって幸せな事なんだなあと思い知りつつ、あーんなコトやこーんなオトメの妄想で、急場をしのぎました。腐女子的で良かったと思った瞬間。

脳外科の後は、別な件で別な病院へ。おお、何だかすごく病弱っぽいぞ?
1日休みを取ったので、ついでに昼過ぎから確定申告に行って来ました。ここ3年ほどPCで申告書を作成していましたが、時間がある時くらい本職の人に聞きながら書こうと思ったら、ものすごい混雑で、結局PC作成になってしまいましたよ。まあ、今まで訳分からんと思いながら記入していた部分を質問出来たのは助かりました。

前日に必要書類を用意していたつもりが、給与明細の変わりに勤務時間報告書の控えを持ってきていたり、国民年金保険の証明書を忘れてきたりで、当日提出はなりませんでした。一体どうしてこんなにボケていたのか。きっと疲れているのね。きっとそう。ボケたんじゃないよね、ねっ! ……とほほ。
そして弾き出された金額に目眩がしました。この金で政治家に不動産とか買われたらたまらんよなあ。


こんな記事をみかけました。
“チョイオタ”はオタクよりも「好印象」--アイシェア調べ
なんか、「チョイオタ(ちょっとオタク)」を自認している30〜40代が多くて、チョイオタには「情報通」「新しい物好き」等の好印象なイメージがあるんだって。
……ホントかあ?

私だったら、中途半端な知識を自慢げに吹聴するのを聞くより(こういうのに限って、そんなの既に知ってるわ!って思うようなコトしか言わないのが不思議)、ホントのオタクが熱く語るのを聞いた方が楽しいし、好印象だけどなあ。
上記記事にあった、オタクのイメージの『コミュニケーションが苦手』という意見も分からんでもないけれど、一面的に過ぎると思う。所謂パンピー以上に、自分のオタク的領域以外の話題も豊富な人は多いという印象を、私は持っています。
ネガティブなイメージを想起させるオタクな方々が、良くも悪くも目に付きやすいのが敗因じゃないかねえ。だから、『オタク』とカテゴライズされると一緒になっちゃう。

オタクになりきれないチョイオタは、世間一般のイメージ通りの社交性のないオタクと同程度にカッコ悪く思えます。好きなんだなって感じる熱さも伝わってこなければ、思わず感心する知識もないオタク語りなんて、つまらない事この上ない。
オタクと自分で言うなら、せめて情熱くらいは見せて欲しいもんです。

そんな私はー。もちろんチョイオタですよ。オタクにはなりきれないチョイオタ。おほほv

やっぱりチョイオタってカッコわるー。


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