エイベル・タズマン国立公園(シーカヤック)


■ネルソン
ネルソンは、エイベル・タズマン国立公園への玄関口となる街。オークランドで国内線に乗り換えて、ネルソンへ。ネルソンの空港は小さくて、ターンテーブルもなく、荷物はカートで運ばれ、それを勝手にとっていくというのんびりとした空港だった。空港から市内への移動はタクシーが普通のようだ。YHAまで行く人とシェアして、タクシーに乗った。YHAまで約16NZ$。私たちが予約したホテル PARADISO までは、約22NZ$。私たちが泊まったところは、かなり中心地から離れていたので、翌々日はYHAに変更した。ネルソンのYHAはかなりお薦めです。

ネルソンは小さな街です。ショッピング街の通りの天井には、植木がつるされているのですが、6時なると、自動的に水を流しているみたい。頭上注意です。

■シーカヤック
私たちが申し込んだツアーは、エイベル・タズマン・アドヴェンチャーズという会社のツアー。(エイベル・タズマン・カヤックス社とオーシャン・リヴァー社が合併したらしいんだけど、ツアーブランドやホームページなどはまだバラバラに存在していました。)私たちはシーカヤックとトレッキングの両方したかったので、1日目をシーカヤック、2日目をトレッキングにしました。宿泊する場所はHutやキャンプなども考えましたが、荷物を運ぶことを考えると海上ボート泊が一番楽ということで、海上ボートに決めました。海上ボートの個室を予約したかったのですが、満室ということでWaitingをかけました。運良く個室が空いて無事個室を確保できました。個室を希望する方は早めに予約を入れておいたほうが良いようです。私たちは、「ATKマッドマイル・ツアー(昼食付)」+「アンカレッジでのボートスティ(個室)」+「オネタフティーからのウォータータクシー」+「ネルソンからの送迎」を申し込みました。一人 262NZ$でした。オネタフティーからのウォータータクシーやネルソンからバス移動は事前に予約しておいたほうが、安いようです。

エイベル・タズマン・アドヴェンチャーズのホームページ

6:40にバスがホテルの前まで迎えに来てくれました。マハラウのツアー会社のベース(写真左下)に8:20に到着し、そこに大きな荷物は預けていきました。私たちのツアーはJOBYというイギリス出身の人がガイドでした。私たち日本人2人と、カナダ人のカップル2人、ドイツ人のカップルとその男友達の3人の計8人でした。名前と出身地とカヤック歴をそれぞれ紹介した後、カヤックの説明が少しあります。カヤックは2人乗りだったので、私たちはバラバラに組まされ、私はガイドのJOBYと組まされた。後ろの人がペダルで方向を操作をします。10:00頃にベースを出ました。車で2分ほど行ったところが出発地点です。カヤックは出発地点まで運んでくれます。

シーカヤックは初めての私でありますが、すぐに慣れました。ガイドのJOBYが島の由来などを説明してくれましたが、ほとんどわかりませんでした。1時間ほど漕いだら浜辺(たぶんAppletree Bayあたり。写真左下 今回の旅行での一番のお気に入りショット)にカヤックをつけ、暖かい飲み物とクッキーなどをいただきました。ここで小1時間ほど過ごしました。再び漕ぎ出してしばらくすると、マッドマイルと言われるシーブリーズが吹くところを進まなければなりませんでした。サングラスをしていなかった私は、波の直撃を受けてしまいました。日よけもさることながら、水よけに必要かもしれません。風は冷たくないものの、やはり小さなカヤックにしては、波が大きいのでいつ転倒するか心配でした。13:00にTe Pukatea Bayに着きました。ここでお昼を取りました。バーガーとマフィンそれに飲み物でした。今日の風の強さを聞くと、Middleとのこと。先週は2、3日強い日があり、数台カヤックが転倒したそうです。途中で雨が降ってきたので、屋根代わりのシートをオールで支えました。お昼を終わったら、JOBYが20分ほどウォーキングしようと言って、Te Pukatea Bay(写真右下)がきれいに見えるところに連れってくれました。ずっと、広角レンズで撮っていると思っていたけど、本当にきれいな弧を描いた湾でした。ここをトレッキングルートにしていたら気づかなかったことでしょう。Te Pukatea BayからPitt Headに向かっていけば、10分もしないうちに見えてきます。JOBYは後ろを全然気にせず、どんどん歩いていきます。背後のドイツ人から「おれたちゃ、リチャード・キンブル(「逃亡者」の)じゃないんだぞう。これじゃ、ウォーキングじゃなくて、逃げてるみたいだ」という叫び声が聞こえてきました。

14:30ごろにTe Pukatea Bayを出発しました。ここから少し行ったところにアンカレッジがありますが、時間があるということで、Torrent Bayのほうまで漕ぎました。3時40頃にアンカレッジに到着しました。カヤックが砂浜に着いたと同時に雨がかなり降ってきました。JOBYが今夜泊まる海上ボートのオーナーを紹介してくれました。ここで預けた荷物を渡され、JOBYとお別れです。

■海上ボート
私たちが泊まることにしていたのは、アンカレッジ。 海上ボートは砂浜から30mくらいのところに浮いているため、ボートに乗っていく。キッチンにはオーブンがあり、常時熱いお湯が沸いていました。個室はダブルベッド。揺れはあまり感じませんでした。1日カヤックで揺られていたせいでしょう。時間が経つと揺れているのがわかりましたが、気になるほどではありませんでした。シャワーは外と中の2箇所あります。2階のトイレに行こうと思って外のシャワーの横を通ったら、オヤジが半ケツ状態で身体を洗っておりました。トイレから帰ってくると、オヤジは全裸になっておりました。オイ、オヤジーィ!!シャワーは熱いお湯が出たし、食事もおいしかったです。他のボートから食事をしにやってくる人もいました。食事を提供してくれない海上ボートの人たちのようでした。

朝起きて、船底の大部屋の人に寝心地を聞くと、そんなに悪くないとのこと。ただ狭くて寝返りがうてなかったとのこと。昨夜9時頃、アンカレッジのビーチの一番端(北)のところまでボートで行き、土ボタルを見たとのこと。私たちはボートのため、何もできないと思い、8時くらいにベットに入っていた。暴睡中のため、ノックされたのも気づかなかったようだ。朝食は、シリアルや食パン。ランチ用のサンドイッチは自分で作った。



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