エイベル・タズマン国立公園(トラッピング)


■トラッピング
ニュージーランドではトレッキングのことをトラッピングTrampingと言う。アンカレッジからオネタフティまでのルートを歩くことにしていた。この時はガイドがつきませんが、パンフレッドなどの簡易地図があれば十分歩ける簡単なルートです。海岸線のルートは干潮時間にいくつかの入り江を渡ることができます。海上ボートの人に聞くと、今日はトレント・ベイ(Torrent Bay)が渡れるとのこと。私たちは9時過ぎにボートでアンカレッジビーチに送ってもらった。

歩いてすぐトレントベイに着いた。見事に潮が引いていたので、入り江を歩いた。干潮時の道の矢印は、オレンジの丸いマークを目指して歩いていけばいい。私はシーカヤックをした時に借りたブーツを借りたままだったので、それで歩いた。靴をはいている人は、脱がないと歩けないところが数ヶ所あった。干潮時間の前後各2時間は、このようにして、ルートをショートカットできるのだ。トレントベイを渡りきったところには、国立公園の中なのに、なぜか私有地が存在する。 海岸線のトラッピングルートは、シダの森の中を歩いたり、海が見えてたりしていいルートだ。急な上り下りは少ない。この細いトラッピングルートをジョギングしている人もいるくらいだ。

バークベイ(BARK BAY)には、12:20頃到着。ここで昼食のサンドイッチを食べた。もう入り江を歩くこともないだろうと、ブーツを脱いで海水でブーツを洗いに行ったら、何かに足の裏をかまれたらしく痛くなってきた。1時すぎにバークベイを出発したが、膝上まで水に浸かりながらもここも運良くLow Tide Trailを歩くことができたので、バークベイからオネタフティ(Onetahuti Beach)まで2.5時間かかるところを1時間短縮することができ、3時前には、オネタフティに到着できた。干潮時じゃなかったら、オネタフティには、猛スピードで行かないと予約しておいたAQUA TAXIの出発時間に間に合わなかっただろう。AQUA TAXIは、3時30分に出発し、約25分でマラハウに戻ってきた。戻る途中、シーカヤックと足でこれだけの距離を移動したのかと思うと、感慨深いものを感じるのだった。

写真左下は、オネタフティ。ここも、きれいな弧を描いている。写真右下はAQUA TAXI。カヌーを10台くらい積んで、おまけにカヌーの前に5人くらい、乗客がいる。

■何をもっていくか
シーカヤックに必要なのは
・帽子、サングラス
・ウォータープルーフカメラ(普通のカメラは防水ケースに入れられてしまうので、カヤック中は取り出せません。)
・タオルやティッシュ ・飲み物 等

泊まりの場合は、歯ブラシセットなどは、アンカレッジのビーチまで、運んでくれるので、分けておくとよいでしょう。

■どういうプランニングにするか
私たちは、1日目をマラハウからシーカヤックで出発しアンカレッジで海上ボート泊。2日目オネタフティまでをトラッピングをして北上するコースを取りました。1日目のシーカヤックはアンカレッジのまでにマッドマイルというシーブリーズが吹くので、難易度的には、hardでしたが初心者でも大丈夫だと思います。心配なら、この逆のコースをしてもいいかもしれません。1日目はトレッキング、2日目にカヤックでもいいかも。もちろん2日ともシーカヤックにしてもいいです。アンカレッジからマラハウのシーカヤックのツアーに参加した人は、途中帆を張ったそうです。こっちらのコースのほうが風向きが帆を張るのに適してますね。Hutを泊まるにはシュラフが必要ですが、多くのツアー会社は、キャンプ用具などを貸し出しています。

その他のシーカヤックのツアー会社




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