相 曽  晴 日


あいそ はるひ


 製作日1998.11.08/最終更新日2003.01.13


 1.はじめに


  詳しくは、「晴日゜倶楽部」のホームページを御覧頂いくとして、
 簡単にご紹介致します。

  晴日さんは、80年代のシンガーソングライターの登竜門であった
 「ポプコン」出身の本格派シンガーソングライターです。その実力は、
 ポプコンでの数度の受賞で証明されています。

  ピアノの弾き語りをしながら、発せられる彼女の澄んだソプラノは、
 聴く人の多くを魅了するはずです。

  特に、すごいと思うことは、アルバムの曲と実際のライヴ演奏に
 ほとんど差がないことです。よく惚れ込んでアルバムを聴きまくって
 いざライヴに行って、あまりの落差にガッカリしたことがあるかと
 思いますが、彼女ほど、その声を忠実に再現できているアーティストは
 少ないと思います。さらに、デビューして10年以上も経った現在も
 同じレベルを維持していることにも驚かさせられます。
 
  声を聴いて、そのお姿が、色々想像されますが...これは、ライヴに
 お越し頂いて、是非ともあなたの眼で確認されて下さいね(^_^;)
 
  彼女のデビュー作品「舞」は、高校生の時の作品ですが、大人の
 恋愛模様を見事に、詩に織り込み、聴かせてくれます。 他に初期の作品では、
 「水彩画」などは、明るく非常に聴きやすい曲です。
 現在までに、8枚のアルバム(ベスト盤1枚を含む)が発表されていますが、
 ベスト盤以外は、すべて廃盤で入手できません。
 (残念ながら、唯一のベスト盤も、最近店頭で見かけたことがありません)
  現在、比較的入手できるのは、「相曽晴日ライブ 岡谷カノラホール」の
 ライヴビデオでしょうか。(これは、晴日゜倶楽部で販売しています)
 
  初心者の方には、まずベスト盤を聴いて頂くのが一番です。
 基本的にオリジナルアルバム7枚は、大きな変化はありませんので
 ベスト盤が気に入ってもらえれば、どのアルバムから聴き始めても
 だいじょうぶです。決して期待を裏切られることはないでしょう。
 
  先のオリジナルアルバムに収録の曲では、どっぷりと落ち込める「暗い」曲が、
 ファンの間では、結構な人気で、リクエストライヴでは、多くリクエストされ、
 晴日さんを困らせます。(^_^;)
 (個人的には、「哀しみのトワイライトゾーン」「ビルディング・グレイ」
  などなどがお奨めです。)
 
  最近では、一児の母親となったためか、作風が従来の恋愛から社会派へと
 幅が広がってきました。
  エイズを扱った「Love Love 大事 大事」、アジアを考えた「Seed」、
 湾岸戦争を題材にした「太陽のくに」などです。
  特に「太陽のくに」は、詩の内容もさることながら、アコースティック
 ギターを加えた音造りは、必聴です。
  尚、この曲は、岩男潤子さんがカバーされており、アルバム「Entrance」で
 聴くことができます。
  また、アルバム未収録曲が20曲以上も確認されていて、これらは、
 現在ライヴでしか聴くことができません。ファンとしては、CDのリリースが
 待たれます。
 
  ライヴ活動は、現在比較的多く行われており、年数回実施されているので
 アルバムを聴かれて気に入った方は、見に行かれることをお奨めします。
 チケットも比較的入手しやすいのも助かります。
  特筆すべき事は、オールリクエストライヴでしょうか。 これは、そのライヴで
 演奏する曲をその場のリクエストで決めて唄って 貰えるという、ファンには
 夢のような企画ライヴです。
 
  以上で、簡単な紹介は、終わりです。少しは、相曽晴日さんの魅力が
 判って頂けたでしょうか? 
  この文章が、あなたの音楽ライフのお役に立てれば幸いです。


              「50億のコーラス」98年寄稿文(文責:深澤)より



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