相 曽 晴 日
あいそ はるひ
製作日1998.11.08/
1.はじめに
詳しくは、「晴日゜倶楽部」のホームページを御覧頂いくとして、
簡単にご紹介致します。
晴日さんは、80年代のシンガーソングライターの登竜門であった
「ポプコン」出身の本格派シンガーソングライターです。その実力は、
ポプコンでの数度の受賞で証明されています。
ピアノの弾き語りをしながら、発せられる彼女の澄んだソプラノは、
聴く人の多くを魅了するはずです。
特に、すごいと思うことは、アルバムの曲と実際のライヴ演奏に
ほとんど差がないことです。よく惚れ込んでアルバムを聴きまくって
いざライヴに行って、あまりの落差にガッカリしたことがあるかと
思いますが、彼女ほど、その声を忠実に再現できているアーティストは
少ないと思います。さらに、デビューして10年以上も経った現在も
同じレベルを維持していることにも驚かさせられます。
声を聴いて、そのお姿が、色々想像されますが...これは、ライヴに
お越し頂いて、是非ともあなたの眼で確認されて下さいね(^_^;)
彼女のデビュー作品「舞」は、高校生の時の作品ですが、大人の
恋愛模様を見事に、詩に織り込み、聴かせてくれます。 他に初期の作品では、
「水彩画」などは、明るく非常に聴きやすい曲です。
現在までに、8枚のアルバム(ベスト盤1枚を含む)が発表されていますが、
ベスト盤以外は、すべて廃盤で入手できません。
(残念ながら、唯一のベスト盤も、最近店頭で見かけたことがありません)
現在、比較的入手できるのは、「相曽晴日ライブ 岡谷カノラホール」の
ライヴビデオでしょうか。(これは、晴日゜倶楽部で販売しています)
初心者の方には、まずベスト盤を聴いて頂くのが一番です。
基本的にオリジナルアルバム7枚は、大きな変化はありませんので
ベスト盤が気に入ってもらえれば、どのアルバムから聴き始めても
だいじょうぶです。決して期待を裏切られることはないでしょう。
先のオリジナルアルバムに収録の曲では、どっぷりと落ち込める「暗い」曲が、
ファンの間では、結構な人気で、リクエストライヴでは、多くリクエストされ、
晴日さんを困らせます。(^_^;)
(個人的には、「哀しみのトワイライトゾーン」「ビルディング・グレイ」
などなどがお奨めです。)
最近では、一児の母親となったためか、作風が従来の恋愛から社会派へと
幅が広がってきました。
エイズを扱った「Love Love 大事 大事」、アジアを考えた「Seed」、
湾岸戦争を題材にした「太陽のくに」などです。
特に「太陽のくに」は、詩の内容もさることながら、アコースティック
ギターを加えた音造りは、必聴です。
尚、この曲は、岩男潤子さんがカバーされており、アルバム「Entrance」で
聴くことができます。
また、アルバム未収録曲が20曲以上も確認されていて、これらは、
現在ライヴでしか聴くことができません。ファンとしては、CDのリリースが
待たれます。
ライヴ活動は、現在比較的多く行われており、年数回実施されているので
アルバムを聴かれて気に入った方は、見に行かれることをお奨めします。
チケットも比較的入手しやすいのも助かります。
特筆すべき事は、オールリクエストライヴでしょうか。 これは、そのライヴで
演奏する曲をその場のリクエストで決めて唄って 貰えるという、ファンには
夢のような企画ライヴです。
以上で、簡単な紹介は、終わりです。少しは、相曽晴日さんの魅力が
判って頂けたでしょうか?
この文章が、あなたの音楽ライフのお役に立てれば幸いです。
「50億のコーラス」98年寄稿文(文責:深澤)より
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