家庭菜園作業日誌

いよいよ 2000年 家庭菜園も頑張ろう!


1月8日(土) 天候:曇

明けましておめでとうございます。
輝かしい2000年を迎え、生きている喜びを身体いっぱいに感じ、 新年を迎えた正月でした。
恒例の初詣に岡山県の高松稲荷までいっていたために、正月の間は百姓はお休みでした。
久しぶりに畑にいってみると タマネギ畑の横でピラカンスの実が真っ赤に熟れて、冬を象徴していた。(写真 左)
仕事(百姓)始めは田舎でもらってきた籾殻を焼き、灰を作るこ とから2000年のスタートをきりました。(写真 右)
これからの寒さに対応するためタマネギ畑に蒔く予定である。

1月9日(日) 天候:晴

今日は非常に暖かかったので、昨年年末に掘り上げたクワイの今年の植え付けをした。
クワイは2ケ所の桶に植えていたが 豊作で約100個程度収穫した。家では食べきれないので年末帰省の折り持参し、オセチ料理に使ってもらった。
クワイも普通の農作物と同じで、肥料を施し 手入れしてやるとずいぶん大きくなる。昨年の泥はそのままに石灰、油かすを入れ、植え付け時に化成肥料を少々入れて、残しておいた種イモを植え付けた。
これで水さえ切らさなければ、年末には収穫できる筈である。

1月15日(土) 天候:晴

最近は寒いので、畑に出る事が減ってきた。今のところ新たな作付けもないし、収穫飲のみである。
ダイコン、ニンジンなど 早く食べないと、芯が固くなり、まずくなる。
今日はジャガイモの植え付ける場所を確保するため、カブ、チンゲンサイをすべて収穫した。チンゲンサイも霜に あたって柔らかくなっている。カブは酢漬けにして保存しておいた。

1月16日(日) 天候:曇

昨日、野菜を収穫した跡地をジャガイモを植えるために天地返しをした。 こうしておけば土中の虫も寒風にさらされて駆除できるのである。
ジャガイモは「男爵」種と「メイクーン」種の2種類を作付けする予定である。
2畝をスコップでできるだけ深く掘り起こし、野菜の収穫で出た葉っぱや茎の残骸をその 中に漉き込んでおいた。こうしておけば、一ヶ月ほどでいい堆肥に生まれ変わる。

1月29日(土) 天候:晴

今日はジャガイモの種イモを買いにいった。いつも行く園芸店で「男爵」「メイクイーン」の2種類各1kgを購入した。1Kgで12〜3個の 種イモが入っていて@298円であった。
園芸店には他に、ポテトフライ用、ジャガバター用、シチュウ用など料理に適した品種の種イモを売っていた。北海道産であった ので、現在地で育つかどうか不安であったため、購入は見合わせた。
同時に、牛糞堆肥を購入した。また、庭の植木に施す寒肥も購入した。会社の休みにあわせて植木の 根元などに施してやる予定である。


1月30日(日) 天候:晴

今日は天地返しをしておいた、ジャガイモ植え付け予定の畝に、石灰と昨日購入した牛糞堆肥を漉き込んで植え付けの準備をした。野菜くずは まだ青いままである。それを土の中に埋めるように耕し、いつでも種イモを植えられるように畝を整地し、溝を切っておいた。
2月下旬か3月上旬に植え付ける予定である。 また、ビニールトンネルで育成しているホウレンソウとサラダ菜を収穫した。本来、ホウレンソウは寒風のなかで育てると肉厚の濃い色の葉っぱに育つのであるが、ビニールシートで トンネルを作りその中で育てたため、ひょろひょろと育ったものもある。過保護過ぎたのであろうか。(反省)

2月11日(金) 天候:晴

今日から建国の日を含め3連休である。
チンゲンサイやミズナの跡地は夏野菜用に確保しておいたが、まだ若干の期間があるので遊ばして置くのは もったいないと考え、いつでも収穫ができるビタミン菜の種を蒔いた。時間がなかったので、耕した後、本来ならば石灰を漉き込んで一週間程経過して種を蒔くのがベストであるのだが 今回は草木灰を入れ中和することとした。これならばすぐ種が蒔けるし、カリ成分の補給にもなる。
最近、雪が舞う寒さが時々くるので、ビニールでテントを作り、寒さよけとした。 間引き菜として、順次収穫すれば夏野菜を植える時期までにはすべて収穫できる。

2月13日(日) 天候:曇

今日も風が強く、寒い1日であった。
タマネギの中の雑草が大きくなり、目立ってきたので草取りをした。この寒さの中で雑草だけは元気に大きく なっている。さすが雑草である。雨や雪で土地が柔らかくなって雑草は取り易かったが、量の多いのには閉口した。
午後は庭の植木に寒肥を施した。今の時期に施しておけば 春暖かくなった時分に効いてくる筈である。
裏庭に枇杷(ビワ)の木があるのだが、既に開花は終わり、各枝には実の房が確実に大きくなっている。今年も豊作が見込まれる。

2月27日(日) 天候:曇

昨日の雨で畑の土も柔らかくなっていたので、タマネギの中の雑草取りをした。気が付けば抜いているのだが、ひと雨降ると雑草が伸びてくる。 雑草の生命力はたいしたものである。
その後、少し早いと思ったがジャガイモを植え付けることにした。まずタネイモを2つ乃至3つ程度に切り、切り口に草木灰をつけて植え付けた。 「男爵」「メイクイーン」各1Kg(11個〜12個)で50数個の種イモをとり、畝幅30cm、株幅20cmに植え付けた。その上に焼いた籾殻をかけて遅霜対策とした。
約2週間も すれば芽が出てくるであろう。

3月5日(日) 天候:晴

2月11日に播いたビタミン菜の種が発芽しないので一部を掘り起こして見ると発芽の傾向をみせていない種が多い。やはりこの頃の寒さでは無理かも しれない。そこでビタミン菜をあきらめ、再度耕してホウレンソウの種を蒔いた。近所のおじいさんの畑では20日ほどで発芽し、青くなってきているのをみるとホウレンソウは大丈夫 な気がしてきた。しかし、寒さよけのビニールテントは頑丈につくって風で飛ばないようにしておいた。
冬の畑には野菜は少なく、あとネギ、ダイコン、ニンジンなどが少々あるだけである。 ダイコンやニンジンは暖かくなるとトウがたち、スが入ってくるのでぼつぼつ保存方法を考えなければならないだろう。

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