第3部:PC88EM開発編:第一幕(下からお読み下さい)
2001/11/22
私ことHは自転車通勤なのですが、帰り道にふと気がついた...。
「1/60sec.の内に数千回もZ80のループ(コマンド処理)をしている。しかしそのループ中必ず、if (タイマー>設定時間){...}を監視している(まぎれこんでいると言った方が正しいか...)。これはおかしくないか。いやおかしい。」
しかし期待とはうらはらに劇的な速度の向上はありませんでした...。でも50%ぐらいは速くなっている!。て感じ...。で、そこだけ直したPR2.33nCをアップしました。でも7600+G3では微妙。
2001/11/21
PR2.32nCを公開しました。32ビットカラー専用ソフト(なんかアレだな...)となってましたので対応しています(具体的には32ビットカラー設定にしてないと異常に遅くなっていた)。それと速度表示用にこんな感じの
クロック周波数を示すカウンタを設置しました。
このカウンタですが、御想像の通りのいいかげんなつくりでして...まあ目安程度に(実際4MHzの設定は作者Hの記憶に基づいています)。「No Wait」で最高速まであがりますので御確認下さい。現行のMacの中でたぶん3番目に速いG4/733でこんなもんです(ROM BASIC起動時 & フレームスキップ無し)。7600+G3+Voodoo2000では6.5MHzぐらい。しかしM88ならC/400で80MHzぐらい出るぞ!。...涙。
こういうのを作るのが実は一番楽しかったり...。Mac側の表示色は1670万色か256色にした方が速いです。で、どっちが速いのか?。作者の環境ではあんま変わらない様です。つまりZ80エミュレーションが遅いってコトか?
2001/11/18
PR2.31nCを公開しました。IX/IYレジスタ演算その他にカナーリ問題が...。で掲示板で提起されていた問題に結構対応できたかも...。FDCの読み込み中のフリーズも減らしたつもりです。あとG-World作成時に色数指定の引数に0を使っていたので、(このあと32Bit Color前提で進めているので)フルカラー環境でない方は起動時にいきなり暴走してしまっていたかも...。ここも直しました。詳細はRead Meを参照して下さい。
2001/11/14
まったくCabonLibめ。(自分の非を棚に置いて)とうぶん使うのやめた。で非カーボン版PR2.3NCをアップしておきました。動作報告を掲示板にしていただけると幸いです。FDCの読み込み部分にとんでもないミスがありまして、読み込み時にいきなり暴走するようなことはない(はず)と思います。
【更新内容】
・CarbonLibの不使用。(CarbonLibが真のGMを迎えるまで使わん!)
・メインループ廻り改造(エミュレータの動作中はバックグラウンドに処理を渡しません。マウスダウンでエミュレータがアクティブでなくなり、バックグラウンドに処理を渡します(マウスポインタオン)。エミュレータのウインドウの中をマウスダウンで再びアクティブに(ポインタオフ)。ちょっと判りづらいかもしれません...。で動作は少し軽快になってます。
・フローティングウインドウの廃止。
・IX & IYレジスタまわりにバグを発見したので訂正。
・FDCの命令ちょっと追加。
・その他こまごましたところ。
2001/11/11
メールを頂きまして、起動できないとの事。最近までの愛機PM7600/132 - G3(OS9.1 + CarbonLib1.4)で試してみると、全くその通りに...。で原因がよくわからないままなのですが、取りあえずPM7600/132側でコンパイルしたPre-Release version 2.2をアップしておきます。たぶん動くと思うのですが...。しかし。
2001/11/10(その2)
夕方にアップしたPre-Release version 2ではイベントのクリアに問題があるようで、どんどん遅くなる不具合がありましたので、修正したver2.1をアップしました。
2001/11/10
時間がかかったわりには、なんか納得できないものが残るけど...。とりあえずPR2を公開します。で前回から一体どれだけ進んだのか...。うーんサブCPU(フロッピードライブの制御)だけだ。下は「野球狂」(C)ハドソンを起動したところ。ちなみに動かないものも結構ありますので御容赦を。細かいことは添付のファイルをお読み下さい。なお、自作の縦型シューティングゲーム「Red-Falcon」をおまけで付けてます。
2001/10/21
欲しかったトラ技SPECIAL No.11「フロッピ・ディスク・インターフェースのすべて」の入手も完了し、Write Dataと#2 Drive廻りを作成。BASICでsaveコマンドが使用可能に。で、だいたい動作してしまうが...。ほかのコマンドはあんまり使わないのか?。ゲームではXanaduあたりが動作するように。V1モードonlyではあるものの、FDCのエミュレートが(ほぼ)完成ってことでもう少し調整(というかできてないものが結構ある)してPR2として公開します。今のペースだと11月のはじめ頃には...できれば。
あとテキスト表示廻りがどうもいまいちなのがちょっと。
μPD765AのWrite Dataコマンドのエミュレートにより、Xanaduが動くように。ここでもz80未定義命令が...。ちなみにV1用のXanadu。(C)Falcom
Driveも2コ使えるように...。で1986年頃にdB-I BASICを使用して作ったシューティングゲーム「Red-Falcon」(Hの過去参照)。今やってみるとかなり難しい。
もしかするとこのページ少し重いかも...。
2001/10/14
あいかわらずμPD765の主要コマンドはRead Dataだけではあるが、順調にソフトが動作するようになってきた。といっても「サラトマ」ではテキスト画面が暴走状態。よく調べて無いが、もしやテキスト部分の表示開始アドレスを変えてしまっているのか。CRTCを直接操作しているのかも。画面表示廻りは結構いいかげんだし...。
しかし当時PC8801のゲームを開発していた人達は、どんな開発ツールを使ってたのか疑問。ハンドアセンブル?(ツールじゃないか)。
初代ドラスレ。すぐにモンスターが集まってくるのはいいがナナメに動けない。Xanaduはハマったがこちらはあんまり...。でも結構面白そう。(C)Falcom
バグ潰しの末ようやく辿り着いたタイトル画面。背後のグラフィックはいいがテキストが変なところに...。STARTといれろといっても困る。(C)ハドソンソフト
2001/10/10
VOLGUARDの画面くしゃくしゃになる件、決着がついた...。54H〜5BHでカラーパレットを変えた時にウインドウアップデートすればいいのか...。にしてもスクリーンショットをのせるのは結構たのしい。これできちんと動いてくれれば...(ため息)。HYDLIDEがタイトルから進まない件はZ80未定義命令を使っているためでした。これだけみると何かかなり進んできた感じがするなあ。あくまで感じですが。
V1版XANADUもタイトルまでは出るように...。このあと動かないけど。(C)Falcom
Z80未定義命令は使っちゃだめだって言ったのに...。動いたのが嬉しくて本日2度目の修正をしてしまった。(C)T&E Soft
2001/10/09
前々回にSRのデモプログラムのスクリーンショット(以下SS)をドーンと載せてはみたものの、現在V1モードのFD回りを中心に活動?しています。のぞきに来て下さっている皆様、大変御迷惑をお掛けしております。で、どのような状況かといいますと(もうSSはいいよ、と言われそうだが...でも...)
現時点でのFDゲームソフトでは最もまともに動作。でも画面にいろんな残り物が...。(C)dB-Soft
ハイドライド。これで遊んだ時は中学生だったような...。いまのところタイトルのみ表示。(C)T&E Soft
dB-I BASICについてきたミニフラッピー(ソース付き)。dB-I BASICはほぼ100%動作(たぶん)。(C)dB-Soft
知る人ぞ知るマニアックな方向けのdB-I BASIC(DISK版)起動画面。Copyright1984...17年前...。(C)dB-Soft
完璧だ!と思い込んでいたz80コマンドエミュレータ部分。かなりのバグ。PR2はもうちょい先になりそうです。dB-I BASIC以外殆どまともに動かないし...。dB-I BASICだけでもいいからという特殊な人はかなり希少であろう。俺とか。
2001/09/28
9/24のスクリーンショット。ADD A,DでAレジスタが0になっても、Zフラグがたってねえ...。3日目にしてようやく解決。しかしFM音源回りのI/Oポート関連が...急に発生してきちゃったよ。(「ぐいーん」てやつ)今エミュレートする予定はないのに...どうする。V1だけにするか(とりあえず)。
前述のz80加算命令のバグとりで、V1モードは「FILES」命令が可能に。μPD765のコマンドは読み書き部分はRead Dataしかつくってないのに。で、こんな感じです。
ちなみに上のスクリーンショットはdB-I BASIC用に使っていたDiskで、DEQUINは自作シューティングゲーム。しかし拡張子がなんたるか全く分かって無かったなあ。当時。
さてホントにどうでもいいことですが、こないだこのページを見ていたら、カウンタが
。実にどうでもいい事ですが...。
2001/09/24
かなり久しぶりのアップデート(このページの事です)。μPD765の資料が少なくて...。といってもなんとかRead Dataは出来た(と思う)。という訳でほぼ2ヶ月半ぶりにスクリーンショットを。
一応進んでます。(でもこのあと動かないぜ...。)
さてメールでいくつか問い合わせがあったのですが、PC88EMの動作環境はハードウェアとしては(Carbonアプリなので)PowerPC専用、かつOS8.6〜9.21(MacOS Xで動かない!)です。
2001/08/28
かなり更新が滞っております...。仕事とG4購入でバタバタしておりまして...。
Mac OS Xで「PC88EM」を動かす。報告の通り真っ白だ。イベント処理廻りだとアタリを(今まで作ったCarbonアプリはみんなここだったし)。やはりメインルーチンにCarbonイベントを使わんといかんのか。にしてもアプリのないMac OS Xはあんまり使い道がない...(classicはどうも気に入らないし)。当分9.xのまま過ごすことになるのか。
CodeWarriorも7.0からはMach-Oのコンパイルが可能になるらしい(Mac OS Xネイティブのコードが生成できるはず)。欲しい...でもアップグレード料金は高いよな。個人には。ちなみに現在のPro5.3はMacOS9.2でも動作する。
G4/733とVirtualPC4.0(Windows95)+88エミュレータ(M88他)...結構動く。もうあとちょっとで実機並みなのだが。しかしG3とG4は違うな。速さが。前と比べるとクロック周波数も2倍以上になってはいるが。
2001/08/04
本当は別なものを買いにいったはずなのに、ナナオの16インチ液晶モニターL461を購入。1280×1024の解像度で大きい、見やすい、そして画面の端から端へと目を動かすと疲れる...。今まで15インチCRTモニターを使っていたからか...。これで結構手頃な値段である(少し前なら15インチの液晶も買えなかった値段)。電源スイッチを押し忘れ、Macとは繋がらないのか...とあせる。
あと聞いた事のないメーカーの拡張キーボードを購入。というのも以前から使っていたキーボード(これも聞いた事のないメーカー)は右矢印と「e」のキーの反応がおかしかった(filesと入力すると(しないか)fileeeeeeesとなったりした)。
大宮のソ○マップ。Mac関連は他のPC関連とは別に地下の離れたところにあったのだが、入店直前、何か違う...と思ったらアダルト向けゲーム売り場に変わっていた。
2001/07/31
以前から当HPにて勝手にリンクしていた、88エミュの登竜門(?)「88 Break++」にてPC88EMをついに紹介して頂きました。「ああ俺もPC-8801エミュレータの作者となったのだ。」と...。
体調最悪モードからようやく復帰へ。「マリオゴルフGB」のマッチプレイでついにワリオに勝つ。
2001/07/18
リンクに「Retro PC Network」(by Molice氏)を勝手に追加。「PC88 Emulators Room -88 Break-」(by AKATTA氏)のリンク先を修正。
Macユーザーからの反響がない...。動いてんのか?。
2001/07/17
PC88EM Pre-Release Version1の公開に踏み切りました。左のフレームのダウンロードから。数ある他のプラットフォーム用PC-8801エミュレータの足下にも及ばないのは百も承知。御意見等は掲示板へ。一応書いておきますが著作権法に抵触する話題(ROMファイルとかの話題)に触れる事は勘弁して下さい。
なおPC88EMはCarbonアプリケーションです。MacOSXネイティブ!。試してませんが...)。注記7/18:MacOSXでは起動後真っ白になってしまうそうですので対象システムをSystem8.5〜9.1までとします。CarbonLibはいつになったらGMになるんだ...。ちなみにHのCarbonLibは1.3.1でした。
2001/07/09
リンクが古いままだったので(今さらながら)修正。
2001/07/04
「ALPHOS」ばっかりでは何なので他のも動かしてみました。結構動きます...が、z80エミュレーションにおかしいところがある(と思われる)のでどれもバギー(暴走する訳ではないけど)。ファイル読み込み部分(Mac側)がないので完成したら、一旦公開してしまうか悩み中(しかし半端すぎないか...)。アイコン、Read-Me、アプリコードの登録などソースと関係ないところも多いし...。
BEEP音のエミュレートが出来ていれば楽しいのに...。ウエイトを付けてないので敵が一人になると早すぎ...(C)Chun-Soft
結構いろんなものが動きます。タマが出ないと思ったらキーのエミュレーションがおかしい...。(C)dempa
2001/07/02
「資料をよかったら貸すよ」とのメールを頂いております。ありがとうございます。Amazon.comで入手できなかった書籍「PC-Technow8800mkII」を神保町で発見!。早速購入。やはり神田は本の街だ(神保町と神田はちょっとはなれているけど)。はじめてまじめに古本屋を巡った...。(しかし定価2900円に対して4800円とは。プレミア価格か?)
さて「PC88EM(仮題)」の近況ですが...。
うーん。動いてるぜ。点数が1000以上にならないとか。斜めに動かないとか。敵の動きがなんか変とか何かと問題は残っているものの...動く。そして(なんとなく)遊べる。不具合はどうせRRとかRLAとかのZ80命令さ。
CMTファイルについては大体分かってきた(つもり)。いろいろお手数をお掛けしております。
だんだん更新履歴が長くなってきたので分割。適当に第1部、2部などとネーミングしてみました。このコンテンツ、もう少し整理しないと...。
過去の更新履歴はこちら。長い。