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 タカラダニ駆除実戦記

 

タカラダニを駆除した実際の記録2です。

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 使用した殺虫剤についてまとめました。
まず水で洗い流す方法ですが、本当に洗い流さないとダメなようです。
水を垂らすと、水の中でもがいて動かなくなりますが、水が乾燥すると復活するようです。
なので、まずはタカラダニ用として室内でも使えるとして販売されている殺虫剤を試しました。
住友化学園芸の虫退治スプレー 400ml [天然除虫菊成分]、実売価格800円です。
試した3種の中では効き目が最も良い感じがしました。。
又、ジェットと噴霧の切り替えができるので、近くには噴霧、遠くはジェットで効果的に殺虫できます。
この切り替え機能が使い切った後も役に立ちます(後述)。
それ以外に、イカリ消毒、ムシクリン コバエ用スプレー 400ml がありますが、安いのが取り柄のようでした。
又、トヨチュー、除虫菊でできた不快害虫退治スプレー 900mL も使いましたが、量が多いのが取り柄ですが、室内で使うな、と書いてあります。

ガーデニングをやられている方なら、住友化学園芸のベニカXスプレー 1000ml がうどん粉病にも使えて一石二鳥です。

なお、大量にタカラダニがいる場合、市販スプレーを使っていると費用がバカになりません。
タカラダニは弱いので、弱い殺虫剤で十分です。
初めに紹介したスプレーが空になったら、水性のゴキブリ用殺虫剤を水に溶かして使用すると安上がりです。
これを使うと、費用が気にならずバシバシ噴霧ができます、タカラダニが死んでいるのか立ち止まっているのか判別がつかなくても気にせず噴霧でき、作業効率も向上します。
そのゴキブリ用の殺虫剤はノズル付きのものが便利です。
使用したのは、KINCHO コックローチ ゴキブリ 殺虫剤スプレー 水性タイプ/ジェット噴射+まちぶせ、虫にきびしく、人にやさしい、です。
上記の空きボトルに3分の1から半分程度水を入れ、ゴキブリ用殺虫剤のノズルを差し込み10秒間噴霧を1回か2回程度行います。
泡がボトルからこぼれてきたら良い具合かと思いますが、噴霧時間は効果を見ながら調整して下さい。
効かない場合、液が乾燥して、タカラダニも乾燥するともぞもぞと動き始めることがあります。
効いた場合は、足が縮こまり全体が丸くなりますが、効かないときは、足が伸びたまま、元の体型を維持しているように見えます。

水性の上記殺虫剤はどれも弱いもので、1匹ずつ殺すのに有効です。
毎日数回駆除が必要だとそうそうやっていられません。
だいたい生息場所がわかってきたら油性の強力殺虫剤を使って一度に大量殺虫を行います。
よく見かける場所は、単に居心地が良くて集まってきているだけかもしれませんので、ある程度生息地を特定します。
ピンポイントでわからなくても構いません、殺虫剤を広い範囲で噴霧すれば良いからです。
今回は、フマキラープレミアムプロ用 800mL を使いました。
そこまで多く必要ない場合は、フマキラープレミアム 550mL もあります。
今回は、玄関前コンクリート部分、水切り部分(水切りの上側と下側)、コンクリートブロックの側面、に上記殺虫剤を各1本使用しました。
雨や直射日光に当たらなければ24時間効果が持続するそうです。
これを噴霧しましたらほぼタカラダニが消滅しました。
噴霧した翌日に出てきたやつは何かふらふらしているようで元気がありませんでした。
効果は十分にあるようです。
この殺虫剤は強力なので、使用する時は、ゴム手、保護メガネ、活性炭入りマスク(防毒マスク?)を使う事を強くお勧めします。

それ以外に使用した殺虫剤は、
フマキラー、ベープ ヤブ蚊バリア 480mL、本来は空中に噴霧するものですが、近接して噴霧すると泡になりべたべたと付く感じで良さげです。
殺虫力はプレミアムより落ちますが、安いのが取り柄です。
これは駐車場との境の部分に使用しました。
アース製薬、アリアースW 300mL、細いノズルをタカラダニがいそうな穴に当てて噴霧しました。
近くの別の穴から這い出して来ることがあり、それなりに使えるものでした。
スミチオン等の有機リン系の殺虫剤も販売されていますが、毒性は上記の物より強いようで、使わないほうが得策です。

後から追加したもの、2種、その効果は、こちらのページへ

アース製薬 虫コロリ 粉剤 [殺虫剤 1kg] と アースジェット プロプレミアム 450mL

次のページは、最後のまとめです、下の右矢印をクリックして下さい。

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