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ピュアストレートトーンアームの制作、ページ3

ピュアストレートトーンアームの超ロング品を改造しセミロングアームとしプレーヤーに仕立てました。  2022.10.31

 デジタルへの以降に伴いプレーヤーTD521は売却しデジタルデータの再生で音楽を聴いていました。
そうなりますと、超ロング品は出番が無くなりました。

久しぶりにリニアトラッキングプレーヤーを使いましたらおもしろい音が出ていると思いました。
なので、遊んでいた超ロング品を短くして市販のプレーヤーに入れることにしました。
ロングアーム用プレーヤーは高くて予算オーバー、通常のプレーヤーではアーム長が短くなり過ぎます。

東芝のSR-410は横幅があり、特にアーム側に空きがあります。
写真はハイファイ堂の売却済情報より(トリミングしています)。


(入手したSR-410は写真とは別物ですが、33回転がダメでした。
バラしてみると廉価品の半固定VRの摺動しが2個落ちていました。
残りの1個も押しているとすぐに壊れました。
この3個のVRは、固定抵抗に変更して良しとしました。)

このプレーヤーを改造するとセミロングアームが取り付けられます。

超ロング品のパイプは定尺40cmをそのまま使っていました。
これを2等分して20cmにしてセミロングアームにしました。
トーンアームリフターは、SUPEXのAL-2、
アームレストはSONYのプレーヤーに付属していた物です。





製造後50年くらい経過しているにも拘らずターンテーブルシートのゴムのにおいが酷いです。
ネットで調べますと重曹水で中和するとにおいが消えるとあり、やってみました。
かなり改善されましたが、完全ではありません、まだ匂います。
後日、このゴムシートを止め革製のシートを自作(端切れ革をカットしただけ)しました。
ゴムより硬い材料ですので、ターンテーブルの鳴きも抑えました。
低音がしっかりとしてきました。
これで使い勝手の良いピュアストレートトーンアーム搭載のレコードプレーヤーができました。


後日ちょこっと改造しました。
アームレスト追加、コネクタの変更、
シェルホルダー2個追加です、手前と奥、元々の付属品の流用です。
又、バランスが崩れやすいので、バランス重りの位置を変更しました。
アームが斜めになるとアームベース盤にバランス重りが当たり滑るようにしました。
ベース盤にはテフロンテープを貼りました。
アームレストとアームリフターの中間でアームが落ちると危険です。
ベースに直撃を阻止するようにストッパーを設けました(革を丸めて置いただけ)。

(このページに直行の方へ)アーム自体の制作は、前のページと前々のページです。

以上、ピュアストレートアームの制作、ページ3でした。

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