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 周波数特性の実測を行いました。
 DS−E3とML−1L用EQ(FETバッファ版)です。

新たに測定レコードを中古で購入しました。
ロンドン・マイクログル―ヴ周波数テスト・レコード(RIAAカーヴ)、というものです。
2回測り、まず初めの測定が下です。
イコライザの出力をそのままデジタルオシロで測定していますので、縦目盛りはリニアです。



基準となる1kHzを測り損ねましたが、700Hzとあまり変わらないと思います。
30Hzは徐々に下がっており、dB値を計算すると、−0.8dBとなります。
前のページのピークが生じている特性とは全く異なります。
前のページのART20の特性とほぼ同じで、まあまあ良い特性かと思います。
次に再度全体を測定しました。高域の4種の周波数は、−6dBの録音レベルです。


700Hzから下は前回と同じで上は14kHzにピークがあります。
それは5kHzくらいから始まっており、通常のカートリッジとは様相が異なります。
この点については、改善の余地があるようです。
このピークに関しては、hi−finews & Record Review の測定とほぼ一致しています。

となりますと、定数変更前の高域の落ちたイコライザ特性でも問題の無いことがわかりました(下の青色カーブ)。
この特性のイコライザで特性を測定すると右下になりました(左が緑の特性時、右が青の時)。


左右でピークの出方が異なりますが、上手くピークが抑えられています。
切り替えスイッチを左右で別々につけて聴感上気になるようでしたら別々に切り替えるようにすれば良いようです。
青の特性の時の試聴で何の違和感もなかったのはこのカートリッジ側のピークの為という事がわかりました。
カートリッジを003に替えて測定しましたが、同じ感じでした、こちらに追加しました。
低域に関しては、イコライザの特性差が出ているようです。
日本国内では特に何も言われていないようですが、海外では測定をする雑誌社がありそのデータは大変参考になりました。
今回、ML−1L用のイコライザを作るのに役に立ちました。

最後に他社のMCカートリッジの特性を提示して終わりにします。


DENONは下降気味ではありますが上手くピークを抑え、ORTFONは、2dB以内と低目のピークにしています。
Sumiko Starling のようなカートリッジもありますので何ともはや(それでもVertical、赤線は低い)です。
MCカートリッジは垂直が下降気味になるのに対して、光カートリッジは水平、垂直で変化が少ないのが特徴のようです。
前ページの特性も参照してみて下さい。

以上です。

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