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 EMT、XSD−15の紹介ページです。

 
XSD−15は3本ありますが、どれも怪しげです。

 全てヤフオク調達なので当たり前と言えば当たり前です。

 3本の内、円針が2本、SFLが1本です。
円針は両方ともFRANZで、SFLはBARCOです。
ちなみに円針のシリアル末尾は、−24で、SFLは、−27です。

 まず、FRANZの円針、その1。
これは、ワイヤー切れを修理してもらっています。
もちろんダンパーも交換です。
針は、オリジナルと思われます。

 コイルの巻き方はやや雑に感じられます。
巻き終わりの1ターンが外れている部分もありました。
又、コイルの出口は、コイルボビンとダンパーの間から出ている物、ダンパーと後ろポールピースの間から出している物と色々でした。

 前側ポールピースとコイルとの間に金属カスがありましたが、それを取り除きました。
これは使っている間に入り込んだと思われます。
音はこれで変化し、細かい音も良く聞こえるようになりました。
気のせいかもしれません。

 次は、円針、その2です。
これは、針交換とダンパー交換してもらいました。
針は写真を見ると一目瞭然ですが、小さい物が付いています。
おそらく、SFLとの共用のためと思われます。
写真ではわかり難いのですが、90度回転させた針を広い四角穴に接着剤で無理やり取り付けてあるようです。
カンチレバーですが、使用状態の向きで言うと下側にかなり曲がっています。
程度は悪いと言わざるを得ず、はずれを引いたようです。

 最後はBARCOのSFLです。
これは、完動品を入手して新たな修理は行っておりません。
但し、修理暦については不明です。
又、カンチレバーですが、使用状態の向きで言うと下側に少し曲がっています。

 さすがにSFL,小さい針が付いています。
なお、コイルは、写真のようにきれいに巻かれています。

 そのSFLの分解写真、EMTのサイトより拝借しました。

 おまけは新品購入のOFD−25です。
丸穴に小さめの針を接着剤で無理やり取り付けているようです。

 次は、TSD 15 N、裸のTSD−15です。

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