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Lowtherの再生 その1

 
マグネットだけだったPM2にコーン紙とフレームを付けました。

 PM2のマグネットのみを長年保管していましたが、やっと再生することにしました。
コーン紙が余っていて、エッジ、ダンパーも1セット分残っていました。
3連休に時間をとってやっと再生することが出来ました。
コーン・アッセンブリはPM6用の物を使い、かつバッフル、フレームを自作しました。

 

 上の写真は、その完成写真です。

バッフルは4mm厚のベニア板で、加工は東急ハンズに依頼しました。
バッフルの大きさは旧型と同じにしたつもりでしたが、タテヨコを逆にしてしまいました。
そのバッフルにエッジを貼っています。

 

 上は、そのバッフルとフレーム板をアルミの細い板で結合した状態です。
それをマグネットのアッセンブリにネジ止めしています。

 フレーム板の中央にはダンパーをつけなければなりません。
はじめに唯一手持ちのあったゴム製のダンパーを接着しました。

 

 そして、上からコーン紙アッセンブリを置き、ヨークのギャップに薄紙を入れ位置合わせをしつつエッジとコーン紙を接着します。
エッジの糊しろは少々幅が広すぎました。
久しぶり(4年ぶり)の作業で少々感が鈍っているようです。

 

 接着剤は、セメダインホビー用を用いました。

接着剤が固まったら中央の紙を外し、次にダンパーを接着します。
その接着剤が乾いてコーン紙を動かしてみると、少し重たい感じがしました。
今回使用したエッジは、最後の1枚で、布目がほとんど埋まった少し固めのものでした。
それに同じように固めのゴムダンパーを使用したことで、コーン紙の動きが鈍くなっているようでした。
せっかく接着したのですが、ダンパーも布製に交換をしました。

 

 見ずらいですが、布エッジが見えます。
接着が甘そうですが、大きな力が掛かりませんのでこの程度でも十分です。

 

 最後はスピーカー端子の部分とバッフル板とフレーム板の接続具合です。
近所ではこんな端子しかありませんでした。
接続の板がエッジを押してエッジが変形していますが、エッジは何とか動作しています。

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もし、再生、修理を行うようでしたら、以上が、参考になると幸いです。