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Lowtherの再生 その2

 
PM2のフェライトマグネットを入手したので、手持ちのコーン紙にフレームを付けユニットとして再生しました。

 前回のPM2の片割れのコーン紙アッセンブリもやっと使い道がありました。。
PM2のフェライトマグネットを入手しユニットにしました。
コーン・アッセンブリはPM6用の物を使い、かつバッフル、フレームを自作しました。
前回問題のあったフレームの弱さも少し改良できました。

 

 上の写真は、その完成写真です。

バッフルは4mm厚のベニア板と3mm厚の物で、加工は東急ハンズに依頼しました。
今回は、バッフルの大きさを旧型と同じに出来ました。
バッフルを2枚にした事でエッジは2枚でサンドイッチしねじ止めしています。
これは、旧型(角バッフルタイプ)の手法です。

 

 上は、そのバッフルとフレーム板をアルミの細い板で結合した状態です。
それをマグネットのアッセンブリにネジ止めしています。

 

 まずエッジをバッフルにねじ止めしコーン紙に接着をします。
接着剤は、セメダインホビー用を用いました。
接着剤が固まったら、次にダンパーを接着します。
その接着剤が乾いてコーン紙を動かしてみると、少し重たい感じがしました。
今回使用したエッジは、布目がほとんど埋まった少し固めのものでした。
試しに正弦波発振器の信号を入れてみますと低域共振周波数が60Hz位ありました。
せっかく接着したのですが、もう少しやわらかいエッジに交換をしました。

 見ずらいですが、布エッジが見えます。
又、今回入手したマグネットには取付用にスタッドボルトが付属していました。
このボルト、マグネット側はインチねじ、フレーム側はISOねじという変わった物でした。

 

 最後は中央にPM2の象徴、卵型イコライザを付けて終了です。
このイコライザは、前回と同じ木製の物です。

 

 もし、再生、修理を行うようでしたら、以上が、参考になると幸いです。

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