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 Siemens A34−A6

 
6Wの弟ユニットです。

6Wと同じシリーズ、C72233です。


 

使い始めて1年と少し、低音不足は否めません。
その代わりに尖った音が出ます。
目覚ましシステムとしてはちょうど良い状態ではありました。

ではありますが、ここのところヤフオクで3Wの出品が連続してありましたので1組ゲットしてしまいました。
それで、バーチカルツイン、と言いますか、ダブルドライブにしようかと思いました。
入れるSPボックスもすぐに見つかりました。
デンオンのUSC−M7というシステムです。
これは、コアキシャルタイプのユニットとそれと同径のウーハーのダブルドライブになっているものです。
従って、同じ径の穴が縦に2つ開いているものです。

穴径は3Wにちょうど良い事を期待したのですが、残念ながら大きい径でした。
付けられていたのが12cmのユニットなので仕方ありません。
前回と同様に針金による支え方にしました。

針金は、ユニットの前と後ろにあり、ユニットを挟み込むように付けています。
前側は、横方向、後ろ側は、縦方向とし、両側から支えるようにしています。
針金はネジ止め部分にループを作るのですが、前と後ろのループでユニットの厚みくらいにします。

もちろん、箱の穴のエッジにはスポンジを貼って空気漏れを防止します。
但し、どれほどの効果が得られているかは不明です。

まずは片ch分を作って音だしをしてみますと、低音が増強されているのがわかります。
もちろん、箱の大きさも小さいですし、f0が170Hzのユニットなので大幅な増強ではありません。
人の声がそれらしくなっています。
さらにもう片chを作って設置してみますと普通の音に近づいています。
目覚まし効果という点では後退しているかもしれません。

使った箱はバスレフなのですがその共振周波数を簡単に測ってみました。
箱が小さいためでしょう、ユニットの共振周波数は、250Hzに上昇していました。
こんな高い周波数で共振があるために低域が増えたように聞こえたのかもしれません。
バスレフポートの共振はこれより大幅に低い周波数なのでしょうか、測定できませんでした。


さらに箱を変えました。