根には、キンメモドキなどが覆うように群れているところでは、お決まりのハタの仲間が様子をうかがっていたりして、なかなかに楽しげです。
今回は、白いハダカハオコゼを見ることが出来ましたが2組見たのがどちらもペアになっていました。繁殖期なのかな?
そういえば、イソギンチャクには珍しいイソギンチャクモドキカクレエビ、バブルコーラルシュリンプ(写真のは抱卵してます)、ニセアカホシカクレエビ(写真では分かりづらいです)、イソギンチャクエビなどが見られましたが、抱卵しているものも多かったです。



イソギンチャクと言えば、クマノミですが、石垣島には普通は赤い部分が真っ黒なクマノミが居ました。
また、紫の美しいイソギンチャクには普通のクマノミが住んでいましたが、よくよく見ると、セジロクマノミの赤ちゃん(1cm大)が同居しているじゃないですか!
バリのログで、クマノミはどうやって種類別にイソギンチャクに住み着くのかと疑問を挙げたんですが、少なくとも、幼魚が混じることがあるって事は分かりました。もうちょっと大きくなったら追い出されちゃうのかな?
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ちょっと大きな根の際などには、イロブダイyg、カンムリベラygなどがいて、幼魚好きな人にも嬉しいと思います。
また、以前から見たかったゼブラハゼのペアも見ることが出来ました。 私のカメラはフィルム切れでしたが、夫がデジカメで押さえてくれて感謝!



ウミウシはシーズンではないと思いますが、何種類か見られました。 もちろん、ベニツケタテガミカエルウオ、イシガキカエルウオ、フタイロカエルウオ、ヒトスジギンポ、エリグロギンポ、ハナダイギンポなど、ギンポ系の可愛い子達もいろんなのが居ましたよ。
そうそう、小さな根のあるところには、アカモンガラの子供が群れていました。 これまでアカモンガラといえば、大きいのが中層で群れているという印象しかなかったのですが、子供を脅かすと、一斉に岩の間に隠れるのがとてもかわいらしかったです。