'00/07/15 伊豆海洋公園


〜子連れ情報〜

ちょっと遅くなりましたが、学校が夏休みに入る前に海に行っておきたいということで、7月15日に伊豆海洋公園へ行 ってきましたので御報告します。

今回は、直前に思い立ったので、子持ちダイバーズで声を掛けてみたけれども、都合が会う人がおらず、我が家だけで行 くことになりました。
この場合、選択肢は5つ。

  1. 交互に子守しながら単独潜水
  2. 交互に子守しながらサービスを使って1本ずつ
  3. 交互に子守しながらサービスを使って2グループに分けてもらって2本ずつ
  4. 子供をお祖母ちゃんに預けてしまう
  5. 現地で子供を預ける
今回は5を試してみることにしました。 5にも、
    5−1.臨時預かりしてくれる託児所に預ける
     (イズ・パートナーズ 伊豆高原駅そば  0557-54-7007)
    5−2.ベビーシッターを雇う
    5−3.ベビーシッティングサービスのある現地サービスを使う
       (シークエスト 伊東市大室高原 0557-51-3611
        海天狗 真鶴 0465-68-4111)
    の3パターンがあると思います。
    ( )は伊豆半島の場合。
シークエストさんは、7月15日は大瀬崎へ行くというので、今回はパス。
海天狗さんは前日の連絡ではベビーシッターさんが間に合わないというので、今回はパス。
ということで、伊豆高原駅近くのイズ・パートナーズさんにお願いして、IOPでセルフで潜ることにしました。

イズ・パートナーズさんは、さすが古くからの別荘地伊豆高原駅近くにあるだけあって、洋館風のおしゃれできれいな建物。
庭にはリスが居たりしてとてもいい雰囲気です。
また、先生もすご〜くお上品。普段七海(なみ)を通わせている庶民派保育園とはひと味違います。
朝も7時から預かってくれるので、朝の早いダイバーにもぴったり。

ただし、ネックはお値段でしょう(T_T)

◆ ◆ ◆ ◆

こちらの料金体系は次の通り。

     
    平 日
    日・祝
    9:00-17:00
    1,700
    1,900
    7:00-17:00
    2,100
    2,300
    17:00-22:00
これに、食事代400円、施設使用料800円が加算されます。

我が家は、今回は勝手がよく分からなかったので、まず子供を預けてからIOPへ向かったので、朝7:00〜 13:30まで預け て、 \13,500(税込み・200円おまけ)でした。

次からは、まずIOPへ行って場所を確保し、8:30頃から預けた方が効率的だと思います。

◆ ◆ ◆ ◆

当日の動きは次の通りで、水面休息1時間、2本目上がってからIOP発まで1時間となかなか、忙しいスケジュールでした。

    4:50  東名川崎 7:00  イズ・パートナーズ着 
    7:10  イズ・パートナーズ発 7:30  IOP着
    9:12  1本目En. 9:56  Ex.
    11:18  2本目En. 12:06  Ex.
    13:10  IOP発 13:30  イズ・パートナーズ着
    13:50  イズ・パートナーズ発  17:00  東名川崎(途中昼食)

1歳になった七海(なみ)は、相変わらず、車ではおとなしく爆睡してくれて移動は楽ちん。
最近は人見知りをしていたのですが、イズ・パートナーズでは全然泣かず、出された食事も全部食べてくれたようです。

◆ ◆ ◆ ◆

【総評】

イズ・パートナーズは設備も良く安心して預けられる感じ。
お値段は高いが、セルフで潜れば、ベビーシッターサービスのある現地サービスを利用して潜るのとトータルでは大差な し。
ということで、我が家としてはまた利用してもいいと思いました。
そのうち、海天狗さん等も利用してみてレポートしたいと思います。


〜ログ〜

度もIOPに通ったのに、何と初のIOPセルフでした。

夏は人が多いので、場所を確保するために、7時半にIOPに到着。
まだ人はまばらで、いい場所を確保することが出来ました。

私が車を停めに行っている間にお友達のK夫妻登場。
もしかして会えるかなと思っていたので、嬉しかったです。

IOPの受付は8時40分から。
朝一の海を堪能したければ、それまでに準備を全て済ませて、受付をするだけにしておくのがいいみたい。
いまいち事の流れを把握していなかった私たちはちょっと出遅れて、9:12エントリーとなりました。

でも、まだ時間が早いので、セッティングするスペースもガラガラ。
な〜んだ空いてるじゃんと思ったのでした。

◆ ◆ ◆ ◆

【1本目】魚礁〜1番
En:9:12 Ex:9:56 透明度:15m 水温:19度

IOP発セルフということで、スレートの裏に1番回りの地図とおおよその水深等をあらかじめ書いた物を用意しておきました。
たまたま、私のカメラは入院中だったので、デジカメを持って入りましたが、はじめての場所のナビをしようと思うと全然写真を撮ろうと言う気になれなかったので早々に夫に渡してしまいました。
今回デビューしたのはOLYMPUS C-960&PT-007+MX-10のクローズアップレンズ。

岩の割れ目の小さな生物を撮影するにはフォーカスライトがあった方がいいと思いました。

◆ ◆ ◆ ◆

さて、どきどきしながらエントリーすると、波もなく、なかなかの透明度でいい感じです。
これならプレッシャーも少なく、ナビできるってもんです。

ちょっとウエイトが軽かったので、夫から2kg玉を1個もらうというアクシデントはあったものの、順調に砂地へ降りて、魚礁方面へ。
砂地ではカイワリの子供が、マダイなどに寄り添って泳いでいます。
以前もマダイとカイワリの種を越えた愛と言うことで書いたことがあるのですが、どうやらこのカイワリ君、自分より大きなお魚に寄り添って泳ぐ習性があるようです。

大きなイサキヒメジを見ながら、無事魚礁へ到着。
魚礁では、ムレハタタデダイygが一人でポツンと寂しそう。 そこから1番の方に向かいますが、透明度がいいので、カケアガリが見えていてとても安心です。
イトヒキベラが婚姻色を出していてとてもきれい。

◆ ◆ ◆ ◆

一番の先端の岩の割れ目では、ベンケイハゼダイダイヨウジ、そして、その岩の反対側では、赤いピンクスクワッドロブスターの様な謎の甲殻類、後ろを振り返ると、ナガサキスズメダイyg
このあたりはちょっと深いので長居せず、帰路に向かいます。
一番の横を通って水深を上げて、一番を乗り越え、オクリダシの方へ。

このあたりで、今一道に自信がなかった私は、帰路に向かっているショップのグループを見つけ、その後ろを着いていくことに。

◆ ◆ ◆ ◆

無事、オクリダシの手前の私の知っている岩の辺りに辿り着いたところで、ふと後ろを見ると。。。
げっ、夫がいない!
帰りの道を確かめるのに一生懸命で、夫が着いてきてるかどうか確認してなかった。。。

こんな事もあろうかと、事前に、はぐれた場合は、1分探して浮上し、水面で落ち合うということを確認しておいたので、1分探して浮上。
しばらくすると、ちょっと離れたところへ浮上してきた夫と無事合流することが出来、エグジット。
待っている間はちょっとどきどきしました。

◆ ◆ ◆ ◆

【2本目】魚礁〜1番
En:11:18 Ex:12:06 透明度:8〜12m 水温:20度

1本目の最後ではぐれてしまったことから、2本目も1本目と同じルートを通って復習をすることにしました。
今度は出来れば最後はオクリダシで遊びたいなっと。
セッティングをしにエントリー口へ向かうと、ゲゲゲゲゲッ!すっごい人。
セッティングをする場所が足の踏み場もないほどです。
エントリー口も渋滞している。
遅出のショップの1本目とちょうど重なってしまったみたいです。

とりあえず、狭いところでセッティングし、この日は波もないので、横からエントリー。
先程と同じコースをたどります。
それにしても、先程とは打って変わってすごい人。
水中でも多くのグループとすれ違います。
水も濁ってきたし、やっぱダイビングは朝一に限るね!

◆ ◆ ◆ ◆

今度は砂地に降りたところで、シビレエイを発見。
ひとしきり、夫に撮影してもらい、またしても魚礁へ。
先程のムレハタちゃんに挨拶をして、1番の方へ。
マツカサウオがいるとの情報をキャッチして、それとなく探したら居ました居ました(^^)
ここは、ガイドさんよろしく、揺れる海藻を邪魔にならないよう指示棒で押さえて、フォーカスしやすいようにお魚をライトで照らしてあげます。

デジカメなので、写った写真を二人で確認し、OKサインをもらって次へ。
先程は撮れなかったベンケイハゼダイダイヨウジを照らしてあげて、こちらも写真をGET(^^)
次は、謎のレッドスクワットドブスター(笑)を撮ってもらおうと思ったのですが、途中のトサカでムギワラエビを見つけたので、これを撮ってもらいました。
ここで、DECOが厳しくなってきたので、謎のレッドスクワッドロブスターはあきらめて、帰路へ。

◆ ◆ ◆ ◆

浮上途中の岩の割れ目では可愛らしいミノカサゴygを見つけたので、これも写真に撮ってもらいました。
ここまでは、ほとんど間髪入れずに獲物を発見し、写真撮影のサポートも完璧で、名ガイドと呼んでくれ状態でした。
水深を上げて、タカノハダイホンソメワケベラクリーニングされているのを観察。
一番を越えて無事、オクリダシに戻ってきました。
オクリダシでは、ネズッポの仲間を探したのですが、発見できず。
イロイザリの子供とか居ないかなと思ったけど、これもダメ。
ヘビギンポ婚姻色を見つけただけでした。

ほぼ予定通りに回れたので気をよくしてエグジット。
特に前半は素晴らしかったと言えるでしょう(^^)

◆ ◆ ◆ ◆

陸ではそれなりにゆっくり片づけをしていましたが、ここで、どら☆ちゃん発見。
2年前のシパダン・カパライ以来の邂逅を果たしたのでした。
何と、昨年の11月以来のIOPでしたが、楽しかったです。
また近いうちに行きたいな!