みなみ歯科医院
 
 

インプラント治療

 
ムシ歯や歯周病で不幸にも歯が失われると、従来は取り外し式の入れ歯(図1)や固定式のブリッジ(図2)で補うのが一般的でした。しかし、入れ歯は歯ぐきが痛い、強く咬めない、違和感がある、取り外しが面倒などの弊害が多く、ブリッジはとなりの健全な歯を削らなければならない、残った歯にかかる力が強くなったり清掃性が悪くなり歯がダメになりやすいなどの欠点がありました。人間の歯は1回しか生え変わらないので、そのような弱点があるのを知りながらも昔から歯科医は、ある意味でやむを得ず入れ歯やブリッジを入れてきました。

 1952年、 スウェーデンのブローネマルクはチタンが骨と直接結合すること(オッセオインテグレーション)を発見し、1960年代から人間に本格的なインプラント治療(図3)が行われ始めました。それ以来、インプラントの材質や表面性状、形態や構造、術式に関して数々の実験、研究が行なわれ、近年では機能や耐久性、審美性が格段に向上し、よく噛めて満足のいく予知性の高い治療法として一般に広く認知されています。

 
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 昔から我々歯科医が夢見て来た理想の治療法、それがインプラントであり、今や条件が極端に悪い場合を除けば、だれにでも入れられるようになってきたのです。欠損補綴の第一選択としてインプラントを選ぶことも多くなり、本当にすばらしい時代になりました。


 右のレントゲン写真は、右上の第一小臼歯が先天性欠如のため5年前に当院で埋入したインプラントですが、犬歯と第二小臼歯の根の先端が近いため、入れるのに非常に苦労した症例です。

 健康な両どなりの歯を削ることがなかったため、患者さんにも大変満足していただき、現在も良好に機能しています。


インプラントはどのくらいもつものなのか

インプラントはだれにでも入れられるのか

インプラントはなぜ値段が高いのか

インプラントは何ヶ月くらいで入るのか

インプラントの構造

インプラント治療の流れ

インプラントのメインテナンス

 
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