2.インタネットの利用

 インタネットに接続されているパソコンの台数は全世界で6千万台以上といわれており、インタネットから発信されている情報は膨大である。
 これからの情報化の時代を乗り切るにはインタネットの情報を利用することは不可欠であろう。
 知りたい情報は、すべてインタネットにあると言っても過言ではなない。
 ニュース、天気予報、観光案内、航空券の予約、絵画、業界情報、アダルトなど、ありとあらゆる情報が氾濫している。
 これらの情報を参照するには、パソコン側にインタネットに接続するための機器を導入したり、ホームページを参照するためのソフトウェア(Webブラウザ)をインストール(導入)することが必要になる。
 さらに、世界中にくもの巣のように張りめぐらされているインタネット網に接続するために中継点となるサーバ機能を備えているプロバイダと契約しなければならない。

 インタネット上の大半の情報は、無料で参照できるが、NTTなどへの回線の使用料とプロバイダへの使用料を毎月、支払うことになる。 従って、アクセスコストを節約するには、インタネットへの接続に、どのような回線を使用するか、プロバイダは、どこにするかを決める必要がある。
 参照する情報が文字(テキスト)だけの時代から、画像や動画像、音楽などが含まれるようになってくると、できるだけ回線速度が速く(短時間で情報が見れる)、毎月の使用量が安い組み合わせを選択することが必要であるが、インタネットへの接続環境は、目まぐるしく変化しており、どのような選択をすべきか悩むことになる。

2.1 電話回線(モデム)を利用したアクセス 
 ISDNがNTTより、提供されるまでは、インタネットに接続するには、電話回線を利用する方法しかなかった。
 電話回線を利用したインタネットへのアクセスは、電話回線の家庭への受け口(モジュラージャック)にモデム(電話のアナログ情報をパソコンで扱えるディジタル情報に変換する装置)を設置し、パソコンと接続することで、インタネットへアクセスできるようになる。なお、大半のノートパソコンには、最初からモデムを内蔵しているので、この場合は、モジュラージャックから、パソコンのモデムに電話線を接続するだけでインタネットへのアクセス環境は整うことになる。
 モデムが内蔵されていないディスクトップ・パソコンなどでは、モデムを各自で購入することになるが、外付け型のモデムや、パソコンのISAやPCIポートを使用するモデムアダプタカードなどがある。どのようなモデムを購入すべきか、自分で判断できない場合は、パソコンショップの店員さんに相談するとか、友達に尋ねてください。

 電話回線を利用して、インタネットにアクセスする場合、インタネットにアクセスしている時間分の電話料金がかかることを頭に入れておく必要がある。この電話料金は、プロバイダが提供しているアクセスポイントまでの電話料金であり、プロバイダから先のインタネット網へのアクセスは無料である。
 従って、数あるプロバイダの中から、下記のようなことを考慮して、最適なところを選ぶことがコスト節約に重要になる。 

 (1)アクセスポイントが同一市内にあるか?
 アクセスポイントまでの電話料金はかかるが、その先の電話料金は世界中、どこにアクセスしても無料である。
 従って、電話代を安くするには、アクセスポイントが近くにあることが必須。 プロバイダ毎に、どこにアクセスポイントを設置しているか、一覧表が用意されているので、同一市内にアクセスポイントを設置しているプロバイダを選択する。
 既にインタネットを楽しんでいる友人に聞いてみることが早道である。

 (2)毎月、インタネットをどの位の時間、利用するか?
 プロバイダの料金は、入会金(無料の場合もある)、基本料金(1ケ月使い放題の固定料金、15時間まで、7時間までなどで金額が違ってくる)、基本料金分の時間を超過したときの1分当たりの追加料金などの選択肢があり、自分に適したプロバイダを選ぶことが必要。
 料金徴収にダイヤルQ2のシステムを使うことで、契約なしで利用できる「InterQ」のようなプロバイダもある。
 ダイヤルQ2の場合、入会金や基本料金がなく、使用料はNTTの電話料金と一緒に払えるので簡単に利用できるが1分当たりの利用料金が20円程度(電話料金は別)と高い。
 長時間アクセスする場合は、結果的に高くつく。
 どのプロバイダにするかは、友人でインタネットを利用している人の意見を参考にするとか、インタネット関係の雑誌を参考にするといい。

2.2 ISDNで快適なアクセス
 ホームページを参照していると、画像の多いホームページはページが開くまでの時間が長く感じませんか?モデムを使用してインタネットにアクセスする場合、アナログデータでのやりとりになるため、モデムの性能と回線品質により、伝送スピードが決まります。 モデムの性能向上により、現在は、56Kbpsでアクセスができる時代になっだが、これもプロバイダ側の当該モデムをサポートしていない場合は利用できない。
 インタネットアクセスを快適にやりたい場合は、ISDNの導入を考えたい。
 ISDNの導入についての詳細は、それらの情報を発信しているホームページを参照するとか、参考書を読んで欲しい。
 ISDNでは、NTTに支払う毎月の基本料が1000円程度アップするが、
  (1)インタネットへのアクセスが64Kbpsと高速になる
  (2)デジタル回線を使用するためプロバイダとの接続が瞬時に行われるようになる
  (3)電話とパソコンを同時に使用できる
などのメリットがある。通話料は、ISDNを導入しても同じなので、高速にアクセスできる分、多くの情報を参照できるようになる。
 ISDNを導入するときの初期費用は、使用する回線がアナログ回線からデジタル回線に変わることから、現在使用中の電話機やFAXなどを、そのまま使用できるようにしたり、モデムの替わりにパソコンに接続するための装置が必要になり、この購入費用が必要。また、NTTの局側の工事費用等で約3000円の費用がかかります。
 屋内の工事については、既にモジュラージャックの電話を使用している場合は、回線設備はそのまま使用できます。この既設のモジュラージャックにISDN用の装置を接続することになるが、この接続工事は工事料を払ってNTTに依頼してもいいし、自分で装置を購入して工事してもいい。
 装置の選択肢として、DSU内蔵のTAを選ぶか、DSU内蔵のルータを選ぶか検討が必要。
 (TAの場合、ISDNを利用できるパソコンは1台に制限されるが、ルータでは、複数のパソコンから同時にインタネットを利用できる)
 数年前までは、ルータは高価で手がでなかったが、現在は実売2万円弱で購入できるようになったので、パソコンを2台以上を持っている人はルータの購入を薦めたい。
 数年前まではDSU+TAで6万円以上していたが、現在は実売2万円以下になっており、ISDNを安く導入したい場合は、TAを選択してもいいが、TAの場合は、パソコン毎に1台のTAが必要になるので、将来、パソコンを追加購入し、家庭内LANを構築したいといった場合は、結局、高価になってしまう。
 ISDNを導入で問題になるのが、複数台の電話機やFAXを利用している場合である。
 この場合、モジュラージャックを複数箇所に配置していると思うが、ISDNを導入すると、このモジュラージャックには、直接、電話機やFAXを接続することはできなくなる。
(直接接続できるデジタル電話機を別途、購入すれば可能であるが....)
 複数台の電話機や、FAXをこれまで通り使用するには、TAまたはルータでサポートしているアナログポートに配線を接続替えする工事が必要。この場合、当然のことながら、電話機やFAXの台数分のアナログポートをサポートしているTAやルータを購入しておく必要がある。
 次の問題として、TAやルータは、停電では使用できなくなるため、それに接続される電話機やFAXも使用できなくなります。
 地震や台風などの災害に備えて、携帯電話や、PHSがあると安心である。

[フレッツISDNについて]
 フレッツISDNは、NTTが提供している24時間無制限の利用ができるISDN環境である。
 毎月、長時間のインタネットを利用する場合は、フレッツISDNの利用を考えたい。
 フレッツISDNの毎月の利用料金は、3,500円であるが、この他にプロバイダへの24時間無制限の固定料金の費用(プロバイダによって異なる)が加算される。(Hi−Hoの場合、1800円)
 家族数人で、複数台のパソコンから同時にインタネットを利用するような使い方では、フレッツISDNを利用し、ルータで複数台のパソコンを接続する方法が、トータルコストの削減になる。

[参考]
 我が家のISDN導入記録

2.3 ADSLで快適なアクセス
 アナログの電話回線でのインタネット接続は、56Kbpsが限界と思われていたが、最近、ADSLという新たな方式の登場で、ISDNの通信速度をはるかに上回るインタネット接続が可能になった。
 ADSLは、常時接続で、最大1.5MbpsというISDNの64Kbpsの20倍以上の性能を持ちながら、プロバイダ間の価格低下競争もあり、月額3000円程度(Yahoo!が月額2280円という低価格でADSL接続に参入)で利用できるようになっている。
 最近までは、ADSLの回線業者も少なく、サービス地域も、ごく一部の都市とかに制限されていたが、NTTがフレッツADSLと呼ぶサービスを立ち上げ、地域格差はなくなってきている。
 ADSLは、これまで電話で使用している電話回線を、そのまま使用し、電話の音声で使用する周波数よりはるかに高い周波数で情報(データ)を混在させる方式であり、ADSLを利用するには、ADSL用の設備を導入する必要がある。
 既にISDNでインタネットにアクセスできる環境がある場合は、ISDNを解約し、ISDNのために導入したDSU+TA、ルータなどは、使えなくなるので、それなりの覚悟?が必要。
 ADSL用の設備としては、スプリッタ(電話の音声と情報(データ)を別ける)、ADSLモデム、ルータなどがあるが、これらの設備は、プロバイダからレンタルされたり、各自が購入する方法などがある。
 これらの設備の導入費用や、NTT工事費、初期登録料などで、最初に2万円〜3万円程度の出費を覚悟する必要があるが、毎月の使用料がISDNに比較して半額以下になることから、長い目でみてADSLへの切替は検討の価値があると思う。
 現在、我が家では、ADSLへの切替を検討しており、導入記録は、後日、報告したい。
 (2001年8月30日にADSLに切替えを実施した。そのときの記録を「機能拡張編」の「ADSL導入の記録」で報告しています。)
 ADSLでの回線速度は、当初は、1.5Mbpsしかなかったが、その後、8Mbpsが提供され、最近では10Mbpsや12Mbpsの提供が始まっている。
 ADSLは、電話局から自宅までの電話回線の距離が遠くなるに従って、接続スピードが低下します。
 従って、1.5Mbpsで契約したのに、実測では400Kbps位しかでていないとか、8Mbpsで契約したのに、実測では1Mbpsしかでていないことがおきます。電話局からの距離が2Kmを超えると、スピードの低下が大きくなることから、ADSLの導入を検討する場合には、電話局からの距離を測定(電話局から自宅までの距離を測定し、教えてくれるホームページもあります)し、導入のメリットがあるのか検討して下さい。3Kmを超えると、実用上、問題があると云われています。但し、10Mbpsや12MbpsでのADSL接続は、制御方式の違いから距離の制限が7Km程度までは、使える可能性があるとのことで、これまで距離の制限でADSLが利用できなかった地域でも、導入できる可能性がでてきた。
 次のFTTH(光接続)が本格化するまでは、ADSLが事実上のインタネット接続環境になると思われる。

2.4 インタネットの活用--ホームページを持とう
 インタネットの情報を利用するだけでなく、自分から情報を発信し、趣味を生かしたり、ビジネスの道具にすることにチャレンジしよう。
 先ずは、自分のホームページを開設しよう。プロバイダによっては、ホームページを無料で開設してくれるサービスがある。
 ホームページを表示してみると、カラフルで写真や動画像などもある凝った作りのホームページもあれば、文字だけのシンプルなホームページもあり、千差万別である。
 ホームページの中身は、HTMLというホームページ作成用の言語で組み立てられたテキスト形式のファイルでできている。
 HTMLの勉強をしたいなら、HTML紹介のホームページを参照するのもいいし、本も読んで欲しい。
 このHTMLで作成されたテキストデータをWEBブラウザ(Internet ExplorerやNetscapeなど)が解読し、指示された通りに画面に表示する。
 従って、ホームページはHTMLの知識とテキストエディタがあれば作成することができるが、見栄えのするホームページを作るには、ホームページ作成ソフトが必要。
 ホームページ作成ソフトとしては、初心者には、IBMの「ホームページビルダ6.5 with Hotmedia」をお勧めしたい。高品質のホームページを作成するには、マイクロソフトの「FrontPage2002」、Adobe社の「Golive」、Macromedia社の「DreamWeaver」などが有名。
 ホームページのタイトルなどをグラフィカルにするには、グラフィックソフトも用意したい。
 自分で撮影した写真を取り入れるなら、デジタルカメラやスキャナーがあると便利。
 カメラで撮影したフィルムをカメラ店に持ち込みフォトCDにして貰い、パソコンに入力する方法もある。
 パソコンにビデオを取り込む機能があれば、ビデオカメラの画像を取り込んでもいい。
 写真に文字を加えたり、合成したり、修正したりするには「PhotoShop」「Photoimpact」などがあるといい。
 複数の写真やイラストを合成し、連続して表示することで、あたかも動画にみせるアニメーションGIFを利用しても面白い。
 アニメーションGIFは作成ソフトを利用して自作してもいいし、インタネットから入手して利用してもいい。
 最近は、アニメーションGIFよりも一歩進んだFlashの利用が進んでおり、多くのメーカのホームページで動きのあるページは、大抵はFlashで構成されている。
 Flashは、Dreamweaver社の「Flash 5.0やMX」を使って作成するのが一般的であるが、定価58000円と高価なソフトのため、個人で楽しむにはコスト的に無理があるかも。
 また、書店で売られているホームページ作成素材集やインタネットの素材を集めたホームページから好きな素材を取り出して利用してもいい。
 写真やアニメーションGIFを利用すると見栄えのいいホームページが作成できるが、ホームページのデータ量が多くなり、データ読み込みに時間がかかることになる。
 データ量を小さくする工夫や、画像を絞ることも必要。
 ホームページが作成できたら、プロバイダの自分のホームページアドレスにそのデータを書き込むことになる。
 その場合、ファイル転送ソフト(FTPソフト)が必要になる。IBMの「ホームページビルダ6.5 with Hotmedia」では機能の一部としてファイル転送機能をサポートしており、作成・更新したホームページの内容を簡単に転送することができる。
 専用のファイル転送ソフトとしては、お勧めはシェアウェアのFTP Explorer。FTP Explorerは「窓の杜」などのダウンロードサイトから入手できる。

2.5 インタネットでオンラインショッピング
 インタネットの利用の一つにオンラインショッピングがある。  例えば、パソコンの部品を買うのに近くにパソコンショップがない、あっても秋葉原価格より高いなどであきらめていないか?
 このような時、インタネット上のオンラインショッピングを利用すると、送料は余分にかかるが秋葉原価格で大抵のものは購入できる。
 インタネット上の通販としては、パソコン関連商品に限らず、生花、地方の特産品、銘酒、携帯電話、書籍など、ありとあらゆるものが販売されている。
 バーチャル百貨店、バーチャル商店街、バーチャルショップなど通販専門のホームページも続々開設されており、益々、普及すると思われる。
 どのホームページでどのような商品が販売されているかを知るには、インタネット関連の雑誌での紹介や、検索エンジンを使用してキーワード検索することで入手できる。
 一例として、最近、携帯電話が過当競争になっている。店頭販売では、DoCoMoの携帯電話は3万円を超えているが、インタネットで検索すると1万円程度で販売している。
 通販を利用するだけでなく、ビジネスとして参入することも考えられる。

2.6 インタネットで予約:ゴルフコース、ホテル、航空券など
 ゴルフ愛好家、あるいはこれからゴルフを始めようとしているなら、インタネットのゴルフ関連のホームページを活用しよう。全国のゴルフコースの紹介や、予約ができるホームページ(ザ・サイバーウィング・ゴルフ倶楽部など)がある。
 ホテルの予約や、JALやANAの航空券の予約などもインタネットから可能。
 勿論、予約状況も確認できる。

2.7 オンラインソフトの活用法:窓の杜、理研など
 オンラインソフトを活用することにより、パソコンの使い勝手の向上や機能向上などを図ることができる。
 オンラインソフトとは、ネット上で公開されているソフトウェアのことで、一般的に無料で使用できるフリーウェアと、使用に際して一定の使用料を支払わなければならないシェアウェアがある。
 いずれも著作権については放棄していないので、勝手に販売などはできないので注意が必要。
 これらのオンラインソフトは、ネット上に最新のものがアップされており、「窓の杜」などのダウンロードサイトから好きなソフトをダウンロードできる。
 また、パソコン雑誌の付録CD−ROMで配布されたり、フリーウェアパックとして市販されている。
 オンラインソフトのダウンロードサイトとしては、「窓の杜」がお薦め。
 毎日、更新されており、大抵のオンラインソフトを入手することができる。
 但し、オンラインソフトの中には、容量が数十メガバイトを超えるものもあるたあめ、ダウンロードにかかる時間を考慮しないと、後で請求される電話料金を見て驚くことになりかねない。
 オンラインソフトには、市販のソフトを超える高機能のものや、市販のソフトにない機能を持ったものが多くあるため、積極的に活用しパソコンをパワーアップしよう。
 お薦めのオンラインソフトとして次のようなものがある。

(1)Powertoys
 マイクロソフト純正のフリーウェアであり、画面の解像度などを一発で変更できるツールや素人にはいじると危険なレジストリを簡単に変更するツールなどが含まれている。

(2)秀丸エディタ
 市販のエディタを超える高機能のテキストエディタ

(3)秀CAPS
 キーボードのキー機能を変更できる。例えば、漢字モードにするときAlt+漢字(半角/全角)キーを同時に押すが、右側のAltキーにその機能を割り付け一発で漢字モードに切り替えることができるようになる。

(4)Zappy
 アプリケーションの実行が簡単にできるようになる。
 予め機能キー(Shift,Alt,Ctrl)の各々に実行したいアプリケーションと関連付けしておく。
 例えばShiftキーにはエクスプローラ。この場合、エクスプローラを実行するには、Shiftキーを押した状態でマウスをダブルクリックしただけでエクスプローラが起動できる。

(5)Lhaca
 オンラインソフトはダウンロード時間を短くするため、圧縮ファイルになっている。
 Lhacaはダウンロードした圧縮ファイルを解凍するツールである。
 同様なツールにWinzip(シェアウェア)があるが、Lhacaの方が一発解凍ができ、DLLも不要なので使い勝手がいい。

(6)Irfan−View
 画像を表示するためのソフト。スライドショウや画像を壁紙にすることもできる。
 海外で作成されたフリーソフトであるが、日本語版の提供も行われている。
 サポートしている画像形式も豊富である。頻繁にバージョンアップが行われており、アニメーションGIFなどの表示もできる。

(7)ArtClock
 時計を表示するソフトはフリーウェアでも多数あるが、このソフトは時計の背景に好きな画像を表示させることができる。
 また、任意の時間間隔で背景を変更することもできるので、例えば野鳥の写真や恋人の写真を背景としておけば楽しめる。

(8)DiskCal
 カレンダーの表示ソフト。カレンダーの大きさや休日の設定など自由に表示形式、内容をカスタマイズできる。

(9)付箋紙2000
 ディスクトップにメモを貼り付けることができる。
 付箋紙2000をスタートアップに登録しておけば、パソコンの立ち上げ時に、メモが表示される。

(10)紙2001
 エディタ機能付のメモ帳のようなもので、ホームページの内容など、参照のために残しておきたい情報をカット&ペーストで取り込める。
 最初の行が、自動的にファイル名になり、内容は自動的に保存される。一度、この使い勝手に慣れたら、離せなくなる。
 箱という概念で、情報を分類できることから、参照も容易に行える。

2.8 強力サーチエンジン:INFOWEB,GOO,HOLEINONE,YAHOO,ALTAVISTA,ETC の使い方
 インタネットは情報の宝庫である。しかし、なにがどこにあるか最初は皆目見当がつかない。
 しかし、目的さえはっきりしていれば探す手だてはある。
 インタネットで情報を探したいとき力強い見方が、検索サービスを提供するサイトである。
 ホームページの検索にはキーワードから検索する「検索エンジン」とデータベースのカテゴリから項目を辿っていくことにより目的のホームページにたどりつくディレクトリサービスがある。
 主要な検索エンジンはキーワードとディレクトリ検索を併用していることが多く、組み合わせて使うことができる。
 検索エンジンでは複数のキーワードを組み合わせて指定し、情報を絞り込むことができるので、初めての人にも手軽に利用できる。
 検索サービスにも色々なサイトがあるので、いくつかを試して自分に合ったエンジンを選ぶのがよい。
 検索エンジンとして、「Google」「YAHOO!」(ヤフー)、インフォシークガイド、Excite、goo、Licos、ホールインワンなどが有名。色々な検索エンジンへのリンクを集めたサイトもあるので、色んな検索エンジンを試してみるといい。このページの最後にサーチエンジンの一覧表を記載しています。
 各検索エンジンで対象としているホームページの数や検索キーが異なる場合があるので、いくつか試している内に目的とする情報に辿り着けることがある。

2.9 インタネット電話で安く、世界の人と友達になろう
 インタネットの利用は、最初はテキスト形式のメール交換から始まり、次にホームページなど情報発信の場として発展してきた。最近、このインタネットで電話をかけられるようになった。
 インタネットは、プロバイダのアクセスポイントまでの電話料金で世界中のどこへでも接続できることから、例えば3分間10円で世界の誰とでも会話できるようになる。(プロバイダの課金は別)インタネットで電話するには、インタネットに接続できるパソコンにINTELのインタネットフォン、マイクロソフトのネットミ−ティング、ネットスケープナビゲータのCOOLTALKなどをインストールするだけでいい。
 いずれもフリーウェアであり、インタネット上からダウンロードできる。
 電話であるから、当然のことながら、マイクとスピーカは必須である。
 マイク付きのヘッドフォンも市販されている。欠点として、電話をする時、電話相手のパソコンがインタネットに接続されている必要があるため、電話をかける時刻をあらかじめ相手に知らせておく必要がある。
 しかし、これも電話と電話をインタネットで直接結んで、電話料を安くするサービスを提供するプロバイダが現れている。
 なお、インタネットを使用するため、電話の音質については会話が可能なレベルと認識した方がいい。

2.10 出張時の行き先の場所確認に「マピヨン」を活用
 東京都内への出張などで、ある程度の場所は分かっているが道筋やビルの場所などが正確には分からないことがある。
 このような時、インタネット上の「マピヨン」のホームページが便利。この他にも、地図を表示してくれるサイトが多数あります。
 目的地を検索し、表示された地図を印刷しておけば、迷うことなく目的地にたどり着ける。
 近くのレストランなども確認しておこう。

2.11 懸賞に応募
 商品の拡販や、自社のホームページへのアクセス数の拡大、商品のアンケートなどの目的で、懸賞を提供しているホームページがあります。
 昔は、懸賞に応募するといったら、ハガキでの応募が一般的でした。ハガキだと、懸賞応募の度にハガキ代がかかる。
 インターネットの場合は、プロバイダーへの使用料と回線使用料だけで、応募できるため、ハガキに比較するとコストパフォーマンスは圧倒的に高い。
 特に、ADSL等の常時接続環境がある場合は、プロバイダーへの月額料金だけで、いくらでも応募することができる。
 つい最近、テレビで放映していましたが、世の中では、夫婦で1日10時間以上、パソコンから懸賞に応募して、その賞品で生活している人達がいる位です。
 インタネットを利用して、簡単に懸賞応募できるように、懸賞応募のためのホームページが色々あるので、それらを利用すると、短時間でいくつもの懸賞に応募することができる。
  簡単懸賞応募MyID(http://www.myid.ne.jp/)やHot−Prize(http://www.hot-prize.com/)など、前述のGoogleなどの検索で、例えば「懸賞 応募」でキーワード検索すると山ほど、懸賞応募サイトが表示されます。これらの懸賞応募サイトの特徴は、それらのサイトで、ログインIDとパスワードを登録し、登録時に予め、懸賞応募に必要と思われる、氏名、住所、年齢、性別などを一回入力しておけば、以後の懸賞応募は、ログインするだけで、懸賞応募に必要な情報は自動入力してくれるので、短時間で、いくつもの懸賞に応募することができる。
 但し、インタネットから応募する場合、メールアドレスの入力を求められるため、懸賞に応募すると、商品紹介などのメールが届くことになるので、それなりの覚悟?は必要。
 また、懸賞応募を簡単にするツールとして、aiBAR2000というフリーソフトの活用するとよい。aiBAR2000(アイバー2000)は、懸賞などの応募フォームへ名前や住所などをNo Clickで自動的に入力する機能があります。これを利用すると、1回1回入力するわずらわしさから解放されます。あいBAR2000は、http://www.mars.sphere.ne.jp/aibar/support/よりダウンロードすることができます。


Google
検索のヒット数が高い順番に検索結果を表示してくれるため、最近、人気急上昇。
日本版ヤフー
ソフトバンクとのジョイントによる米国ヤフーの日本版。
ホールインワン
カテゴリー別にたどっていくこともできるし、個人のホームページも検索できる。
Excite
与えられたキーワードの類似のホームページも検索対象として表示してくれる。
Lycos
米国Lycosの日本版。キーワード検索。
Netscape Netcenter
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NTTディレクトリー
ビジネスマンにはなんとなく親しみやすい。
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日経企業案内
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日本の検索エンジンも大学から始まった。これは豊橋技科大学のエンジン。
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ティターン
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