〜緑の魔境ギアナ高地　エンジェルフォールと黄金卿コロンビアを巡る１０日間
（阪急交通社　地球漫遊　添乗員　石山和美さん）に参加して〜

２００８年９月２日〜１１日

PART　１アメリカ（ロサンジェルス、マイアミ）はこちら

PART　２ベネズエラ（ギアナ高地、エンジェルフォール）はこちら

　９月３日
　南アメリカへの乗り継ぎの時間を利用してのアメリカ滞在を終えてマイアミ国際空港からアビアンカ航空ＡＶ−0035便にてコロンビアのカルタヘーナへと向かう。
　マイアミ空港を離陸して眼下にカリブ海の島々をみながらカリブ海を縦断して高度が下がり南アメリカ大陸の北端の美しい海岸線が見えるとカルタヘーナはすぐ。
　コロンビアの入国審査はたいしたこともなく無事に入国。
小型のバスでＡＬＭＩＲＡＮＴＥ　ＨＯＴＥＬへと到着。
ロビーでウエルカムドリンクと南国の果物の出迎えを受ける。
　部屋に入りベッドに身体を横たえる。何時間ぶりだろう？？
窓から目の前に広がるカリブ海が眺められ綺麗な夕日が見れた。
　今日の夕食は旧市街のベイエリアの城塞の中のレストランでシーフード。
ちょっと風が強かったけれど気持ちよく食事出来た。

　９月４日
　朝の出発が９時と時間があったので朝食後海岸とホテルの近くを歩いてみた。
白い砂浜と青い海・・・カリブ海といっても他の海岸と変わらない風景だけど、まさに南国のリゾート。
人々は陽気でのんびりとした雰囲気。スペインに統治されていたのでどことなくスペイン風。
　９時にバスに乗りボカグランデ地区を車窓より見物しながら、旧市街地の入り口の一つのサンペデロ寺院の手前で下車。
ここからは徒歩で旧市街を見て回る。
　サンペデロ寺院、時計台、ボリーバル広場、黄金博物館、そして土着の旧住民（異教徒）を追放するための宗教裁判が行われた裁判所跡をていねいに見学。
　昼食は旧市街の中にあるアルゼンチン料理のレストランで魚料理（ビーフ、チキンも選択できた）。
昼食後バスに戻ってフェリペ要塞を見学。急坂を登って市街地を見下ろして、迷路のように地下に張り巡らされた通路（トンネル）へ入ってみる。幅も狭く高さも低い通路、今では所々に灯りがついているが、当時は殆んど真っ暗だったであろうトンネルをガイドさんに付いて見張り所に出る。
　難攻不落の砦を見てからは旧市街の壁を出て、この街で最も高台のポパ修道院へ向かう。
ポパ修道院の前からもまた違う景色を見て、修道院では毎年作られる、お祭りの際の御神輿のマリア様の衣装等を見てここカルタヘナでの観光を終えてホテルに戻り、近くのスーパーで買い物をしてから海岸線の砂浜をジョギング。
ここの砂浜は硬く締まっていて走りやすい。
その後、旧市街の中にあるコロンビア料理のレストランでビーフストガロフがメインのディナー。
お店も料理も申し分なし。
　２１時すぎにホテルに戻ってGOOD　NIGHT

　９月９日
　赤道直下のボコタだが、標高２６００ｍとあってけっこう涼しい。９時にホテルを出てバスはボコタの市街地を走りぬけて、ボコタの北方５０キロにあるシパキラの岩塩教会へ。
　途中のカヒカという街に立ち寄った。日本人は珍しいらしく、写真を撮られてしまった。
　シパキラでは古くから岩塩の採掘が行われていて、その古い坑道に「イエスの道行き」の第１ステーションから第１４ステーションまでの祭壇が作られていて、最奥の第１４ステーションは４０００人収容の広い教会（岩塩教会）が作られている。
地表から１４０メートルもあるとは思えない厳粛な空間が広がっている。
この教会は大理石製の床以外は、壁も祭壇も、十字架も文字通りすべてが岩塩で出来ている。
指先をこすりつけて舐めるとたしかに塩辛い。
　１時間ほどかけて岩塩教会の見学をして、すぐ近くにある以前には岩塩の精製工場だったレストランで名物料理のアヒアコの昼食。
アヒアコは南アメリカの煮込みのスープだが、ここのアヒアコは黄色いスープの中にポテト、とうもろこし、鶏肉等が入っていて、熱々のスープの中にアボカドとライスを入れて好みでピリッとしたチリソースとココナツミルクを入れて食べる。
けっこうおいしかった。デザートは焼いたチーズに蜂蜜をかけたものが出てきた。
驚きの取り合わせだが、どちらも初体験のおいしさ。
　昼食後はシパキラの中心の広場を見て、ボコタの市内に戻り最初はモンセラーテの丘へロープウェイで登り、ボコタの市街を一望にしてから旧市街を通ってボリーバル広場へ。
ボリーバル広場は大統領官邸や国会議事堂、裁判所などが囲む石畳の広場で、ビデオ撮りが行われていて大勢の人で賑わっていた。たくさんのハトもいた。
この広場に面した大聖堂へは入場して見学。
　その後カノーギャラリーと国立博物館の見学をしてレストランに向かいこの旅行での最後の食事を楽しんだ。
メニューはトルティーヤ、大きなますのステーキ、プリンのデザート。
ゆっくりとおいしい食事を摂り満足。
この地方の食習慣なのだろうけど、野菜を使ったメニューが極端に少なかったのが印象に残ったが概して食事はおいしかった。
食事を終えてラッシュで混雑する道を空港に向かいこの旅行での日程を無事に終了して、機上の人となる。

　９月１０日―１１日
　朝の５時３０分にニューヨークにてアメリカン航空１６７便に乗り換えて１１日の１４時４５分ほぼ定刻に成田空港に到着して１０日間のこの旅行を終えた。
　何といっても素晴らしいエンジェルフォールズが２日間とも眺められたのが強く印象に残った旅行だった。
もう一度訪れたい気もするが、あれ以上の景観には出会えないだろうと思うとちょっと躊躇してしまう。それほど素晴らしい旅行だった。
　好天気とこのツアーに同行の１８人、添乗員の石山さんに感謝。





 

緑の魔境ギアナ高地、エンジェルフォールと黄金郷コロンビア


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